ソーラー防犯カメラの導入ならモニター付きレコーダーでワイヤレス管理がおすすめ!
近年はソーラー式の防犯カメラを導入する企業も増えてきました。また、ソーラーカメラを設置希望する業界は、「できるだけワイヤレスで導入したい」という考えもあります。
そこで、今回はソーラー防犯カメラの概要と、近年注目されている最新の「WiFiレコーダー一体型モニター」をご紹介します。
ソーラー防犯カメラの仕組み。近年人気の理由
ソーラー防犯カメラは、太陽光パネルで自家発電し、電気を外部バッテリーを経由して本体に供給する仕組みとなります。一昔前までは、数日間曇りの日が続いただけで充電が切れてしまい、業務用には適さないと言われた時期もありましたが、昨今の最新カメラは従来とは一線を画します。
最新のソーラーカメラは大型サイズの太陽光パネルが登場し、さらに発電効率も各段に上がっています。バッテリーも大容量が続々と登場していますし、ソーラーカメラ本体のエコモードも性能が良くなっているので、曇りや雨降りの日でも80日以上待機できる機種も出回っています。
ソーラー防犯カメラは夜間赤外線性能を重要視する
ソーラー防犯カメラもここ数年で多くのメーカーから発売されるようになりました。ソーラーカメラの種類を決める際は、太陽光パネルのサイズやバッテリー容量、防水性能などが一般的な基準となりますが、忘れてはいけないのが「夜間赤外線性能」です。
防犯カメラの夜間撮影機能は、「赤外線暗視型」と「微光監視型」の2つの種類がありますが、ソーラーカメラで必要となる技術は前者の赤外線です。微光監視型は光源を必要とするため、ソーラーカメラの需要が生まれる自然エリアのような人工の光がない場所では夜間に使うことができません。
近距離の設置はモニター付き一体型Wi-Fiレコーダーがおすすめ
ソーラーカメラはWiFiが届かない遠隔地に設置するケースが多いですが、一方で建築現場や工場敷地内、資材置き場、公園事務所傍、観光案内所といった場所では、事務所からそう遠くない場所にカメラを設置できるため、WiFiでネットワークに繋ぐことができます。
しかし、このような設置環境の場合、大抵は防犯カメラの映像を管理する事務所面積は小さく、大きなモニターや場所をとるレコーダー、ルーターなどは置くスペースに困ってしまうのが現状の課題です。
そこでおすすめしたいのが、「モニター付き一体型WiFiレコーダー」です。
モニター付き一体型Wi-Fiレコーダーのメリット
「モニター付き一体型WiFiレコーダー」は2020年以降に登場した企業向けの最新モニターとなります。ノートパソコンと同程度のモニターサイズですが、レコーダーとWiFiが一体型となっているのが特徴です。基本仕様は壁掛けとなるので、設置スペースをとらないのが大きなメリットです。
ごついレコーダーも必要ないですし、WiFiルーターの役割もあるため、モニターを事務所に設置するだけでWiFi使用が可能。あとは防犯カメラ本体を希望の場所に置けばインターネットに繫げることができます。
ソーラーカメラとも親和性が高く、電源を太陽光パネルで供給すれば、完全ワイヤレスが実現し、工事の必要がなくなります。ただし、ソーラーカメラがWiFiに対応していなければ使えないことは注意してください。
モニター付き一体型Wi-Fiレコーダーのデメリット
一方でモニター付き一体型Wi-Fiレコーダーのデメリットは、2in1のデメリットとも言うことができます。例えばモニターが故障してしまった場合は、販売店に修理に出す必要が出てくるかもしれませんが、その場合はWiFiも失うことになるので、代替え機を調達できなかった場合、修理期間中映像の管理をすることができせん。
また、現在販売している最新のモニター付き一体型Wi-Fiレコーダーでも、モニターのサイズはパソコンサイズとなるので、大きな画面で管理したい場合は不向きと言えるかもしれません。
遠隔地の設置はWiFiよりSIMカード搭載型ソーラー防犯カメラがおすすめ
上記で紹介したモニター付き一体型Wi-Fiレコーダーは、WiFi環境があればソーラーカメラの導入を検討している企業には申し分ない周辺機器となります。
しかし、遠隔地の設置の場合は、無理にWiFiを運用するよりは素直にSIM機能を使うのがいいでしょう。SIM機能搭載型の防犯カメラは個人向けの小型カメラには多いですが、企業向けカメラはそれほど種類がありません。
ただし、元々遠隔地の利用を想定して作られているソーラーカメラは、基本スペックでSIMカード搭載となるので、IPカメラであればどの機種もSIMを使うことができるでしょう。
ソーラー防犯カメラでSIMカードを利用する上での注意点
SIMカードはご存知の通りスマホで利用する3G/4G/LTEを使用します。パケット通信というデジタル暗号に変換して送受信を行うのが特徴で、各通信キャリアの電波を使用するため、docomoやKDDIに月額基本料金を支払う必要があります。
また、プランの上限を超えてしまうと、途端に通信速度が遅くなるので、1ヵ月に使うパケット通信を専門家と一緒に考えて予算を組み立てていくことになります。
他の注意点としては、SDカードに映像を保存する場合、SIMカードとSDカードの重要な精密機器をカメラ本体に装着することになります。そのため、防水や防塵・耐衝撃性能は非常に大切となるほか、不審人物に壊されないように設置位置にも注意を払わなければなりません。
ソーラーカメラのモニター付き一体型Wi-Fiレコーダーの取り付けの注意点
上記ではソーラーカメラの運用と、最新モニターである「モニター付き一体型Wi-Fiレコーダー」の導入に関してご説明しました。モニター付き一体型Wi-Fiレコーダーは、自分でも取り付けることができますが、WiFiを使用する場合は不具合も発生しがちです。
企業担当者の多くは「できるだけワイヤレスにしてくれ」と言いますが、実は不具合が発生しづらい、あるいは不具合が発生してから迅速な復旧ができるのは有線の方となります。
本体やレコーダー、ルーター、モニター、電源などあらゆる精密機器を無線化してしまうと、1つの電子機器に問題が発生した場合は、原因の特定が難しくなります。
絶対に自分で設置してはいけない。販売店に相談しよう
そのため、基本原則としてソーラーカメラとモニター付き一体型Wi-Fiレコーダーは購入した販売店に設置してもらうことを忘れないでください。
また、防犯カメラは導入して終わりではありません。ソーラーカメラは精密機器にも関わらず、24時間365日野ざらしで屋外設置します。WiFiも1年中作動させることになるので、定期的に保守メンテナンスを疎かにしてはいけません。
「防犯カメラナビ」はあらゆる業界向けの防犯カメラを販売
当サイト「防犯カメラナビ」では、あらゆる業界・業種の企業に対して最適な防犯カメラを提案・販売しています。今回ご紹介したように、近年はソーラーカメラの需要も顕著に伸びていて、建設・工事・資材置場などで使用例があります。
防犯カメラナビでは、過酷な環境下でも耐えられるソーラーカメラの最新機種を取り扱っております。発電量80W、バッテリー容量30AH、悪天候の日における運用日数80日間という高性能の機種も用意があります。
また、定期メンテナンスプランも実施しているため、導入後の保守点検もお任せいただくことが可能です。
まとめ:モニター付き一体型Wi-Fiレコーダーの購入は慎重に。まずは相談を
今回はソーラーカメラと使用例と最新周辺機器であるモニター付き一体型Wi-Fiレコーダーを紹介しました。モニター付き一体型Wi-Fiレコーダーは、WiFi使用の防犯カメラなら導入することができますので、ソーラーカメラの有無問わずおすすめすることができます。
上記で挙げた最新のソーラーカメラとモニター付き一体型Wi-Fiレコーダーは、当サイト防犯カメラナビでお求めいただけます。
これから防犯カメラの導入を検討している企業担当者は、是非一度お問い合わせください。