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防犯カメラナビTOP コラム 防犯カメラのアプリの危険性。企業が運用で注意するポイント
防犯カメラの基本仕様

防犯カメラのアプリの危険性。企業が運用で注意するポイント

防犯カメラを設置するにあたり、不安に思うのが「アプリ」の危険性です。個人・企業ともに防犯カメラを設置する際にハッキングのリスクは気にしなければならないのでしょうか。

ここでは個人・企業が防犯カメラを運用する際に注意するポイントや危険を回避する方法を解説します。

中国製の防犯カメラ(ネットワークカメラ)は危険?真実を解説

中国製の防犯カメラ(ネットワークカメラ)は危険?真実を解説

防犯カメラを導入するに当たり、よく聞くのが「中国製の防犯カメラは危険なの?」というものです。これは中国政府と製造企業が国家ぐるみで電子機器にバックドアを付けてハッキング・不正アクセスしやすいようにして出荷している懸念があるためです。

ただし、防犯カメラにおいてはいまのところ中国政府が関与した事例はありません。不正アクセスをする定番の方法は防犯カメラにSIMカードを取り付ける方法ですが、目に見えないほどのSIMカードはありませんので、基本的に日本でチェックすればすぐに分かります。

また、防犯カメラ市場は現状中国が独占しています。世界の市場シェア1位と2位が中国メーカーとなり、この2強で40%以上の市場を占めています。

日本製の防犯カメラは安全?中国製との比較

では、中国製ではなく日本製の防犯カメラであれば安全なのでしょうか。日本は防犯カメラの開発においては後発となり、大手電子機器や防犯機器メーカーであっても自社開発せずにODM生産しているケースがほとんどです。

また、自社で製造していても、製造元の多くは中国工場となるので、中国メーカーと比較して本当に安全とは言い切れません。

防犯カメラのアプリの危険性を解説。ハッキングはネット接続したとき

防犯カメラのアプリの危険性を解説。ハッキングはネット接続したとき

近年の最新防犯カメラでハッキングの可能性を考慮した場合、不正アクセスされるタイミングとしてはネット接続した場合となります。

具体的にはWiFi接続とSIMによる4G/LTE接続です。ただし、インターネットに接続しただけですぐさま情報漏洩するわけではなく、脆弱なパスワードを突破されて不正アクセスが行われます。

また、防犯カメラをスマホで運用する場合は、別途アプリのインストールが必要となり、そのアプリにウイルスが仕込まれている可能性も排除できません。また、スマホアプリは日常で使うため、パスワードは工場出荷時のものや簡単な数字に指定しがちです。

防犯カメラは危険性が少ないと言われる理由とは?

防犯カメラは危険性が少ないと言われる理由とは?

防犯カメラは危険性がそれほど多くないと言われています。防犯カメラはスマホのように個人の連絡先や銀行情報・決済情報・各種ログインパスワードなど重要情報は含まれていません。

WiFiはもちろんLTEを使った電波はパケット通信で暗号化されるので、そう容易くハッキングはできませんので、パスワードさえしっかりとしていれば、ネットを介しての不正アクセスの心配はそれほど必要ないと言えます。

防犯カメラが悪用された事例

防犯カメラが悪用された事例

防犯カメラが悪用された事例は個人宅に防犯カメラを設置する習慣があるアメリカでよく見かけます。また、日本でも過去にパナソニック製、ソニー製、アクシス製の防犯カメラがロシアによって不正アクセス被害を受けた事例があります。

悪用事例としては、防犯カメラの映像がネット上に漏れるというもので、金銭的な被害を受けたわけではありません。また、ハッキング・不正アクセスの経路はいずれも防犯カメラの映像にログインする際のIDとパスワードが工場出荷時やデフォルト、誕生日など簡単なものであったことが理由です。

バックドアからの侵入といった高度なハッキング技術を用いたプロのハッカーから狙われたわけではないということも併せて覚えておくといいでしょう。

防犯カメラのアプリの危険性を回避し安全に運用する方法

防犯カメラのアプリの危険性を回避し安全に運用する方法

防犯カメラや運用アプリの危険性を懸念するのであれば、「ネットワークカメラ」ではなく「アナログカメラ」を使用するのがおすすめとなります。アナログカメラはインターネットを使わずに有線の同軸ケーブルに接続してオフラインで利用します。

本体とレコーダーだけの閉鎖されたローカル環境で運用すれば外部からの不正アクセスはありません。

防犯カメラの映像はクラウドではなくオフラインに保存

防犯カメラの映像はクラウドではなくオフラインに保存

防犯カメラの映像はレコーダー以外にもSDカードやクラウドに保存もできるようになりました。昨今はインターネット上のストレージに映像を保管するクラウドが人気です。レコーダーを設置する必要はないですし、HDDやSDカードのように破損のリスクがないため、データが壊れてみれなかったり、レコーダーのように不具合を起こすこともありません。

一方でクラウドはしっかり管理していないと、誰でも閲覧できる状況にあるため、不正アクセスもしやすくなります。外部からの不正アクセスだけではなく、許可していない従業員などもパスワードを知っていれば閲覧できたりしますし、パスワードを記憶したスマホやパソコンを紛失してしまった場合も情報漏洩のリスクがあります。

クラウドを利用するときは、

  1. 映像を閲覧できる担当者を決める
  2. IDとパスワードは複雑にする
  3. 社内で共有しない

といったリスクヘッジを講じるようにしましょう。

https://bouhancamera-navi.com/camera-outside-cloud/

企業が防犯カメラを運用する際の危険性を低減するポイント

企業が防犯カメラを運用する際の危険性を低減するポイント

企業が防犯カメラを運用する際は、危機管理対策の部署や担当者を設置して、日ごろ防犯カメラの映像を確認できる担当者、及び防犯カメラを操作する担当者などをしっかりと決める必要があります。防犯カメラの映像を確認できる者以外は、例え重役や役員であっても閲覧許可を出してはいけません。

また、防犯カメラの運用にあたってのルールは規約としてしっかりと書面に残しておくことも大切です。

ちなみにパスワードとIDを考える場合は、当然覚えやすいものではいけません。最低8~12桁以上で数字と記号、アルファベットを混ぜることで、ハッカーに狙われても回避できる可能性が高まります。

ハッカーはパスワードクラックと呼ばれる総当たり攻撃で突破を試みますが、数字だけであれば例え8桁の数字であっても早くて数時間、遅くても1日あればパスワードにたどり着いてしまいます。

そのため、上記の記号などを混ぜるだけではなく、複数回パスワードの入力を間違えたら警告が通知されたり、一時的にロックするようにしましょう。

まとめ:防犯カメラの無線・ワイヤレスのデメリットをよく理解しよう

今回は防犯カメラの運用時やアプリ使用時のリスク・危険性を詳しく解説しました。防犯カメラの技術は日進月歩で日々向上していますが、無線ワイヤレスで使うと、場合によっては不正アクセスの危険性もあります。ただし、上記で説明したように、不正アクセスの経路は原則突破しやすいシンプルなIDとパスワードが原因です。

ログインIDとパスワードを複雑にしてオフラインで保存するのは、防犯カメラに限らずすべての電子機器を扱う上での基本となります。防犯カメラも基本を守っていれば、普通の企業がハッキングや不正アクセスの被害に遭うことはまずありませんので、安心して運用することができます。

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屋外防犯カメラの映像をリアルタイムで監視。スマホの運用方法も紹介
屋外防犯カメラの映像をリアルタイムで監視。スマホの運用方法も紹介
防犯カメラの基本仕様
防犯カメラの特徴の1つが「カメラの映像をリアルタイムで監視できる」ことにあります。しかし、運用を間違えてしまうと防犯カメラの犯罪抑止効果が半減してしまうほか、企業としての信頼の失墜にも繋がります。 そこで、ここでは屋外防犯カメラを中心に映像をリアルタイムで監視する際のポイントや機種選定時の注意点を解説します。昨今主流となっているネットワークカメラを活用したスマホ運用における方法も紹介。新設や買い替えを検討している企業担当者は是非ご覧ください。 防犯カメラの特徴は映像をリアルタイムで監視できる 防犯カメラの特徴の1つが「映像をリアルタイムで監視」できることにあります。モニターを活用すれば1つの画面で複数のカメラの映像を分割して表示することもできます。 ただし、必ずしもモニターが必須というわけではありません。クラウドやSDカード、NVRなどを整備するだけで映像の録画自体は滞りなくできるので、録画した映像はのちほどパソコンに繋いで映像を抽出・管理する運用方法でも問題ありません。 管理組合など一部業態ではモニターによる監視は禁止 商店街管理組合や町内会・自治会のような非営利組織は国・自治体からの補助金で防犯カメラを設置することもできます。しかし、運用方法として「常時監視できるモニターを置かない」としている自治体もあるため、補助金や助成金の交付を目的としている企業・組織はリアルタイムの監視の可否は慎重に吟味してください。 防犯カメラの映像をリアルタイムで監視する場合はネットワークカメラがおすすめ 防犯カメラの映像をリアルタイムで監視する場合は、「ネットワークカメラ」を選択するのがおすすめです。防犯カメラにはアナログカメラとネットワークカメラがあり、アナログカメラは同軸ケーブルで有線接続する従来の方式となります。ネットワークに接続せずにオフラインで映像をモニターに転送できるため、セキュリティは意外と高いものの、有線接続されたモニターでしかリアルタイムで映像を確認することができません。 一方で2000年以降急速に普及を始めたネットワークカメラ(IPカメラ)は、WiFiや4G/LTEといったインターネットに接続して無線で映像をモニター含めたデジタルデバイスに転送できるのが大きな特徴となります。 映像の安定化を図るためできるだけ有線接続が望ましいものの、理論上ネットが繋がる場所であれば自宅でも電車の中でもスマホやパソコンで映像を監視できるのがネットワークカメラの魅力です。 防犯カメラの映像をリアルタイムでスマホやパソコンで監視する業界・業種 防犯カメラの映像をリアルタイムでスマホやパソコンに転送して確認が求められる業界・業種は主に以下となります。 工場・建築の工事現場の責任者 小規模の店舗経営者 一人社長 などが主となります。例えばスーパーであれば通常は外部の警備会社に委託しますが、小規模経営であれば自分が退社後にも自宅などで店舗の映像を確認する必要があります。 また、工場・建築現場の責任者も同様です。自分が不在のところで何か問題があってはいけないので、外出先や自宅でも気になって現場の様子を監視するものです。 倉庫・工場・資材置場は郊外や人里離れた場所にあることが多く、深夜を狙って窃盗犯が敷地に侵入して資材を盗む事件も多発しています。 このような業態では深夜警備を配備することは難しいし、一度に盗まれる被害額は多額です。そのため、防犯カメラを設置して映像を自宅からでも確認できるようにすることで、不審者の侵入を未然に防いだり、窃盗犯を威嚇することが可能となります。 防犯カメラの映像はリアルタイムでスマホやパソコンで確認する場合の注意点とポイント 防犯カメラの映像をリアルタイムでスマホやパソコンで監視する場合は、どのような点に注意して運用するのがいいのでしょうか。 防犯カメラをスマホやパソコンで監視する場合のセキュリティ事情を理解する 防犯カメラの映像をスマホやパソコンで監視する場合、気を付けなければならないのが「セキュリティ」です。ネットなどで見かける「防犯カメラがハッキングされる」という事例はかなり特殊なケースとなり、一般企業がハッカーに狙われることはほぼありません。また、WiFiや4Gのセキュリティをかいくぐって防犯カメラの映像を抽出したり個人の住所を割り出すことも普通は不可能となるので過度な心配は不要です。 防犯カメラの映像が流出したり、個人情報が漏洩する場合のほとんどのケースは、「IDとパスワードを知られて普通にログインされてしまう」ことです。 IDやパスワードが簡単で予想できる配列だったり、デフォルトのままであったり、忘れないようにメモをした付箋をデスクに貼っていたりといった、怠惰なセキュリティ管理が防犯カメラの不正ログインに繋がります。 防犯カメラの映像をスマホで確認するときは、その便利さゆえ、電車や飲食店など人が多い場所でもログインしてしまいがちですが、アプリをインストールしてログイン情報さえ知っていれば、どのスマホからでもログインできてしまうことは必ず覚えておきましょう。 安いネットワークカメラがおすすめできない理由 ネットワークカメラも近年は大分値段が下がってきましたが、企業担当者の中には「少しでも安く」という考えから古い機種や中古品を購入しようとする人もいるようです。 しかし、昨今は外国人犯罪組織や半ぐれ集団など、従来では見られなかった新しい犯罪が次々に発生しています。これらの多様化する犯罪に対応するためには、最新の防犯カメラを導入する必要があります。 価格が安いとその分機能に制限があったりと防犯の性能が劣ることになるので、防犯カメラの新設・買い替えともに最新機種を選んでください。 初期費用を抑えたい場合は販売店が用意するレンタルプランやリース契約も有効です。 https://bouhancamera-navi.com/howtobuycamera-rentalorlease/ 防犯カメラの映像をリアルタイムで監視する場合は小型カメラはおすすめしない 企業が防犯カメラの映像をリアルタイムで監視する場合、基本的に室内でも屋外でも業務用カメラが必須となります。防犯カメラも個人向けであればカメラの小型化が進んでいますが、カメラ本体を小型にすると、映像の解像度を左右するイメージセンサーも小さく成るため、画質が悪くなります。リアルタイムで映像を監視したい担当者は、往々にして鮮明な現場の映像を求めているはずなので、小型カメラはニーズに合致しないと言えます。 ちなみに小型カメラは量販店や電気屋などで購入できますが、これらの販売店は設置まではしてくれません。また、量販店やネット通販で購入したカメラを防犯カメラの専門店に持ち込んで設置工事を依頼しても、基本は断られてしまいます。 防犯カメラは精密機械であり、設置環境によって機種の選定が必要となるので、必ず専門家に現場の状況を見てもらったのち、適切な機種を提案してもらうようにしてください。 まとめ:監視カメラの映像をリアルタイムで確認するのは最良の防犯対策 今回は監視カメラの映像をリアルタイムで確認するに当たってのポイントやスマホ運用の注意点を詳しく解説しました。すべての防犯カメラでリアルタイムで映像確認はできますが、もし何かあった場合を想定して、カメラ本体にマイクとスピーカーが内蔵されている機種もおすすめです。遠隔地から不審人物や従業員に対して威嚇・指示出しもできます。 当サイト「防犯カメラナビ」では30社以上のメーカーの防犯カメラを取り扱っているため、お客様の業界や運用目的に合った機種を提案することができます。 まずは一度ご相談ください。 https://bouhancamera-navi.com/trial/
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防犯カメラのアプリの危険性。企業が運用で注意するポイント
防犯カメラのアプリの危険性。企業が運用で注意するポイント
防犯カメラの基本仕様
防犯カメラを設置するにあたり、不安に思うのが「アプリ」の危険性です。個人・企業ともに防犯カメラを設置する際にハッキングのリスクは気にしなければならないのでしょうか。 ここでは個人・企業が防犯カメラを運用する際に注意するポイントや危険を回避する方法を解説します。 中国製の防犯カメラ(ネットワークカメラ)は危険?真実を解説 防犯カメラを導入するに当たり、よく聞くのが「中国製の防犯カメラは危険なの?」というものです。これは中国政府と製造企業が国家ぐるみで電子機器にバックドアを付けてハッキング・不正アクセスしやすいようにして出荷している懸念があるためです。 ただし、防犯カメラにおいてはいまのところ中国政府が関与した事例はありません。不正アクセスをする定番の方法は防犯カメラにSIMカードを取り付ける方法ですが、目に見えないほどのSIMカードはありませんので、基本的に日本でチェックすればすぐに分かります。 また、防犯カメラ市場は現状中国が独占しています。世界の市場シェア1位と2位が中国メーカーとなり、この2強で40%以上の市場を占めています。 日本製の防犯カメラは安全?中国製との比較 では、中国製ではなく日本製の防犯カメラであれば安全なのでしょうか。日本は防犯カメラの開発においては後発となり、大手電子機器や防犯機器メーカーであっても自社開発せずにODM生産しているケースがほとんどです。 また、自社で製造していても、製造元の多くは中国工場となるので、中国メーカーと比較して本当に安全とは言い切れません。 防犯カメラのアプリの危険性を解説。ハッキングはネット接続したとき 近年の最新防犯カメラでハッキングの可能性を考慮した場合、不正アクセスされるタイミングとしてはネット接続した場合となります。 具体的にはWiFi接続とSIMによる4G/LTE接続です。ただし、インターネットに接続しただけですぐさま情報漏洩するわけではなく、脆弱なパスワードを突破されて不正アクセスが行われます。 また、防犯カメラをスマホで運用する場合は、別途アプリのインストールが必要となり、そのアプリにウイルスが仕込まれている可能性も排除できません。また、スマホアプリは日常で使うため、パスワードは工場出荷時のものや簡単な数字に指定しがちです。 防犯カメラは危険性が少ないと言われる理由とは? 防犯カメラは危険性がそれほど多くないと言われています。防犯カメラはスマホのように個人の連絡先や銀行情報・決済情報・各種ログインパスワードなど重要情報は含まれていません。 WiFiはもちろんLTEを使った電波はパケット通信で暗号化されるので、そう容易くハッキングはできませんので、パスワードさえしっかりとしていれば、ネットを介しての不正アクセスの心配はそれほど必要ないと言えます。 防犯カメラが悪用された事例 防犯カメラが悪用された事例は個人宅に防犯カメラを設置する習慣があるアメリカでよく見かけます。また、日本でも過去にパナソニック製、ソニー製、アクシス製の防犯カメラがロシアによって不正アクセス被害を受けた事例があります。 悪用事例としては、防犯カメラの映像がネット上に漏れるというもので、金銭的な被害を受けたわけではありません。また、ハッキング・不正アクセスの経路はいずれも防犯カメラの映像にログインする際のIDとパスワードが工場出荷時やデフォルト、誕生日など簡単なものであったことが理由です。 バックドアからの侵入といった高度なハッキング技術を用いたプロのハッカーから狙われたわけではないということも併せて覚えておくといいでしょう。 防犯カメラのアプリの危険性を回避し安全に運用する方法 防犯カメラや運用アプリの危険性を懸念するのであれば、「ネットワークカメラ」ではなく「アナログカメラ」を使用するのがおすすめとなります。アナログカメラはインターネットを使わずに有線の同軸ケーブルに接続してオフラインで利用します。 本体とレコーダーだけの閉鎖されたローカル環境で運用すれば外部からの不正アクセスはありません。 防犯カメラの映像はクラウドではなくオフラインに保存 防犯カメラの映像はレコーダー以外にもSDカードやクラウドに保存もできるようになりました。昨今はインターネット上のストレージに映像を保管するクラウドが人気です。レコーダーを設置する必要はないですし、HDDやSDカードのように破損のリスクがないため、データが壊れてみれなかったり、レコーダーのように不具合を起こすこともありません。 一方でクラウドはしっかり管理していないと、誰でも閲覧できる状況にあるため、不正アクセスもしやすくなります。外部からの不正アクセスだけではなく、許可していない従業員などもパスワードを知っていれば閲覧できたりしますし、パスワードを記憶したスマホやパソコンを紛失してしまった場合も情報漏洩のリスクがあります。 クラウドを利用するときは、 映像を閲覧できる担当者を決める IDとパスワードは複雑にする 社内で共有しない といったリスクヘッジを講じるようにしましょう。 https://bouhancamera-navi.com/camera-outside-cloud/ 企業が防犯カメラを運用する際の危険性を低減するポイント 企業が防犯カメラを運用する際は、危機管理対策の部署や担当者を設置して、日ごろ防犯カメラの映像を確認できる担当者、及び防犯カメラを操作する担当者などをしっかりと決める必要があります。防犯カメラの映像を確認できる者以外は、例え重役や役員であっても閲覧許可を出してはいけません。 また、防犯カメラの運用にあたってのルールは規約としてしっかりと書面に残しておくことも大切です。 ちなみにパスワードとIDを考える場合は、当然覚えやすいものではいけません。最低8~12桁以上で数字と記号、アルファベットを混ぜることで、ハッカーに狙われても回避できる可能性が高まります。 ハッカーはパスワードクラックと呼ばれる総当たり攻撃で突破を試みますが、数字だけであれば例え8桁の数字であっても早くて数時間、遅くても1日あればパスワードにたどり着いてしまいます。 そのため、上記の記号などを混ぜるだけではなく、複数回パスワードの入力を間違えたら警告が通知されたり、一時的にロックするようにしましょう。 まとめ:防犯カメラの無線・ワイヤレスのデメリットをよく理解しよう 今回は防犯カメラの運用時やアプリ使用時のリスク・危険性を詳しく解説しました。防犯カメラの技術は日進月歩で日々向上していますが、無線ワイヤレスで使うと、場合によっては不正アクセスの危険性もあります。ただし、上記で説明したように、不正アクセスの経路は原則突破しやすいシンプルなIDとパスワードが原因です。 ログインIDとパスワードを複雑にしてオフラインで保存するのは、防犯カメラに限らずすべての電子機器を扱う上での基本となります。防犯カメラも基本を守っていれば、普通の企業がハッキングや不正アクセスの被害に遭うことはまずありませんので、安心して運用することができます。 関連情報:‣ 防犯カメラの導入・無料トライアルに関するご相談はこちらまで
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屋外防犯カメラは人感センサー機能で決める。おすすめの選び方
屋外防犯カメラは人感センサー機能で決める。おすすめの選び方
防犯カメラの基本仕様
屋外防犯カメラは「人感センサー」の性能の高い機種を選ぶことで、より証拠能力の高い映像の録画撮影を実現できます。ただし、人感センサーのような動体検知機能は、運用にあたって気を付けなければならない点がありますし、機種選定にも注意が必要です。 そこで、ここでは防犯カメラの人感センサーの選び方や運用方法を解説します。 屋外防犯カメラの動体検知機能。人感センサー(赤外線)とは 屋外防犯カメラを企業が運用する場合、日中は従業員や警備員が駐在しているため、夜間の時間帯を常時録画に設定しているところが多い印象です。しかし、真っ暗な深夜の時間をひたすら録画するのは非効率ですし、容量の無駄遣いです。 そのため、日ごろの運用はここで紹介する人感センサーを含む動体検知機能を有効活用するのがおすすめです。 防犯カメラの人感センサー(赤外線)の仕組み 防犯カメラの人感センサーは赤外線を照射することで、動体の体温と外気温の温度の差が発生したときに自動検知して録画モードが作動します。 従来の動体検知は映像のデータ容量の違いを検知して録画に移行しますが、あらゆる動体に反応してしまうデメリットがありました。近年の性能の高い人感センサーは誤検知もほとんどないので、今後の主流になると考えられます。 ただし、赤外線は狭い幅で直線照射となるので、画像の端だと検知が遅れることもあります。実際の人感センサーの性能はカタログスペックでは判断できないので、販売店に相談して実機を用いて試してみるのが鉄則です。 人感センサーはセンサーライトと併用すべき?LEDがおすすめ 防犯対策の一環として、夜間にセンサーライトを導入している企業も多くあります。センサーライトも人感センサーと同じ仕組みとなり、目には見えない赤外線を範囲内に照射して、温度変化を検知して自動点灯します。 センサーライトは別売りのものを設置するのもいいですが、昨今の防犯カメラはLEDのセンサーライトが内蔵されている機種も増えてきました。防犯カメラ一体型であればセンサーライトと人感センサーを連動させることができるので、1.センサーライトが点灯2.人感センサーが作動し録画が作動3.不審者が驚いて顔を上げる といった流れで敷地への侵入者を威嚇撃退することができます。 防犯カメラの人感センサーの距離はどのくらい? 防犯カメラの人感センサーの照射距離は、一般的に15~30m前後となります。機種によっては30~50m照射できる場合もありますが、遠くまで照射するとその分誤検知や録画が作動しない、といったエラーも起きてしまうので、通常使用では15m前後で十分と考えられます。 レンズの撮影距離とのバランスを考えて機種を選ぶ 人感センサーを活用する際は、赤外線の照射距離だけではなく、防犯カメラのレンズの撮影距離も考慮しなければなりません。防犯カメラのレンズは大きく分けて「広角・標準・望遠・バリフォーカルレンズ」の4種類があります。 どのレンズが内蔵されているかによって撮影距離と範囲が異なりますし、設置後にカメラのレンズを変更することはできませんので、導入前の実地調査の時点で人感センサーと撮影距離・範囲のバランスはよく確かめておく必要があります。 安物の人感センサーは動物にも反応。機種選定が大切 人感センサーといっても防犯カメラの機種によって性能差は大きく、安物を導入してしまうと対象ではない物体にも反応してしまいます。例えば野良犬が夜間に防犯カメラの範囲内に入ってしまうと、人感センサーによって1日中録画が作動してしまうこともあります。 導入前の実機テストのときは問題なくとも、上記のようにシチュエーションは日時によって変わるので、最初の機種選定の時点で高性能の赤外線技術を採用している防犯カメラを選ぶことがリスクヘッジに繋がります。 機能性の高い人感センサーはネットワークカメラがおすすめ 人感センサーは赤外線技術を使った機能ですが、近年はネットワークカメラの普及により、性能の良い人感センサーが内蔵されている機種は、専らネットワークカメラとなります。「自社はネット環境がないからアナログカメラを検討している」という企業は今一度ネットワークカメラの見直しを検討してください。 人感センサーで不審者を検知。録画&スマホに即通知 ネットワークカメラの長所はネットを介してパソコンやスマホ・タブレットに映像を転送できることです。零細中小や資材置き場・建築現場では自分ひとりでセキュリティ管理しなければならないときもあります。 ネットワークカメラであれば、帰宅途中の車内や自宅からスマホやパソコンで気軽に映像を確認できますし、人感センサーが自動検知すればすぐにスマホに通知がいくため、常に気を配る必要もありません。 最新の屋外防犯カメラの人感センサーは夜間対応モデルが多い 人感センサーは、屋外向けを中心に夜間対応モデルが増えています。動体検知と異なり、赤外線という直線的なレーザーを照射するため、搭載技術によっては映像の一部のみに反応させるなど、応用できる機種も登場しています。 人・車両を選択して赤外線照射が可能 当サイト「防犯カメラナビ」では、最新の人感センサー機能を搭載した夜間向け屋外防犯カメラを取り扱っています。「しゃべるライン警戒カメラ」は最新の赤外線とAI技術を用いて「人と車両」のみに反応し、小動物の誤検知率は僅か2%となります。 また、人か車両のどちらかだけに反応させることもできるので、社用車の出入りが多い駐車場などの設置にも適しています。「しゃべるライン警戒カメラ」はマイク内蔵型ネットワークカメラとなるため、パソコン・スマホで映像を見ることも可能ですし、スマホを通して防犯カメラの傍にいる従業員に連絡事項を伝えたり、侵入者に対して「いま警察呼んだからな」と威嚇撃退もできます。 >>「しゃべるライン警戒カメラ」の詳細ページ まとめ:屋外防犯カメラの導入前は人感センサーの精度の確認を 今回は防犯カメラに搭載している人感センサーの性能や機種選択時のポイントを解説しました。防犯カメラを設置する場所や周辺環境によっても精度は上下するため、まずは実機を用いてロケテストをしてみるのがいいでしょう。 防犯カメラナビでは無料トライアルにお申込みいただくことができます。画像の解像度や人感センサー機能の精度、各種操作性をよく理解した上で購入を判断するのがおすすめです。 https://bouhancamera-navi.com/trial/
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SDカード内蔵の屋外防犯カメラの録画時間と運用の注意点
SDカード内蔵の屋外防犯カメラの録画時間と運用の注意点
防犯カメラの基本仕様
屋外防犯カメラの録画映像の保存先にSDカードを検討している企業も多いでしょう。しかし、SDカードで映像を録画保存する場合は、幾つかの留意事項があります。 誤った運用を続けていると、データ破損のリスクが高くなり、肝心なときに「映像が録画されていない」なんてこともあるかもしれません。 そこで、ここでは防犯カメラ内蔵型SDカードの運用上の注意点や録画時間、不具合時の対処法などを詳しく解説します。 屋外防犯カメラの録画方法と種類 屋外の使用を想定した防犯カメラを自社に導入する場合、日々録画した映像をどこに保存して管理すべきかは、一度しっかりと社内で話し合う必要があります。また、それと併せて下記事項も決めておき、必要に応じて書面にて保管してください。 録画映像の保存期間 録画映像を管理する担当者 防犯カメラを扱う担当者 1.ネットワークカメラの長所を活かした「クラウド」 防犯カメラの録画映像を保存・管理するにあたり、近年のトレンドとなるのが「クラウド」です。オンラインストレージを活用してネット上に録画データを保存することができます。 クラウドの特徴は「レコーダーやSDカードといった物理メモリーの破損がない」ことと「スマホやパソコンに映像を転送できる」ことです。ただし、どのモバイル端末でも視聴が可能なため、それだけ情報漏洩のリスクが懸念されます。上記で挙げたように記録映像を視聴・管理する人は必ず事前に決めておき、それ以外の人間は誰であってもアクセスできないようにしましょう。 また、クラウドで映像を管理する条件として、「クラウド契約の月額料金がかかる」、「インターネット環境が必要となる」ことは覚えておいてください。アナログカメラではクラウドを使用することはできません。 https://bouhancamera-navi.com/camera-outside-cloud/ 2.アナログカメラの企業におすすめ「録画レコーダー」 ネットワークカメラが普及する以前は、すべての防犯カメラはレコーダーに映像を保存していました。レコーダーは初期費用こそ本体購入費がかかりますが、それ以降のランニングコストはありません。また、従来は磁気や衝撃による破損リスクが高いHDDに映像を保存していましたが、近年はSSDに切り替えることによって、比較的安全に管理できるようになりました。 ただし、録画した映像はレコーダー内部に蓄積されるため、映像を確認するためにはレコーダーを設置している場所に足を運び、モニターを通して見る必要があります。 3.防犯カメラ本体に録画「SDカード」 SDカード内蔵型防犯カメラは本体に録画した映像を保存します。近年はSDカードの価格も落ち着いているため、クラウドやレコーダーと比較すると、最も初期費用を抑えることができます。 SDカードは本体内蔵という性質上、侵入者に本体を壊されたり盗まれたりすると、データを抜き出すことができなくなる可能性があります。また、落雷によるデータの破損も危惧されます。 解決策としては、定期的にSDカードを抜いて、保存データを別の記録媒体に移動させることとなります。その手間を惜しまなければ、SDカードは非常に利便性が高く、おすすめできる保存場所と言えます。またSDカードは転送速度をクラスで表しますが、防犯カメラの場合はクラス10以上がおすすめです。 屋外防犯カメラはクラウドとSDカードをセットで録画がおすすめ SDカードはクラウドストレージと併用することもできます。クラウドをメインに活用し、SDカードをバックアップ代わりにすることもできます。 クラウドはデータ通信が必要となるので、電波が不安定なときはデータ転送に失敗することもありますが、そのときはSDカードに自動保存され、ネットが安定したらクラウドと再同期するよう設定するといいでしょう。 屋外防犯カメラのSDカードの録画時間 屋外防犯カメラに内蔵できるSDカードは以前は2G~34GBが主流でしたが、近年はSDカードの大容量化が進み、防犯カメラも64~128GB以上に対応する機種も増えてきました。 録画時間は圧縮方式や解像度(サイズ)・フレームレート・画質によって大きく異なり、画像の品質を下げることによって、より長時間の録画が可能となります。 防犯カメラ本体の性能にも依存しますが、最新機種であれば64GBでも20日以上録画できるタイプもあります。ただし、画質をあげて保存したいのであれば、1TBほど必要な機種もあります。SDカードに保存するファイルが多くなれば、それだけデータ破損時に企業の防犯対策に打撃を負いますので、適切な録画時間を算出した上でSDカードの容量を決めてください。 SDカードの録画で常時録画はおすすめできない 高性能の防犯カメラを用いれば、SDカードでも長時間録画が可能ですが、連続して録画をする常時録画はSDカードを酷使するためあまりおすすめできません。通常は後述する動体検知を併用するのがいいでしょう。 SDカードの活用方法。動体検知やアラーム録画機能を併用する 防犯カメラの夜間撮影では、人や車両を正確に検知できる動体検知や人感センサー機能がある機種を選ぶのがいいでしょう。 また、事前に設定した時間帯を録画する「アラーム録画」も併用することにより、SDカードに負担をかけずに効率よく映像を録画することができます。 SDカードの記録映像がパソコンで再生できない場合 防犯カメラ内蔵のSDカードは本体から抜いたのち、パソコンやレコーダーを用いて映像を再生することができます。しかし、一部海外製の防犯カメラの場合、通常のWindowsやMacでは再生できない特殊な拡張子を使用していることもあります。 また、常時録画やアラーム録画はSDカード内でファイルが過剰に生成されやすく、それによるエラーが発生することがあります。映像を再生する前は不要のファイルを削除するとうまく再生できます。 防犯カメラ内蔵のSDカードの寿命と交換時期 防犯カメラ向けのSDカードは産業用SDカードとなるので、量販店で買えるものと異なり、防水や耐衝撃性に優れています。しかし、それでも交換時期の目安はおよそ1年となり、仮にエラーや不具合が一度も発生していなくとも交換が推奨されます。 販売店によっては保守契約の中にSDカードの交換も料金に含まれていることもあります。 まとめ:SDカードで長時間録画。防犯カメラの画素数や解像度を下げる 今回はSDカードによる映像録画の注意点と導入のポイントを解説しました。SDカードの最大の懸念点となる長時間録画についても、解像度やフレームレートを落としたり、動体検知やアラーム録画を取り入れることによって通常使用が可能となります。 ただし、防犯カメラの運用にあたっては、圧縮方式や画質設定を間違えてしまうと、途端に証拠能力が低下してしまいます。そのため、まずは防犯カメラの専門家に相談して、カメラの導入目的や設置場所を鑑みた最適な運用方法を提案してもらうことをおすすめします。 https://bouhancamera-navi.com/trial/
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