冷蔵倉庫向け外周警備システム導入事例
倉庫業の中でも冷蔵倉庫を扱っている企業は、近年の犯罪に対応する防犯対策の強化が求められます。ここでは冷蔵倉庫向けの外周警備システムの導入事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回は冷蔵倉庫を運営する企業の社長から防犯対策強化のご相談をいただきました。当冷蔵倉庫では、先日から在庫が合わない問題が立て続けに発生しており、また、同業他社の中には、カツオなど冷蔵倉庫に保管している魚介が数十箱単位で盗難被害に遭い、年間で数千万円の損失を出しているところもあることから、今回は盗難防止のための防犯機器の導入を弊社にご依頼いただきました。
また、当冷蔵倉庫会社はもう1つ大きな懸念点を抱えており、「冷蔵倉庫の電気を太陽光パネルの蓄電で賄っている」ことです。太陽光パネルや銅線の盗難が近年全国で発生しており、一夜に100kg以上盗まれる事例もあり、こちらの外周警備も併せて要望されました。
専門知識を有する防犯機器の設置。業者の選定は吟味が必要
防犯機器の設置や機種の選定は高度な専門知識を必要とします。今回の冷蔵倉庫のような特殊な環境下の場合、防犯カメラが氷点下に耐えられることが最低限求められるスペックですが、それ以外にも結露の対策も必要となります。防犯カメラにハウジングを取り付けるだけでは不十分ですし、配線工事の過程でできた極小の穴から空気が入り込み結露が発生することもよくあります。
また、冷蔵倉庫の電気を太陽光で賄う企業も増えてきましたが、上述したように近年は銅線の価格が高騰しているため、盗難被害に遭うと多大な損失を被るだけでなく、冷蔵倉庫の稼働ができず、企業の事業存続が危ぶまれる事態に陥ることも考えられます。
外周警備システムは、防犯知識や導入実績に乏しい業者が請け負うと、無駄にカメラの台数が増えてしまい見積りが高額化する要因になりますし、誤った場所に設置すると、犯行を映像で捉えることができず、防犯能力が著しく低下してしまいます。そのため、販売店及び設置業者の選定には慎重になることをおすすめします。
冷蔵倉庫向け外周警備システムを導入するポイント
冷蔵倉庫の室内温度はC3級からF4級までありますが、今回はC2級(-10度未満)のため通常の防犯カメラでも耐久性は問題ありませんでした。弊社で提案した防犯カメラは高度なAI検知を有しており、人が冷蔵庫内部に残っていると、音声で警告・通知する機能を備えています。
また、外周警備システムにあたっては、冷蔵倉庫と隣接する太陽光パネルの双方を網羅する必要があるため、多少規模の大きな配線工事を要しました。
防犯カメラは自動追尾カメラと赤外線ビームセンサーを採用。200万画素の高画質カメラのため、遠くにいる侵入者を捉えた映像は、ズームをしても鮮明に顔まで映すことができます。また、自動追尾カメラとビームセンサーを連動させることで、侵入者に対して音・光・音声で威嚇・撃退が可能となります。
冷蔵倉庫向け外周警備システムを導入した後の感想
今回は冷蔵倉庫と太陽光パネルの外周警備システムを導入しました。お問い合わせをいただいた後、防犯対策の専門家である弊社担当者が実際に現地訪問し、詳細の現地調査をします。また、併せてロケテストも無料でやらせていただきますので、ご契約前に防犯カメラの詳しいスペックや使い方・操作性を確かめていただくことができます。
また、今回はリース契約を提案させていただきました。防犯カメラの償却期間は4~7年となり、リース会社によって柔軟に対応が可能です。弊社提携のリース会社の紹介も可能なので、必要であればお気軽にご相談ください。
今回のお取引を通じて先方からは「現地調査もロケテストも無料でやってくれたのが他社と違った」、「防犯対策の資格を持った専門家が提案してくれたので安心できた」と評価いただきました。
防犯カメラナビからひと言
防犯カメラナビは30社以上のセキュリティ機器メーカーと提携しており、お客様の設置環境や活用目的、求める機能、予算などに応じて最適な機種の提案が可能です。
また、他社では「防犯カメラのロケテストは契約後」という業者も少なくない中、弊社は現地調査及びロケテストは無料となるのが大きな強みです。
月々の想定コスト
月額15,000円
防犯機器は一旦導入すれば5年10年と使い続けることができます。初期費用が高くつく際は、今回のようにリース契約によって毎月の支払いに変更できるので、導入の負担もありません。
冷蔵倉庫事業を担う企業担当者様は、自社のセキュリティ事情を見直し、不安がある場合は是非弊社「防犯カメラナビ」にお問い合わせ下さい。