ペットホテルの防犯カメラ設置。監視と顧客満足度向上を実現
近年需要が増えているペットホテルでは、ペットの逃走や怪我、夜のストレス過多など、相次いでトラブルが発生しています。場合によっては飼い主から訴えられる事例も報告されています。
そこで、ここでは防犯カメラを使ったペットホテル向けの活用事例を紹介します。防犯対策及び監視強化だけでなく、最新機種による顧客満足度向上が期待できる機能や、おすすめの防犯カメラを紹介します。
ペットホテルで近年相次いで報告されるトラブル事例
近年はペット需要と国内外の旅行者数の増加に伴い、ペットを一時的に預けることができるペットホテルの市場が拡大しています。日本国内のペット関連企業の2023年度の市場規模は1.5兆円と言われており、今後もペットと人との家族意識の高まりにつれ、ペットホテル業界の需要も拡大が予想されます。
そこで、以下ではペットホテルで昨今報告されているトラブル事例を紹介します。全国のペットホテル事業者・管理者は是非自社の対策を見直してみてください。
1.ペットの盗難・逃走。過去にはペットホテルに損害賠償を命じられる事例も
まず、ペットホテルが最も危惧しなければならないのが、ペットの盗難と逃走です。高級の犬種は高額で転売される事例もあり、夜間に不審者が侵入して持ち去るケースも懸念されます。また、ありがちなトラブルの1つが「ペットを散歩中に首輪が外れて逃走してしまった」です。
過去に似たようなトラブルで飼い主に裁判を起こされ、60万円の損害賠償がペットホテルに命じられた事例もあります。最近は競合との差別化を図るため、ペットホテルでも散歩やトリミングなど様々なサービスを提供するところも増えてきましたが、従業員の指導やトラブル対応、責任の所在などはすべてレギュレーション化するようにしましょう。
2.ペットの怪我。ペットホテルには高度な注意義務を負っていることを確認して
ペットホテルでは預かり中のペットが怪我を負ってしまうリスクもあります。過去には従業員の目の届かないところでペットが足を骨折してしまい、ペットホテル側に治療費と慰謝料(計約10万円)の支払いが命じられた判決もあります。
- トリミング中に犬猫を傷つけてしまう
- 散歩やドッグラン時に犬同士が喧嘩して怪我を負ってしまう
- ペットホテル内の器具により怪我を負ってしまう
上記ケースはペットホテル側の注意義務が問われる事案となるので、今一度安全対策の見直しが必要です。
3.夜間の犬のストレス過多。飼い主から低評価の口コミがつく要因に
ペットホテルによっては従業員が24時間常駐しているところと、防犯カメラで遠方の事務所から監視しているところがありますが、夜間の緊急時に対応できない場合、ネット上での評判が著しく低下するリスクがあります。夜間は犬によって家族のいない寂しさや、いつもと違う環境における恐怖心とストレスが蓄積し、普段と異なる行動に出るケースもあります。防犯カメラで常に監視して、夜間でもペットケアに努める必要があります。
ペットホテルの防犯カメラ設置は必須。小型カメラをおすすめしない理由
ペットホテルでは上述したように、防犯対策以外の理由からもカメラの常設は必須となります。しかし、ペットホテルによっては経費を節約するために、防犯カメラに家庭用の小型機や見守りカメラを選ぶところも少なくありません。
しかし、ペットホテルは上記からも分かるように、一般人がペットを預かる以上に高度な注意義務を法的に負っています。家庭用カメラは個人宅の一室に設置し、小さな視野角、及び最低限の画質で映すだけなので、性能面を鑑みると、法人が活用できるものではありません。ペットホテルに導入する防犯カメラは、必ず法人向けの信頼できるメーカー、機種から選んでください。
ペットホテルにおすすめの防犯カメラと活用事例
ペットホテルで設置が推奨される防犯カメラは、映像の録画機能だけでなく、カメラ一台で複数の役割を担える機能性に富んだ機種です。防犯機器メーカーは数多くあるので、日本メーカーにこだわらず、国内外合わせてあらゆる選択肢から導入機種を検討するのが良いでしょう。
アナログカメラより「ネットワークカメラ」がおすすめ。ペットホテルは必須
防犯カメラには同軸ケーブルでオフラインでカメラの映像をモニターに映す「アナログカメラ」と、Wi-FiやLTEなどインターネット接続によりデータ転送を可能とする「ネットワークカメラ」があります。近年はネットとITの浸透により、ネットワークカメラが主流となってきましたが、ペットホテルの創業時に設置したカメラであれば、安物のアナログカメラの可能性も高いので、確認が必要です。
ネットワークカメラは飼い主がいつでもペットを確認できる。顧客満足度向上に繋がる
ネットワークカメラの最大の特徴は、ネットが使えるエリアであれば、全国どこでも防犯カメラの映像をスマホやパソコンで確認できる点です。ペットホテルの店長や従業員が事務所を離れる際も手持ちのスマホで映像の確認はいつでもできますし、不審者の侵入など不測の事態が発生すると、スマホに即通知メールが届きます。
また、飼い主が自分のペットの様子をスマホで見ることも可能なので、オプションプランでサービス向上を狙うこともできるでしょう。
防犯カメラの設置はペットホテルのリスク軽減に繋がる。飼い主から信頼を得られる
防犯カメラの設置は、ペットホテルのセキュリティ強化の一面だけではありません。飼い主にとってペットは家族同然となるので、預けている最中もペットの安否が気になるものです。そのため、防犯カメラの映像で少しでも自分のペットがどのような環境で過ごしているのかを知ることができれば、それだけで大きな安心感を得ることができ、また、それはペットホテルへの信頼にも繋がります。
ペットホテルの従業員の指導、及び不正対策にも防犯カメラは活躍
防犯カメラは上記活用事例のほか、従業員による不正対策にも高い効果があります。「売上金の窃盗」、「ペットの虐待」、「間違ったペットケアの指導」といった問題も防犯カメラの設置により解決が可能です。
ペットホテルの顧客満足度向上の防犯カメラ設置は「防犯カメラナビ」にご相談ください
今回紹介した事例のように、ペットホテルで監視強化と顧客満足度向上のために防犯カメラの活用を検討している事業者・管理者は、当社「防犯カメラナビ」にご相談ください。
防犯カメラナビでは、全国のペットホテル向けに業務改善と顧客満足度向上に役立つ防犯カメラを販売しています。当社では国内海外問わず、30社以上の防犯機器メーカーの製品を取り扱っているため、ペットホテル事業者の予算や活用目的に沿った機種の提案が可能です。
防犯カメラ導入前の現地調査&実機デモを無料で実施。まずはお問い合わせを
当社「防犯カメラナビ」にお問い合わせいただくと、本部スタッフによるヒアリング後、弊社在籍の専門家により現地調査を実施します。実際にお客様のペットホテルを拝見し、環境調査を行うことでより最適な提案ができます。また、現地調査当日は実機もお持ちします。実際の映像画質と機能を確認できるため、多くのお客様から好評をいただいています。現地調査及び実機デモは無料となりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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