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防犯カメラで音声録音。マイク設置の重要なポイントを解説

防犯カメラの利用シーンによっては現場の声を拾えたり、会話できると活用の幅が広がります。近年はマイク内蔵型の防犯カメラも増えてきましたが、実際に導入してみると「声が聞こえない」、「雑音が酷い」といった悩みを持つことも珍しくありません。

そこで、ここでは音声録音ができる防犯カメラの導入方法や留意点、重要なポイントを解説します。

防犯カメラに音声録音は重要?

防犯カメラに音声録音は重要?

一昔前は防犯カメラは音声非対応が普通でしたので、本体の傍に別途マイクを取り付ける必要がありました。しかし、近年は防犯カメラのデジタル化に伴い多機能に富んだ機種が増えてきました。最新機種の中には防犯カメラに集音マイクが内蔵されてリアルタイムの現場の声はもちろん、音声録音も可能なものもあります。

防犯カメラの目的は事故や事件を未然に防ぐこととなるので、現場の音声を録音することによって、映像の証拠能力が各段に上がることが期待されます。

音声録音が推奨される業界・職場

音声録音が推奨される業界・職場

ただし、どこの業界・業種・利用シーンにおいても音声録音機能が活かせるわけではありません。そこで、下記では防犯カメラの音声録音機能を十分に活かすことができる業界を紹介します。

病院・薬局など医療施設による音声録音のメリット

まず防犯カメラの音声録音機能による効果が期待できるのが、病院や薬局といった医療施設です。

  • 医師・看護師と患者や関係者との会話
    患者関係者のクレームは感情論になりやすく、言った言わないの世界となることがよくあります。そのため、会話を証拠として録音することでトラブルを一気に解決できる可能性があります。
  • 調剤薬局の処方時の会話
    従業員同士や従業員とお客の会話のやり取りを録音することで、処方箋の間違いを防いだり、原因究明に買ってくれます。
  • ナースセンター内の看護師の会話
    ナースセンターの日々の対応や内部不正の抑止に繋がります。

医療現場における音声録音は主にクレーム対策となります。患者関係者とのトラブルは避けたいところですが、事が大きくなれば裁判沙汰に発展する可能性もあります。音声録音することによって動かぬ証拠を入手できるので、和解しやすくなります。

https://bouhancamera-navi.com/hospital-naibuhusei/

飲食・サービス業界の音声録音のメリット

飲食・サービス業でも現場の音声録音ができる防犯カメラを設置することによって、事件を未然に防ぐことが可能です。

  • レジ傍の従業員の会話
    従業員の私語や内部不正の監視をすることができます。
  • 宿泊施設のレセプション周辺における従業員とお客の会話
    ホテル従業員とお客の言い合いのトラブルは傍にいる宿泊客にも迷惑になります。また、理不尽なお客も多いので、音声録音することによっていざというときの証拠固めをすることができます。

飲食や宿泊施設などサービス業界も基本は従業員とお客の会話のやり取りを録音することが主な利用方法となります。クレーマーは大きな声を出す傾向にあるので、音声を録音することで理不尽な要求や態度を証拠として残しておくことができます。

https://bouhancamera-navi.com/location/store/

屋外防犯カメラに音声録音機能を設置するメリット

屋外防犯カメラに音声録音機能を設置するメリット

上記では室内に防犯カメラを設置する利用シーンとなるので、雑音の心配はそれほどありません。ロケテストは必要ですが、集音マイクであればそれほど高機能でなくとも活用できることが普通です。

一方で音声録音機能付きの防犯カメラを「屋外」に設置する場合は、「従業員の内部不正の監視」や「会社の敷地内におけるトラブルの抑止」、「従業員の私語の抑止」といった効果を期待できます。

防犯カメラの音声録音は法律違反?

防犯カメラの音声録音は法律違反?

防犯カメラの音声録音は法律違反になるかどうか、という問い合わせもよくいただきますが、自社の敷地内における音声録音は法律違反とはなりません。防犯カメラの設置目的はあくまでも「事件や事故を未然に防ぐため」、「証拠能力の高い映像を記録して事件・事故の早期解決をするため」だからです。

一方で上記目的とはまったく関係ない場所に防犯カメラを設置したり、著しく他人のプライバシーを侵害している場合は法律違反となることもあります。

また、法律違反にならなくとも、市区町村の条例に違反した使用も罰則の対象となります。

防犯カメラの音声録音のプライバシー配慮の方法

防犯カメラの音声録音のプライバシー配慮の方法

企業の防犯カメラによる音声録音が法律違反となるケースはほとんどありませんが、それでも従業員含む関係者のプライバシーは極力配慮しなければなりません。

例えば従業員には「この防犯カメラは音声が録音されるから私語には気を付けてね」と一言忠告するだけでも従業員の不信感は緩和されますし、「映像・音声録音中」という張り紙を防犯カメラ傍に貼るだけでお客もいい意味で身構えてくれるので、トラブルの抑止に繋がります。

通常の屋外防犯カメラは音声録音不可。マイクがない

通常の屋外防犯カメラは音声録音不可。マイクがない

既に自社で導入している防犯カメラで音声録音を希望する場合は、ほとんどのケースでマイクが内蔵されていないため、別売りのものを購入して取り付け工事が必要となります。工事費用も掛かりますし、音声端子を挿し込める防犯カメラでなければ連動させることはできません。

屋外に設置する場合はマイクの性能を重要視する

屋外に防犯カメラを設置して現場の音声を録音したい場合は、マイクの性能に気を付けて機種を選んでください。防犯カメラに内蔵されているマイクは基本的に集音マイクとなりますが、それ以外のマイクだと雨風の音や周囲の雑音を拾いすぎて使い物にならない可能性があります。

また、屋外に設置する場合は、高さにも注意が必要です。高所にカメラを設置すると、マイクが音声を拾うことができません。集音マイクは想像以上に距離が近くないと音声を拾えないので、設置環境にそぐわないこともあります。

最新のネットワークカメラの多くは音声録音機能付き

最新のネットワークカメラの多くは音声録音機能付き

近年は防犯カメラのデジタル化に伴い、旧型のアナログカメラ(同軸カメラ)は廃れつつあり、インターネットに接続して活用するネットワークカメラが主流となりつつあります。いまから新規・買い替えで防犯カメラの購入を考えている企業は、ネットワークカメラの中から機種を選ぶのがいいでしょう。

ただし、すべてのネットワークカメラに音声録音機能がついているわけではないですし、音声の品質も機種によって大きな差があります。まずは販売店に音声録音の性能を重要視したい旨を伝えて、最善の機種を提案してもらうのがいいでしょう。

ネットワークカメラなら現場と会話ができる

ネットワークカメラはインターネットを介してカメラの映像をデジタル端末に転送することができます。ネット環境は必要ですが、現状ほとんどの企業がWiFiを契約していますし、WiFiの電波が届かない・ケーブル工事ができない屋外環境に設置したい場合は、SIMカード内蔵型カメラを採用することで4G/LTEを活用することもできます。

ネットワークカメラであれば、現場の映像と音声をモニター以外のパソコン・スマホ・タブレット端末で視聴することができます。

マイク内蔵型のネットワークカメラの中には、パソコンやスマホからこちらの声をカメラを通じて現場に伝えることができる機種もあります。スタッフの私語を注意したり、侵入者に対して「いま撮影しているぞ。これから警察を呼ぶからな」と威嚇・撃退することもできます。

https://bouhancamera-navi.com/voice-recording-camera-sp/

まとめ:防犯カメラの音声録音は必ずロケテストが必要。販売店に相談を

防犯カメラ内蔵の音声録音機能を活用したい企業は、ロケテストの際に可能な限り実際の設置環境と同じシチュエーションで試すようにしてください。

まずは販売店の担当者に問い合わせて、専門家に実際に現地の状況を見てもらうのがおすすめです。場合によっては音声録音は断念した方がいいケースもありますし、別売りのマイクの方が高い集音効果が見込めることもあります。

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佐藤隆太
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