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防犯カメラナビTOP コラム 屋外防犯カメラの「ソーラーカメラ」で工事不要となる条件

屋外防犯カメラの「ソーラーカメラ」で工事不要となる条件

屋外防犯カメラで昨今注目されている「ソーラーカメラ」ですが、もし「工事不要」を目的に導入を考えているならば、少し待ってください。

ソーラーカメラであっても工事不要かどうかは設置環境と条件によります。ここでは工事不要の条件、及び本当に工事不要が正しいのかどうかを解説します。

屋外防犯カメラで「ソーラーカメラ」が注目されている理由

屋外防犯カメラで「ソーラーカメラ」が注目されている理由

ここ10年で企業が屋外に防犯カメラを設置する事例が顕著となっています。その理由は主に2つあり、1つは「昔は見なかった新しい手口の犯罪が多発している」ことが挙げられ、もう1つが「守るべき財産が多くなった」ことにより、零細中小企業でも防犯カメラを屋外に設置するようになりました。

特に後者に関しては近年情報漏洩が社会的な課題となっており、パソコン1台盗まれるだけで、大切な顧客情報が危険にさらされてしまいます。顧客情報漏洩は企業の信頼の失墜に繋がり、零細中小企業ならば、それだけで会社が傾いてしまうリスクがあります。

ソーラーカメラの需要が急増!レンタル商品も多い

屋外防犯カメラの中でも、顕著に需要が伸びているのが「ソーラーカメラ」です。インターネット回線を利用するネットワークカメラが主流になったため、遠隔地に設置しても管理がしやすくなったことも背景にあります。また、近年のソーラーカメラは非常に高機能となり、耐久性にも優れているため、実用性・機能性ともに申し分ないものとなっています。

セキュリティ機器を扱う販売店を見ても、近年は多くの業者がソーラーカメラをレンタル商品としてラインナップするようになったのも需要の現れといっていいでしょう。

ちなみにレンタルとしてのソーラーカメラは、最近では「建設現場・パイプライン・地域のイベント」などで高い需要を誇っています。

防犯カメラは通常工事が必須?

防犯カメラは通常工事が必須?

インターネットが普及をはじめる以前は、防犯カメラの設置は屋内・屋外ともに工事が必須でした。現在ではアナログカメラと呼ばれている非インターネットの防犯カメラは、同軸ケーブルによって本体とレコーダーを繋いでおり、またそれとは別に電源の供給にもケーブル工事が必要でした。

そして2000年以降は急速にインターネット回線を利用したネットワークカメラ(通称IPカメラ)が浸透し、現在最新機種を購入するとなると、ほぼすべてがネットワークカメラとなります。

ワイヤレスを謳う機種も工事が必要な場合が多い

しかし、ネットワークカメラも実は基本は工事が必要となります。昨今はLANケーブルを用いることで、電源とネット回線を同時に供給できるようになりましたが、そのためのLANケーブルを通す工事が必要となります。

防犯カメラの機種の中には「工事不要のワイヤレスカメラ」を謳う製品も出てきています。しかし、この手の商品はあくまでも「ワイヤレスが可能」ということであり、決してワイヤレスを推奨しているわけではないことは覚えておいてください。

ソーラーカメラで工事不要となる場合と必要なケース

ソーラーカメラで工事不要となる場合と必要なケース

では、ソーラーカメラの導入・設置を検討する上で「工事不要」を望む場合、どのようなケースであれば工事不要が実現し、またどのような状況下であればソーラーカメラでも工事が必要となるのでしょうか。

まず、ソーラーカメラの特徴は「ソーラーパネルにより電気を自給・蓄電できる」ことです。そのため、電源ケーブルの工事が必要ありません。しかし、アナログカメラの場合はレコーダーに映像を映すための同軸ケーブルの工事が必要となるので、完全なワイヤレスとは言えません。

一方でネットワークカメラの場合は、Wi-Fiで映像を無線で飛ばすことができます。そのため、事務所にルーターを置いてWi-Fiが届く距離・エリア内にソーラーカメラを設置することができれば、事実上工事不要のワイヤレスとなります。

ただ、実際ソーラーカメラを使う場面において、Wi-Fiが近くを飛んでいる場面はそれほど多くありません。なぜなら、ソーラーカメラは遠隔地に設置されるケースが多いためです。

この場合は、SIMカードを内蔵できるソーラーカメラを導入することで、工事不要のワイヤレスの仕様を実現できます。

屋外防犯カメラの設置に「工事はした方がいい」は本当?

防犯カメラの販売店の中には「仮に工事不要の機種であっても、LANケーブルの工事はした方がいい」という担当者も多くいます。

ネットワークカメラを工事不要で設置した場合、上述したようにカメラの映像はWi-FiもしくはSIMによるキャリアの通信システムを利用することになりますが、ご存知の通りWi-Fiは設置環境によって通信速度と処理が不安定になりがちです。

自宅でスマホを弄る分には問題なくとも、ゲームをダウンロードしたり動画を見たりするときに、一時的に原因不明の処理落ちが発生することはよくありますね。防犯カメラもそれと同じことが言え、Wi-Fi環境によって映像が乱れたり、遠隔操作に支障をきたすことが可能性としてあります。そのような不安を払拭したい場合は、あらかじめLANケーブルを有線で繋ぐのが推奨されます。

工事不要の屋外防犯カメラのメリット

工事不要の屋外防犯カメラのメリット

上記では工事することが推奨される理由を説明しましたが、一方で工事不要の方が、より大きなメリットを享受できる業界もあります。

工事不要で防犯カメラの設置をおすすめする業種・環境

工事不要で防犯カメラ・ソーラーカメラの設置をおすすめするのは下記となります。

・短期間のイベント
・畑・農業
・パイプライン・高速道路下
・自然公園・ダム

などです。まず人気のない場所に設置する際は、事務所から配線工事をすることになりますが、場合によっては数百メートル先に設置することもあります。この場合は電気が減衰してしまい、防犯カメラが機能不全に陥る可能性があります。

また、畑や農家のような自然エリアはコンクリートがなく、土の中に配線を這わす可能性もありますが、その場合は野生の動物に掘り起こされて嚙みちぎられることもあります。

このような状況下においては、Wi-FiもしくはSIMによる3G/4Gの通信システムを利用した方がメリットが大きいと言えます。

工事不要の機種でも工事をおすすめする業種・環境

一方で工事不要の防犯カメラ・ソーラーカメラであっても、可能な限り工事をすることをおすすめするケースもあります。

・会社の敷地内であり、ケーブル工事が容易い
・ソーラーカメラではないため、電源の配線工事がどのみち必要
・周辺のエリアの電波状況が悪く、通常時でもWi-Fiが弱い

このような環境下の場合は、工事不要のタイプであっても配線工事をすることがおすすめされます。

ちなみに、ソーラーカメラの導入を検討している企業の中には「工事をしたくないからソーラーカメラを検討している。もし工事をするんだったら、ソーラーカメラの必要もないのでは?」と考える人もいるでしょう。

実際にどの機種を導入するべきかは、素人ではなかなか判断ができません。特に防犯カメラは身近な日用家電ではないため、必要範囲や推奨機能などのイメージもつきにくいセキュリティ機器となります。そのため、実際の機種選定や工事不要の是非は、販売店の担当者とよく話し合った上で決めることを強くおすすめします。

まとめ:防犯カメラの設置で工事不要かどうかは設置環境を見直す

まとめ:防犯カメラの設置で工事不要かどうかは設置環境を見直す

今回ご紹介したように、防犯カメラ・ソーラーカメラの設置に際して、工事不要かどうかは設置する周辺環境に大きく依存することになるので、一概にどちらがいいかは応えることができません。

これから防犯カメラ・ソーラーカメラの新規導入、あるいは買い替えを検討している企業担当者は、是非一度販売店にご相談ください。

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佐藤隆太
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