女子寮向け高画質防犯システムの導入事例
近年女子寮における犯罪リスクが顕在化しています。入居者にもしものことがあれば、学校側の防犯状況や管理義務が問われ、全国から批判の声が上がってしまうことが懸念されます。
女子寮含む学生寮を管理している担当者様は、今一度現状の防犯対策を見直してみることをおすすめします。ここでは高画質防犯システムの導入事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回は学校の女子寮管理者から防犯カメラの設置についてご相談をいただきました。学校直営の学生寮ですが、建物は敷地外にあることから、一見すると一般のアパートメントと変わりません。
しかし、同建物が女子寮であることは周知されている他、入居者の関係者である男性の入室も多く、防犯上の懸念点があることから今回防犯強化のご依頼をいただきました。
近年は女子寮の合鍵を学校関係者が持っていたり、ストーカー、盗撮被害も全国で報告されています。過去には夜間強盗強姦事件も発生しており、女子寮運営者は防犯対策の強化がこれまで以上に求められています。
一度の事件・事故で学校運営が傾くことも
海外では女子寮が放火され、19人が死亡した事件も過去に発生しています。日本においては上述したストーカーや盗撮被害が懸念され、いずれも男性の侵入を許したことが発生原因として考えられます。不審者の侵入対策は防犯カメラを設置することで大半を防ぐことができますが、全国の女子寮を見てみると、まだまだ防犯レベルが低いところが散見されます。
保護者は学校の防犯対策を信頼して子供を女子寮に預けているので、事件や事故があってはならないよう、運営側は万全を期さなければなりません。一度の事件発生で被害者が出れば全国に情報が拡散され、今後の学校運営にも支障をきたす可能性があります。
女子寮向け高画質防犯システムを導入するポイント
女子寮に防犯カメラを設置する際は、「部外者の侵入経路」を調査するとともに、「犯人を録画するためでなく、犯罪を未然に防ぐ機能を搭載したカメラの導入」が大きなポイントとなります。
今回弊社が提案した防犯カメラは、「光と音声で侵入者を威嚇」できる機能を搭載しているのが特徴です。常時人検知機能を作動し、門限を過ぎた夜間は、人を検知後「防犯カメラ作動中です。不審者は直ちに通報します」と任意の音声とLEDライトの照射で侵入を阻むことができます。
また、建物裏手に設置した防犯カメラは自動追尾機能を搭載し、侵入者を検知するとカメラが自動で犯人の行動を録画し続けます。
女子寮は犯人と犯行現場を鮮明に映す高画質防犯カメラがおすすめ
一昔前の防犯カメラは40万~100万画素が多く、場合によっては不審者や車両ナンバー、犯行の様子を鮮明に映せないこともありました。近年は200~400万画素のフルハイビジョンが主流となり、一部では4K(800万画素)も出回るようになりました。女子寮では4Kはオーバースペックとなりますが、しっかりと証拠映像を残したい場合、200万画素以上の高画質カメラの導入が推奨されます。
女子寮向け高画質防犯システムを導入した後の感想
防犯カメラを設置する際は、防犯対策の指導が可能な“防犯設備士”の資格を持った者が担当にあたる必要があります。現状の防犯状況の確認や犯罪者の侵入経路の調査、防犯カメラの設置場所、機種選定にいたるまで高度な専門知識が求められます。
防犯カメラ設置後は管理者から「すべて任せられるとは思わなかった」、「予算を考慮してくれて、複数の見積もりをくれたのがよかった」と高い評価をいただきました。
ネットワークカメラのメリットを最大限活かす
今回導入した防犯カメラはいずれもネットワークカメラとなります。ネットワークカメラはWiFiやLTEといったネット環境が必要ですが、以下のメリットが女子寮管理者にあります。
- 防犯カメラの映像を遠隔地から確認できる
これまで防犯カメラの映像は有線でカメラ・レコーダー・モニターを繋がなければなりませんでしたが、ネットワークカメラでは無線で映像を各種デバイスに飛ばすことができます。 - 配線の一部を無線化できる
ネット速度が安定していれば、一部を無線化することで配線工事費用の節約ができます。また、これまで配線の事情で設置できなかった場所でも導入できます。 - 高い性能の防犯カメラを設置できる
インターネットが普及して以降、防犯カメラ業界も徐々にアナログカメラからネットワークカメラへの移行が始まり、最新の性能・機能を備えた機種は往々にして後者となります。今後もこの流れは加速することが予想されます。
防犯カメラナビからひと言
当初女子寮の管理人は学校側と相談し、通販で防犯カメラを購入し、提携している電気工事会社に設置を依頼することも検討していたようです。しかし、防犯知識を持たない者が設置するのは非常に高いリスクを伴います。
防犯カメラによって未然に防げる犯罪リスクは多種に及ぶため、防犯カメラ含むセキュリティ機器の設置に関しては、専門業者にお任せください。
月々の想定コスト
月額10,000円
防犯カメラの初期費用を懸念されるお客様にはリース契約も積極的に推奨しています。一括購入は資産計上できますが、リースは毎月の支払いを損金処理できるメリットがあります。
弊社「防犯カメラナビ」では、支払い方法含めて柔軟に対応できますので、まずはお気軽にご相談ください。