自宅兼整備工場向け盗難対策の防犯システム導入事例
自宅を整備工場(ガレージ)にしている小規模事業者向けに、盗難対策の防犯システム導入事例を紹介します。大切なお客様の車両を守るために現状の防犯対策を今一度見直してみてください。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回は自宅を整備工場(ガレージ)にしている小規模事業者のオーナーからお問い合わせいただきました。場所は都心から車で少し離れたところにある閑静な住宅街で、邸宅とも呼べる立派な一軒家の隣にある広々としたガレージを改装し、整備工場として自営しています。
整備工場では合計3台の車両を格納することができ、主な顧客は近隣住民となりますが、最近はネット広告が効果的に働き、市内・近隣市から訪れるお客様も徐々に増えてきたようです。
しかし、近年は同市で整備工場に窃盗犯が忍び込む事件が続発。自社整備工場は小規模のため狙われる心配はないだろうと考えていたものの、大切な常連客の車両・財産を預かる立場として、現状の防犯対策の見直しは必須とし、この度弊社にご相談いただきました。
小規模整備工場を専門に狙う窃盗犯も多い
近年は多くの企業が高い防犯意識を持つようになり、中小企業でもある程度の予算をかけて高価なセキュリティ機器を設置し、防犯対策の向上に努めています。そのため、比較的防犯対策を疎かにしがちな小規模事業者・自営業者を狙う窃盗犯が増えてきた印象です。
今回のような町工場は一度盗難被害に遭うと常連の客足が遠のいてしまい、信頼回復が困難となるケースが多いです。また、ほとんどの整備工場は自動車管理者賠償責任保険に加入していますが、小規模事業者の場合、保険が切れいていたり、盗難被害に遭ったものの保険が下りる条件を満たしていない、免責金額が高額、といった問題も浮上し、保険適用の有無に関わらず経営が傾く事例もあります。
自宅兼整備工場向け盗難対策の防犯システムを導入するポイント
今回は整備工場が自宅に隣接しているため、防犯カメラと赤外線ビームセンサーを設置することで双方の侵入者対策を講じることができました。防犯カメラは整備工場の内部と屋外に設置しますが、整備工場における防犯対策の肝となるのは「内部に侵入させない防犯システム」の構築です。
採用する防犯カメラは赤外線とAI検知技術に優れた最新機種を採用することで、通行人を誤って検知するトラブルを防止できます。室内防犯カメラは侵入者を検知すると音と光、音声で相手を威嚇し、撃退させることができます。「侵入者を検知しました。これより警察に通報します」と任意の音声に設定できるので、警報だけでは防ぐことができない窃盗犯に対しても効果的です。
住宅街で防犯カメラを設置する際の注意点
住宅街で屋外防犯カメラを個人宅が設置すると、近隣住民からクレームが来ることがあります。防犯カメラの屋外設置や公道の撮影自体に違法性はありませんが、人によっては不審に思うこともありますので、カメラの設置場所や向きには注意を払う必要があります。
自宅兼整備工場向け盗難対策の防犯システムを導入した後の感想
今回は小規模事業者の整備工場向けに防犯システムを導入致しました。弊社にご依頼いただく前は複数の業者に見積もりをとったものの、どこの販売店も「契約後に現地調査とロケテストを行います」といった対応だったそうです。見積もりが少額だと対応がずさんな販売店も実際少なくありませんが、弊社では契約前にしっかりと現地調査と実機を用いたロケテストをさせていただきますのでご安心ください。
今回は現地調査とロケテスト、及び防犯カメラの設置まで一周間未満で完了し、早々にお客様に運用開始いただきました。「自宅の空き巣対策もできるから一石二鳥」、「防犯カメラの性能が予想以上に良かった」、「他社では取り扱いのない機種を提案してくれたのが決め手になった」と仰っていただきました。
防犯カメラナビからひと言
小規模事業者の社長によっては防犯機器をネット通販などで購入し、自分で取り付けたり町の電気屋に依頼する人もいます。しかし、防犯カメラの設置にあたっては防犯機器の特徴や性能、犯罪者の心理を深く理解した専門知識が必要です。
弊社防犯カメラナビでは、警察庁所管の“防犯設備士”の有資格者がすべてのお客様に対し、現地調査から提案・導入まで携わらせていただきます。また、ご契約前に実機を用いて実際のカメラの映像品質や機能をチェックできるので、購入後に「思っていたのと違う」といったトラブルは一切ありません。
月々の想定コスト
月額10,000円
仮に盗難被害に遭っても保険が下りれば損失は最小限に抑えることができます。しかし、お客様からの信頼回復は長い道のりとなるため、窃盗犯に自分の整備工場が狙われないよう、日ごろから防犯対策を強化することが強く推奨されます。