運送会社の駐車場向けスマホ監視システムの導入事例
運送会社の駐車場には数多くの車両が毎日駐車されていますが、危機管理対策を怠ると車両や部品の盗難被害に遭うケースも危惧されます。特に近年は組織的な犯罪が目立ち、一度の侵入で数十台規模の車両部品が盗難に遭うケースも報告されています。
そこで、ここでは運送会社を経営している小規模事業者向けに、駐車場におけるスマホを使った監視システムの構築事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ

今回は小規模事業者として運送会社を経営する社長から、監視システム導入のご相談をいただきました。同運送会社は2~8tトラック、軽トラ、ミニバン、ハイエースを所有しているほか、請負契約を結んだ人の車も自社駐車場を利用しています。
しかし、同社では事務所と社長室には防犯カメラを設置しているものの、駐車場には監視システムを導入しておらず、また立地柄侵入は容易とのことでした。そこで、近年の同地域における盗難被害の多発傾向を鑑みて、この度正式に弊社「防犯カメラナビ」に監視システムの導入依頼をしていただきました。
事後ではなく未然に盗難を防ぐことが可能
運送会社にとって自社所有の車両は事業の生命線となり、車両や部品の盗難被害に遭うと、事業停止だけでは済まず、経営基盤が大きく傾く恐れがあります。
一般的に防犯カメラは窃盗犯の犯行の様子を録画し、犯行の事後に証拠として警察に提出するものと思われがちです。しかし、近年は機能性に富んだ機種も増えており、防犯カメラの役割は事後の犯人逮捕のためではなく、不審者の侵入を未然に防ぎ、自社の敷地内にて犯行させないことが可能です。
監視システムの導入で従業員のモニタリングも可能
今回導入する監視システムは犯罪の抑止力だけではなく、従業員のモニタリングも可能となります。従業員の多くは夜間に帰社するため、社長が退社した後で会社の駐車場で無駄にたむろしているとの報告がありました。また、昨今運送業界ではベテラン運転手による後輩へのパワハラが問題視されており、駐車場が現場となるケースもあります。映像だけではパワハラか否かの判断ができないこともあるため、場合によっては現場の音声を拾える集音マイクの設置も検討できます。
運送会社の駐車場にスマホ監視システムを導入するポイント

運送会社の駐車場に設置する防犯カメラは、ネットワークカメラを採用しました。ネットワークカメラはIPカメラと呼ばれ、インターネット環境が必要ですが、カメラの映像をスマホに転送したり、クラウド上にデータを保存できるメリットがあります。
今回は会社事務所にルーターを設置し、隣接している駐車場までWiFiの電波を拾うことができたため、複雑な工事不要で設置が可能となりました。
また、外部機器のマイクを設置する場所がなかったため、集音マイクとスピーカーを搭載した防犯カメラを設置する運びとなりました。
ネットワークカメラを用いてスマホで映像監視が可能
ネットワークカメラを採用したことで、指定のデジタルデバイス(パソコン、タブレット端末、スマホ)でリアルタイムで映像を監視できるようになりました。通常は社長のスマホと自宅のパソコンで閲覧・監視し、場合によっては別の人間に閲覧権限を付与することもできます。
不審者が駐車場に足を踏み入れると即座に防犯カメラが検知し、指定のデバイスに通知がいくように設定しました。また、カメラにはスピーカーが内蔵しているため、社長がスマホで映像を見ながら「いま警察を呼んだからな」、「顔をしっかりと録画したぞ」と犯人を威嚇し撃退することができます。
運送会社の駐車場にスマホ監視システムを導入した後の感想

防犯カメラを設置後は不審者の侵入はまだ確認されていませんが、その代わりに日常のモニタリングで上手に活用されているようです。上述したように従業員・ドライバーの無駄な会社の居残りやパワハラに対してもスマホで監視できますし、場合によっては音声で「いつまでも残ってないで退社してください」と促すこともできるようになったと喜んでいただきました。
防犯カメラナビからひと言

今回のようにネットワークカメラを採用するケースでは、事前のロケテストが必要不可欠です。WiFiの速度によるカメラのデータ転送の影響は実際に使ってみなければ分かりません。電話だけで最終見積りと契約をしてしまうと、設置間近になって追加料金が発生したり、機能や設置場所の一部を妥協しなければならないこともあります。
弊社「防犯カメラナビ」では、お問い合わせいただいた後、無料で現地調査とロケテストをお試しいただけます。設置や環境調査の相談にあたっては、セキュリティの専門家である“防犯設備士”の有資格者が担当しますので、犯罪心理と実績に基づく確かな提案をさせていただきます。
月々の想定コスト

月額11,000円
運送会社には多数の車両が夜間に駐車しているため、車両を専門に狙う窃盗犯のターゲットにされやすいことが危惧されます。
小規模事業者だとコストのかかる外周警備を雇うことも難しいため、高性能の防犯カメラを設置してセキュリティの強化を図ることをおすすめします。