工事現場・建設現場で遠隔監視・遠隔臨場に便利な防犯カメラを紹介!
工事現場・建設現場では従業員の安全と事故防止に対して細心の注意を払わなければなりません。高度な監視システムもありますが、非常に高額なため大手以外が現場事に搭載するのは難しく、コスパに非常に優れた防犯カメラによる遠隔監視が便利です。
そこで、ここでは工事現場・建設現場に向けて、防犯カメラ(監視カメラ)の選び方やおすすめ機種を詳しく解説します。
工事現場・建設現場のDX化&遠隔監視が進む背景
近年は日本全国の工事現場・建設現場においてもDX化が進んでいます。工事現場・建設現場におけるDX化の代表が「遠隔監視」となりますが、昨今は国土交通省も現場の従業員との意思疎通を遠隔で行う「遠隔臨場」を推奨しています。
工事現場・建設現場で遠隔監視・遠隔臨場が推進される理由としては「慢性的な人手不足」が挙げられます。また、材料を調達する場所、工事&建設現場、オフィス、支店などはそれぞれ離れにあるため、意思疎通をする場合にその都度直接会っていたら大きな時間のロスとなりますし非効率的です。
遠隔監視・遠隔臨場が可能となれば、上記の手間が省けるほか、
- 監督員の立ち会い
- 高所・危険地帯での安全確認
などを遠隔で複数の人間によって行うことができます。これにより業務の時間短縮・従業員の安全確認・人員不足の解消・残業時間の減少が期待されます。
工事現場・建設現場で加速する「DX化」とは
2000年以降はITによるデジタル化が進んだ時代となります。あらゆる企業が業務にデジタル化を取り入れ、いままで手作業で行っていたアナログな作業をすべてデジタルに以降するよう、国・自治体も推奨しています。
最新のIT技術を業務内に取り入れることを広義でDXと呼び、工事現場・建設現場でもこのDXの波が着実に迫ってきているのが現状です。
また、兼ねてから噂されている「25年の壁」問題もいまだ幅広く議論されています。2025年までに日本の全企業が一定レベルまで業務にITを駆使したDX化を成功させなければ、日本全体で12兆円という途方もない経済損失を被るという試算があります。
工事現場・建設現場における遠隔監視・遠隔臨場とは。比較
工事現場・建設現場ではDX化が進んでおり、その代表例が事務所や現場の責任者と、高所にいる従業員との映像を用いたリアルタイムの会話と指示です。一般的には防犯カメラの遠隔監視技術やウェアラブルカメラに依る遠隔臨場を使いこなすことになります。
工事現場・建設現場で導入されるウェアラブルカメラとは
工事現場・建設現場で導入されるウェアラブルカメラとは、ヘルメットや体の一部にマイク付きの小型カメラを装着したもので、遠方や高所にいる現場スタッフと現場責任者・事務所とのやり取りを映像つきで行うことができます。
従来はPHSやスマホ、業務用簡易無線機などで音声通信を行っていましたが、本体を耳に当てたり端末を持ったりと片手が塞がり、また音声のみのやり取りといったデメリットがありました。
ウェアラブルカメラにもネット環境が悪いと映像や音声が乱れたり、安物は重量があったり、装着するとずれてきたりする欠点がありますが、それでも今後の主流となってくることが想定されます。
遠隔臨場の費用は誰が負担?
遠隔臨場を実現するためには初期費用が掛かりますが、これは国土交通省の方で「発注者の負担」としています。近年は最新防犯カメラでも音声のやり取りができる機種も増えてきました。元々映像が非常に鮮明なことから、ウェアラブルカメラと併用もしくは比較されていますが、初期費用は実はそれほど変わらないため、どちらも採用する現場も少なくありません。
リース契約で購入したり、一括購入で保守契約を結べば長期間にわたって運用できるので、発注者にすべてを負担させる必要もなくなります。
工事・工場現場の監視カメラ設置はレンタルも可能
工事・工場の現場を広範囲に監視する場合はウェアラブルカメラよりも監視カメラ(防犯カメラ)がおすすめです。ウェアラブルカメラはスタッフ一人ひとりに装着させなければならないため、初期費用が掛かりますし、転倒や落下による故障・破損もつきもので維持費が想像以上にかかります。
監視カメラであれば高所に取り付けることで広範囲をカバーできますし、危険地帯に設置することで現場スタッフが様子を見ることなくカメラの映像をズームして状況を確認できます。
注意点としては監視カメラの種類は非常に多岐にわたり、一般的な監視カメラは固定型なのでレンズをズームしたり上下左右に振ったりできないものが多いです。そのため、機種を選ぶ際は必ず専門家に現場の状況を見てもらうのがおすすめです。
工事現場・工場の監視カメラ運用はレンタルがおすすめの理由
工事現場や工場や現場ごとにレイアウトや面積、障害物などが異なるため、その都度適切な監視カメラの機種を選ばなければなりません。そのため、いつでも解約して機種を選び直せるレンタルプランがおすすめです。
監視カメラを専門に扱っている販売店であれば、多くがレンタルプランを用意しています。種類が限られていたり、短期間だと購入やリースよりも高くつくのが難点ですが、現場が変わる場合はレンタルを検討するのが良いでしょう。
工事現場・建設現場で必要な防犯カメラの機能とは
工事現場・建設現場で防犯カメラ(監視カメラ)を設置する場合は、どのような機能が最低求められるのでしょうか。まず、大前提として防犯カメラを購入する場合は必ず「ネットワークカメラ」を選んでください。同軸ケーブルで接続するアナログカメラは価格は安いですが、有線で接続しなければなりませんし、インターネット接続ができないため無線で映像をパソコンやスマホに転送することができません。
工事現場・建設現場に必要な防犯カメラの機能
- スマホやパソコンから防犯カメラを遠隔監視ができる
- レンズをズーム・上下左右に遠隔操作できる
- 夜間でもカラー撮影ができる
- 赤外線検知能力が高い
- 防犯カメラ本体にマイクとスピーカーが内蔵もしくは外付けできる
上記機能を備えた防犯カメラを選ぶのがおすすめです。
防犯カメラで遠隔監視をするポイント
工事現場・建設現場で防犯カメラを使って遠隔監視する際は、使用する目的を確認しましょう。
- 出入口に防犯カメラを設置して不審人物や部外者を監視
- 高所や危険地帯に設置して現場の様子を確認
- 現場スタッフに音声を使って指示を出す
- 夜間に事務所や自宅から現場を監視
- 現場スタッフの会話ややり取りを聞く
上記のような使い方が防犯カメラに期待できます。ただし、古い機種の防犯カメラにはスピーカーやマイクが付いていないため、現場の音声を聞いたりこちらの声を現場に伝えたりはできません。
そのため、上記のようなウェアラブルカメラを兼ねた運用をしたい場合は、機種の機能をしっかりと確認してください。
工事現場・建設現場でおすすめの遠隔監視型防犯カメラはコレ!
「しゃべるライン警戒カメラ」は遠隔監視や音声通話が可能な最新機能を搭載した防犯カメラとなります。工事現場・建設現場では現場スタッフに指示を出すこともできますし、スマホで何時でも映像を確認できます。最大400万画素で夜間カラー撮影も可能。どのような現場でも申し分ありません。
「遠隔監視システム」も音声通話ができる機能性に優れたカメラです。ネットワークカメラの特性を最大限生かしているのが特徴で、全国どこの現場でもスマホやパソコン、モニターで一括管理できるので、大手企業にも向いています。
まとめ:工事現場・建設現場の遠隔監視カメラの導入は販売店に相談を
工事現場・建設現場が遠隔監視を目的に防犯カメラの導入を検討する場合、製品のカタログスペックだけで機種を選ぶのは大変危険です。現地調査や実機を用いたロケテストなどが必要となるので、まずは信頼できる販売店に問い合わせて担当者に現場に来てもらうのが良いでしょう。
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