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防犯カメラナビTOP コラム 工事現場・建設現場で遠隔監視・遠隔臨場に便利な防犯カメラを紹介!
工場・建築

工事現場・建設現場で遠隔監視・遠隔臨場に便利な防犯カメラを紹介!

工事現場・建設現場では従業員の安全と事故防止に対して細心の注意を払わなければなりません。高度な監視システムもありますが、非常に高額なため大手以外が現場事に搭載するのは難しく、コスパに非常に優れた防犯カメラによる遠隔監視が便利です。

そこで、ここでは工事現場・建設現場に向けて、防犯カメラ(監視カメラ)の選び方やおすすめ機種を詳しく解説します。

工事現場・建設現場のDX化&遠隔監視が進む背景

工事現場・建設現場のDX化&遠隔監視が進む背景

近年は日本全国の工事現場・建設現場においてもDX化が進んでいます。工事現場・建設現場におけるDX化の代表が「遠隔監視」となりますが、昨今は国土交通省も現場の従業員との意思疎通を遠隔で行う「遠隔臨場」を推奨しています。

工事現場・建設現場で遠隔監視・遠隔臨場が推進される理由としては「慢性的な人手不足」が挙げられます。また、材料を調達する場所、工事&建設現場、オフィス、支店などはそれぞれ離れにあるため、意思疎通をする場合にその都度直接会っていたら大きな時間のロスとなりますし非効率的です。

遠隔監視・遠隔臨場が可能となれば、上記の手間が省けるほか、

  • 監督員の立ち会い
  • 高所・危険地帯での安全確認

などを遠隔で複数の人間によって行うことができます。これにより業務の時間短縮・従業員の安全確認・人員不足の解消・残業時間の減少が期待されます。

工事現場・建設現場で加速する「DX化」とは

2000年以降はITによるデジタル化が進んだ時代となります。あらゆる企業が業務にデジタル化を取り入れ、いままで手作業で行っていたアナログな作業をすべてデジタルに以降するよう、国・自治体も推奨しています。

最新のIT技術を業務内に取り入れることを広義でDXと呼び、工事現場・建設現場でもこのDXの波が着実に迫ってきているのが現状です。

また、兼ねてから噂されている「25年の壁」問題もいまだ幅広く議論されています。2025年までに日本の全企業が一定レベルまで業務にITを駆使したDX化を成功させなければ、日本全体で12兆円という途方もない経済損失を被るという試算があります。

工事現場・建設現場における遠隔監視・遠隔臨場とは。比較

工事現場・建設現場における遠隔操作・遠隔臨場とは

工事現場・建設現場ではDX化が進んでおり、その代表例が事務所や現場の責任者と、高所にいる従業員との映像を用いたリアルタイムの会話と指示です。一般的には防犯カメラの遠隔監視技術やウェアラブルカメラに依る遠隔臨場を使いこなすことになります。

工事現場・建設現場で導入されるウェアラブルカメラとは

工事現場・建設現場で導入されるウェアラブルカメラとは、ヘルメットや体の一部にマイク付きの小型カメラを装着したもので、遠方や高所にいる現場スタッフと現場責任者・事務所とのやり取りを映像つきで行うことができます。

従来はPHSやスマホ、業務用簡易無線機などで音声通信を行っていましたが、本体を耳に当てたり端末を持ったりと片手が塞がり、また音声のみのやり取りといったデメリットがありました。

ウェアラブルカメラにもネット環境が悪いと映像や音声が乱れたり、安物は重量があったり、装着するとずれてきたりする欠点がありますが、それでも今後の主流となってくることが想定されます。

遠隔臨場の費用は誰が負担?

遠隔臨場を実現するためには初期費用が掛かりますが、これは国土交通省の方で「発注者の負担」としています。近年は最新防犯カメラでも音声のやり取りができる機種も増えてきました。元々映像が非常に鮮明なことから、ウェアラブルカメラと併用もしくは比較されていますが、初期費用は実はそれほど変わらないため、どちらも採用する現場も少なくありません。

リース契約で購入したり、一括購入で保守契約を結べば長期間にわたって運用できるので、発注者にすべてを負担させる必要もなくなります。

工事・工場現場の監視カメラ設置はレンタルも可能

工場現場の監視カメラ設置はレンタルも可能

工事・工場の現場を広範囲に監視する場合はウェアラブルカメラよりも監視カメラ(防犯カメラ)がおすすめです。ウェアラブルカメラはスタッフ一人ひとりに装着させなければならないため、初期費用が掛かりますし、転倒や落下による故障・破損もつきもので維持費が想像以上にかかります。

監視カメラであれば高所に取り付けることで広範囲をカバーできますし、危険地帯に設置することで現場スタッフが様子を見ることなくカメラの映像をズームして状況を確認できます。

注意点としては監視カメラの種類は非常に多岐にわたり、一般的な監視カメラは固定型なのでレンズをズームしたり上下左右に振ったりできないものが多いです。そのため、機種を選ぶ際は必ず専門家に現場の状況を見てもらうのがおすすめです。

工事現場・工場の監視カメラ運用はレンタルがおすすめの理由

工事現場や工場や現場ごとにレイアウトや面積、障害物などが異なるため、その都度適切な監視カメラの機種を選ばなければなりません。そのため、いつでも解約して機種を選び直せるレンタルプランがおすすめです。

監視カメラを専門に扱っている販売店であれば、多くがレンタルプランを用意しています。種類が限られていたり、短期間だと購入やリースよりも高くつくのが難点ですが、現場が変わる場合はレンタルを検討するのが良いでしょう。

工事現場・建設現場で必要な防犯カメラの機能とは

工事現場・建設現場で必要な防犯カメラの機能とは

工事現場・建設現場で防犯カメラ(監視カメラ)を設置する場合は、どのような機能が最低求められるのでしょうか。まず、大前提として防犯カメラを購入する場合は必ず「ネットワークカメラ」を選んでください。同軸ケーブルで接続するアナログカメラは価格は安いですが、有線で接続しなければなりませんし、インターネット接続ができないため無線で映像をパソコンやスマホに転送することができません。

工事現場・建設現場に必要な防犯カメラの機能

  • スマホやパソコンから防犯カメラを遠隔監視ができる
  • レンズをズーム・上下左右に遠隔操作できる
  • 夜間でもカラー撮影ができる
  • 赤外線検知能力が高い
  • 防犯カメラ本体にマイクとスピーカーが内蔵もしくは外付けできる

上記機能を備えた防犯カメラを選ぶのがおすすめです。

防犯カメラで遠隔監視をするポイント

防犯カメラで遠隔操作をするポイント

工事現場・建設現場で防犯カメラを使って遠隔監視する際は、使用する目的を確認しましょう。

  • 出入口に防犯カメラを設置して不審人物や部外者を監視
  • 高所や危険地帯に設置して現場の様子を確認
  • 現場スタッフに音声を使って指示を出す
  • 夜間に事務所や自宅から現場を監視
  • 現場スタッフの会話ややり取りを聞く

上記のような使い方が防犯カメラに期待できます。ただし、古い機種の防犯カメラにはスピーカーやマイクが付いていないため、現場の音声を聞いたりこちらの声を現場に伝えたりはできません。

そのため、上記のようなウェアラブルカメラを兼ねた運用をしたい場合は、機種の機能をしっかりと確認してください。

工事現場・建設現場でおすすめの遠隔監視型防犯カメラはコレ!

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「しゃべるライン警戒カメラ」は遠隔監視や音声通話が可能な最新機能を搭載した防犯カメラとなります。工事現場・建設現場では現場スタッフに指示を出すこともできますし、スマホで何時でも映像を確認できます。最大400万画素で夜間カラー撮影も可能。どのような現場でも申し分ありません。

>>「しゃべるライン警戒カメラ」の詳細はこちら

「遠隔監視システム」も音声通話ができる機能性に優れたカメラです。ネットワークカメラの特性を最大限生かしているのが特徴で、全国どこの現場でもスマホやパソコン、モニターで一括管理できるので、大手企業にも向いています。

>>「遠隔監視システム」の詳細はこちら

まとめ:工事現場・建設現場の遠隔監視カメラの導入は販売店に相談を

工事現場・建設現場が遠隔監視を目的に防犯カメラの導入を検討する場合、製品のカタログスペックだけで機種を選ぶのは大変危険です。現地調査や実機を用いたロケテストなどが必要となるので、まずは信頼できる販売店に問い合わせて担当者に現場に来てもらうのが良いでしょう。

当サイト「防犯カメラナビ」は無料で現地調査&ロケテストを実施。導入から保守まで一貫して自社で請け負います。まずはお気軽にご相談ください。

工場・建築の導入事例

製造工場向け内部不正防止音声システムの導入事例
製造工場向け内部不正防止音声システムの導入事例
工場・建築
製造工場では内部不正も懸念材料の1つです。昨今はSNSも発達し、会社が関知していないところで内部不正の事実がネット上に明るみになり、対応が後手に追われることも少なくありません。 そこで、全国の製造工場に対しては、単なる証拠撮りの防犯カメラではなく、現場の様子を録画しつつ、内部不正の犯行を未然に防ぐ防犯システムの導入がおすすめです、今回は縫製工場内に音声を利用した内部不正防止システムの導入事例を紹介します。 防犯カメラの導入を検討したきっかけ 今回防犯システムの導入のご相談をいただいた縫製工場では、兼ねてより在庫の盗難が発生していることが懸念材料で、品質が規格にそぐわないものや余剰在庫の衣類のタグをとって転売している従業員の存在も報告されています。 しかし、現在の防犯カメラは機種が古く、不正を防止する機能が搭載されていないほか、映像が粗く犯行の証拠も撮れていないのが現状です。しかし、当縫製工場はメーカーの下請けが売り上げの大半を占めているため、仮にメーカーが不正を関知し、契約解除や損害賠償の請求をするならば、会社が傾く損失を被ることとなります。そのため、一刻も早く内部不正を明るみにし、また更なる犯行を未然に防ぐ手段を講じたいという社長の強い意志を教えていただきました。 縫製工場によくある内部不正。全国の工場は今一度セキュリティの見直しを 実は上記の内部不正は全国の縫製工場で散見される事案となります。メーカーの下請け品であれば品質も保証されていますし、タグを外せば訴えられないと考え、安易に転売する従業員が後を絶ちません。縫製工場では常に余剰在庫を抱えているので、それを窃盗しても構わない、と身勝手な考えを持つ人も実際に少なくありません。 「自分の工場はしっかりと監視しているから大丈夫」、「従業員は皆古株だし信頼できる」と考えるのではなく、今一度自社の防犯対策を見直すことを推奨します。 製造工場向け防犯カメラを使った音声システムを導入するポイント 今回は製造業の中でも縫製工場に向けて内部不正防止システムを構築しました。防犯カメラを使用したセキュリティ構築方法は幾つかありますが、弊社では音声内蔵カメラを提案させていただきました。 通常の防犯カメラは音と光で対象者に警告できますが、これでは具体的な威嚇はできませんし、内部の従業員が犯人であれば“慣れて”しまいます。 一方で音声システムは「リアルタイムで監視されているかも」という緊張感がありますので、内部不正の抑止に繋がるほか、従業員に対して「〇〇さん事務所まで来てください」、「みなさん本日もお疲れ様でした」のように室内放送の役割を担うこともでき、モニタリングとしても活用できます。実際には内部不正が行われている場所に重点的にカメラを設置し、人を検知すると同時に「24時間防犯カメラで監視しています」、「内部不正調査中」など任意の音声を発信するよう設定しました。 ネットワークカメラで遠方の本社事務所から監視も可能 防犯カメラには同軸ケーブルで接続するアナログカメラと、ネットを介するネットワークカメラがあります。既存のカメラはアナログカメラだったため、今回は買い替えと同時にネットワークカメラに変更いたしました。ネットワークカメラはWiFiやLTE環境が必要ですが、一部を無線化できるほか、カメラの映像を遠隔地に転送できるので、工場から離れた本社の事務所・会議室のモニターにリアルタイムで映すことも可能ですし、会議室から音声を飛ばすこともできます。 製造工場向け防犯カメラを使った音声システムを導入した後の感想 縫製工場に防犯カメラを導入後、一週間経たずにカメラの映像に在庫を盗む従業員の姿を録画することができました。また、音声システムの効果のためか、それ以降内部不正は一切認められないと社長から報告いただきました。 内部不正の防止だけでなく、工場内のモニタリングができるようになったおかげで、会議室で上長を交えて業務効率化や作業内容についての打ち合わせも円滑に進むようになったのも大きいと仰っていただきました。 防犯カメラナビからひと言 製造工場内の従業員による不正行為は慢性化することが多く、また、味を占めた従業員はさらに同僚に声をかけて犯行を拡大する傾向にあります。このような余剰在庫の盗難は内部の聞き取り調査でも発覚しにくいため、防犯カメラによるモニタリングと犯罪抑止機能を持つ防犯対策が重要なポイントとなります。 弊社では工場内の環境調査から実機を用いたロケテストまで無料でやらせていただくほか、設置工事と運用後のフォローまで一貫して携わらせていただき、内部環境改善の助力になることができます。 月々の想定コスト 月額16,000円防犯カメラは配線工事などが発生すると初期費用がある程度かかってきますが、リース契約をすることで月々のランニングコストに切り替えることができます。 防犯対策の強化を検討されている工場担当者は、是非一度弊社「防犯カメラナビ」にお問い合わせください。
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工場の不審者・車上荒らし対策の外周警備システム導入事例
工場の不審者・車上荒らし対策の外周警備システム導入事例
工場・建築
今回は工場の敷地内における不審者の侵入や車上荒らしへの対策として、防犯カメラを使った外周警備システムを導入しました。昨今は凶悪な組織犯罪も増えているので、全国の工場に求められる警備システムとなります。是非ここで紹介する導入事例を参考にしてみてください。 防犯カメラの導入を検討したきっかけ 今回は工場の危機管理マネージャーから、「不審者の侵入」や「車上荒らし」対策のための防犯カメラ設置のご依頼をいただきました。 ご依頼いただいた工場では、以前より夜間に不審人物の侵入が散見されていました。今のところ目立った被害はありませんが、近隣の市では車両の窃盗やカーナビ等部品の盗難被害に遭った工場もあるため、ご依頼企業も懸念しているとのことでした。 また、現状は工場内部には防犯カメラを設置しているものの、工場の外周には防犯カメラがないため、不審者が敷地に侵入しても気づかないことも危惧していらっしゃいました。 車両の窃盗は組織犯罪が増加傾向 近年は半ぐれをはじめ、組織犯罪が増加傾向にあります。数多くの車両が駐車されており、比較的防犯意識が緩い工場が狙われています。犯罪組織に狙われると、一夜ですべての車両の部品の破壊・盗難被害に遭うほか、場合によっては車両ごと盗まれてしまうケースもあります。盗んだ車両は解体されてパーツとして転売されるか、海外に不正輸出されてしまい、いずれも犯人を逮捕しても車両は戻ってこないことが多いです。 そのため、重要となるのは「いかに不審者を敷地に侵入させないか」となり、その外周警備を実現するために、防犯カメラの設置は非常に大きな役割を果たしてくれます。 工場に外周警備システムを導入するポイント 工場に外周警備システムを導入する際は、一般的に「警備員に委託する」か「自社で防犯カメラを設置する」かのいずれかを選択することになりますが、小規模事業者や中小企業にとって警備会社へのセキュリティ委託は費用が重荷になってしまいがちですし、警備会社は警報アラームが作動すると、25分以内に駆け付けなければならいルールがあるため、あまり請け負いたがりません。 外周警備システムを自社で構築する際は、防犯カメラの選定が重要なポイントとなります。録画機能だけの旧型カメラを選んでしまうと、赤外線検知やAI検知、光と音声警報装置、集音マイクなどを別途購入して設置しなければならなく、費用が余計にかさんでしまいがちです。 最新の防犯カメラの中には上記の機能をデフォルトで搭載した機種もありますので、外周警備システムを検討する際は、専門家の調査のもと、監視範囲や導入するセキュリティ機器を提案してもらうのがおすすめです。 工場に外周警備システムを導入したあとの感想 今回導入した外周警備システムは、以下の機能を搭載した防犯カメラとなります。 白色LEDライト 音声通話 高画質撮影 夜間カラー撮影 AI検知 不審者が工場の敷地内に足を踏み入れたと同時に自動検知が作動し、LEDライトと音声にて相手を撃退します。また、不審者の出没は夜間が主となるので、顔をしっかりと識別できるよう、夜間撮影が可能な高度な赤外線技術を搭載した機種を選定しました。 最新の防犯カメラとなるので、本体価格はいくらか割高な印象を受けますが、別途大がかりなセキュリティ機器を設置する手間と費用を考えると、コスパは非常に高いと言えます。 防犯カメラナビからひと言 今回のご依頼企業のように、施設内部には防犯カメラを設置しているが、敷地内や外周には設置していないという工場は非常に多くあります。しかし、上記でも説明したように、一度犯罪者に侵入されてしまうと多大な被害を受けてしまい、仮に犯人が逮捕されても損失は戻ってこないケースが多いです。 そのため、防犯カメラを設置する場合は、「犯行を未然に防げる外周警備システム」を構築する必要があり、侵入者を威嚇・撃退する機能を搭載したカメラを選ばなければなりません。 弊社防犯カメラナビでは、お問い合わせをいただいたのち、防犯設備士の有資格者が工場現地にお伺いし、無料で現地調査、及びトライアルテストをさせていただきます。トライアルでは実機を用いて実際に導入を想定しているカメラの映像を確認していただいたり、ご担当者に操作していただくことが可能です。 月々の想定コスト 月額15,000円 防犯カメラの導入にはリース契約を利用いただくことができます。本体価格・配線工事・取り付け設置費用などがかさんで予算を超えてしまう場合は、償却期間5~7年でリースを組むことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。 https://bouhancamera-navi.com/trial/
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工場の製造ライン遠隔監視システムの導入事例
工場の製造ライン遠隔監視システムの導入事例
工場・建築
今回は工場の製造ラインに遠隔監視システムの導入依頼をいただきました。商品の異物混入や内部不正を見つけ、早急に解決を図るための防犯カメラの効果的な設置事例を紹介します。 防犯カメラの導入を検討したきっかけ 今回防犯カメラの導入を依頼された工場では、以前よりライン作業員と商品のモニタリングの手段を模索していました。食品を扱う工場では、異物混入が最大の懸念事項となります。また、従業員の商品持ち出しなど、内部不正や著しく作業効率の悪い人の是正にも活用したいとの要望を受けました。 製造ラインにおける従業員の内部不正の解決 製造ラインにおける従業員の内部不正は、場合によっては深刻な事態を招く可能性もあります。未完成品の持ち出しや機密情報・データの不正流出などは全国で確認されており、企業の信頼・信用を失墜させる要因にもなります。 また、食品を扱う製造ラインでは近年異物混入も事件化されています。意図せず虫やゴミが入ってしまう問題は以前より定期的に発生しており、過去の事例では「和菓子の飴に針金の断片が混入」、「スナック菓子に繊維質が混入」、「豆腐にゴキブリが混入」、「食品に毛髪の混入」などがありました。すべてが製造ラインで発生したわけではありませんが、しっかりと従業員の業務や食品の梱包までの流れを把握できる体制が整っていれば、未然に発生を防げた事例もあったかもしれません。 特に過去に起きた中でも従業員による「農薬混入事件」はテロと同じようなものです。企業の信頼の失墜だけではなく、流通している商品の全品回収や工場内の立ち入り検査、業務停止命令など、多額の損失が発生し、中小企業であればたった一度の失敗で会社経営が傾く恐れもあります。 そのため、製造ラインにおける監視システムの構築は、より厳重かつ強化がすべての工場に求められています。 工場に製造ライン遠隔監視システムを導入するポイント 今回ご依頼いただいた製造ラインに導入したのは「遠隔監視システム型防犯カメラ」となります。各製造ラインと重要な機密データが含まれているパソコンがある部屋を中心に防犯カメラを設置しました。防犯カメラの機種選定にあたってのポイントは、「従業員の顔・手つき・製品・パソコン画面を鮮明に映せる高画素・高画質カメラ」であることと、「常時録画で長期間録画が可能なデータ圧縮率の高いカメラ」となります。 また、インターネットの可否については工場の規模によって対応は異なります。大規模な工場になると、インターネット環境の構築が大規模となることもあります。予算を押さえたい場合はアナログカメラ、もしくはSIM内蔵のLTEカメラがおすすめです。LTEカメラであれば回線工事で不要で設置できるだけではなく、4Gを使って遠方の本社や支店からでも映像の閲覧やカメラ操作が可能です。 音声システムの導入で高度な遠隔監視を実現 最新の防犯カメラには、音声システムが搭載されている機種も増えてきました。カメラ本体にマイクとスピーカーが内蔵されていて、現場の音声をマイクで拾うことができます。また、それだけではなく、防犯カメラの管理者がスマホを通じて「本日もお疲れ様です」、「〇〇さん事務所まで来てください」と音声によるやり取りができます。リアルタイムの会話はもちろん、予め録音した音声と赤外線検知システムを連動させることも可能です。 工場に製造ライン遠隔監視システムを導入したあとの感想 今回導入させていただいた製造ライン遠隔監視型の防犯カメラによって、工場の現場管理者が従業員や製造ラインの動向を把握しやすくなったことはもちろん、24時間常時録画しているため、万が一問題が発生した際は、速やかに解決を図ることができると評価いただきました。 製造ラインに設置した防犯カメラは夜間でもカラー撮影に対応しており、また高度なAI検知技術によって、不審人物が侵入すると即検知し、警報を鳴らすことができます。設定次第では管理者のモニター・スマホ・パソコンにも通知を送信できるので、リアルタイムで侵入者を撃退、警察への通報が可能な点も喜んでいただけました。 防犯カメラナビからひと言 製造工場は中規模でも数十人の従業員が常時勤務しており、その一人ひとりの業務を数名の管理者が把握することは至難です。防犯カメラは頭上から見下ろすように製造ライン全体を管理できるので、マネージャーの目が届かないところまでしっかりと映像に残すことができます。また、常時録画しているため、従業員の不正に対する証拠映像としても活躍できます。 ただし、防犯カメラを製造ラインに設置していても、画質が悪いと従業員の不正を暴くことはできませんし、商品の異物混入も映像で捉えることはできないでしょう。そのため、初期費用を抑えたいからといって、防犯カメラのスペックや機能に妥協するのはおすすめできません。 月々の想定コスト 月額18,000円 初期費用を抑えるコツとしては、配線・取り付け工事の方法や本体カメラの選定、モニター設置の有無などが挙げられます。 弊社防犯カメラナビでは事前に綿密な現場調査をして、無駄を省いた設置の提案をさせていただきます。調査は無料なので、是非一度お問い合わせください。 https://bouhancamera-navi.com/trial/
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工場内部における赤外線AI検知システムの導入事例
工場内部における赤外線AI検知システムの導入事例
工場・建築
今回は工場からお問い合わせをいただき、工場内部に人を検知できる高度なAIが搭載されている防犯カメラシステムの導入事例を紹介します。従業員の監視や不審者の侵入対策に最適です。 防犯カメラの導入を検討したきっかけ 今回は従業員の管理に赤外線検知機能を搭載した防犯カメラを検討している工場からお問い合わせをいただきました。工場の出入口に防犯カメラを設置して、従業員の出退勤を把握し、また夜には不審者の侵入対策も講じたいという要望がございました。 また、工場内は大型の工作機械が多数あるため死角が多く、従業員の不正や居残りも防犯カメラで監視したいというモニタリングの希望もお伝えいただきました。 工場内部の防犯カメラ設置は多様な用途がある 防犯カメラは通常不審者の侵入対策や事件・事故の証拠撮影のために活用されますが、工場においてはそれ以外にも以下のような運用メリットがあります。 工場内で従業員を探すときに防犯カメラを活用 従業員の動向・業務内容をチェック 報告書・資料の作成に使う画像素材として 従業員に適度なプレッシャーを与えるため 製造工場では防犯カメラを設置するだけでも従業員の集中力を高める効果があります。慣れてくると業務が疎かになりやすいため、常に技術者の傍で監視できない場合は、防犯カメラが非常に有効な解決策となります。 工場に赤外線AI検知システムを導入するポイント 工場に赤外線AI検知システムを導入するにあたり、重要となるのが、「防犯カメラの設置場所」です。カメラをどこに設置するかは活用方法によって大きく異なります。今回は従業員の出退勤管理と不審者の侵入対策が主な運用目的となるので、設置場所は工場内のあらゆる出入口・侵入経路となります。 赤外線AI検知は近年飛躍した防犯カメラ技術の一つとなりますが、まだメーカーや機種によって大きな品質の差があるのが現状です。単に安いものを選んだり、安心という理由だけで日系メーカーを選んでしまうと、誤検知が多く使い物にならない可能性もあります。 侵入者対策は夜間撮影技術が大切 また、不審者の侵入対策として運用するのであれば、夜間撮影・赤外線技術もしっかりとしたものを選ばなければなりません。弊社が提案した防犯カメラは夜間でもカラー撮影ができる最新機種で、AIが不審者を検知すると、「警察に通報します」、「防犯カメラ作動中です」などと自動音声が流れる仕組みを構築しました。 この音声機能は侵入者対策以外でも活用事例が多く、出入口に設置することで従業員に向けて「おはようございます」、「今日も一日お疲れ様でした」と挨拶することも可能です。 工場に赤外線AI検知システムを導入した後の感想 今回は幾つかの機種を試した結果、最新の赤外線AI検知システム(音声付き)のカメラを導入する運びとなりました。また、実際に防犯カメラのトライアルをしていただいた際、映像の鮮明さや音声機能に驚いていただき、技術者の業務管理にも使いたいと仰っていただきました。 最新機種はネットワークカメラとなるのでネット環境が工場に必要でしたが、もともとネットは通じていたため、配線工事もスムーズに済ませることができ、1日で工事から取り付けまで終えることができたことにも評価いただきました。 防犯カメラナビからひと言 防犯カメラの技術は日進月歩で、5年10年前のカメラはすでに機能が陳腐化している傾向にあります。日系メーカーはマイナーチェンジが多く、現代の犯罪に対応した最新の機能が搭載されていないことも多いので、日系に拘らず世界中の防犯機器メーカーから用途に応じて最適な機種を選ぶのがおすすめです。 弊社にお問い合わせいただくと、契約前に現地調査とトライアルを無料で行うことができます。防犯設備士の有資格者が実際に工場にお伺いし、現地調査をしたのち最適な機種を提案させていただきます。トライアルでは実機を用いて実際に防犯カメラの映像の確認と操作をしていただきます。 他社によっては現地調査やトライアルは契約を交わした後という業者もありますので、本当に自社にとってメリットのある業者はどこなのかもよく検討が必要です。 月々の想定コスト 月額12,000円 初期導入費用を抑えたい場合は一括購入ではなくリース契約がおすすめです。リース契約であれば月額支払いとなりますし、毎月の費用は損金処理できるメリットがあります。また、今後追加で導入したい場合もリースが可能なので、減価償却期間が5~7年と少々長いこと以外にデメリットは基本的にありません。 弊社にお問い合わせいただければ、予算も含めて詳しくご案内できるので、まずはお気軽にご相談ください。 https://bouhancamera-navi.com/trial/
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倉庫の防犯ブログ記事

工場倉庫の夜間の侵入窃盗における効果的な防犯対策を解説
工場倉庫の夜間の侵入窃盗における効果的な防犯対策を解説
倉庫
工場や倉庫では、夜間における不審者の侵入及び窃盗が全国で多発傾向にあります。特に金属資材を扱う工場倉庫は、近年の金属価格の高騰を受けて狙われやすく、細心の注意と防犯対策の強化が必要となります。 そこで、ここでは工場倉庫の夜間の管理で懸念される問題と課題、侵入者による窃盗に対する効果的な防犯対策をご紹介します。 工場や倉庫に侵入窃盗が多発する理由 以前より工場や倉庫では、侵入及び窃盗事件が全国各所で散発されていましたが、近年は各工場倉庫で危機管理対策を強化し、防犯カメラやセキュリティ機器を設置するようになり、侵入者や窃盗件数は徐々に減少傾向に転じました。 しかし、新型コロナ以降は金属資材の価格高騰を受けて、再び盗難被害件数が上昇傾向となり、全国の工場倉庫が組織的犯罪集団に狙われるようになりました。金属資材の仕入れ苦難が続く中、在庫の盗難に遭ってしまうと、事業の継続が途端に難しくなります。そのため、工場や倉庫は犯人を逮捕するための防犯対策ではなく、侵入を未然に防ぐ防犯カメラの設置が推奨されています。 工場・倉庫に侵入する窃盗犯は夜間に集中 工場や倉庫に侵入を試みる窃盗犯は、基本的に犯行を夜間に集中しています。昼間の窃盗は従業員による内部犯の可能性が強く、対して夜間の窃盗は計画的な組織犯のケースがほとんどです。窃盗犯は夜間に従業員が退社することを熟知していますし、事前に下見をしているため、侵入から窃盗に至るまで、そう多くの時間を要しません。窃盗犯は夜になると工場倉庫の少し離れた場所で待機して、オーナーが最後にシャッターを閉めて退社するのを待って犯行に及びます。 工場倉庫の多くは古い防犯カメラを何年も使い続けており、また現場を録画することだけに特化しているため、不審者の侵入を防ぐ効果はほとんどないと言えます。 工場・倉庫で夜間の侵入。窃盗犯の狙うもの 上述したよにうに、窃盗被害に遭う最多は金属資材となり、ワイヤーや銅線などが狙われますが、それ以外にも「商品」、「仕掛品」、「製造データ・図面」、「顧客情報」なども盗難の対象となります。 また、下記では工場倉庫に共通して狙われやすいものをご紹介します。 換金性の高い資材 金属資材に限らず、転売や売却のしやすいもの、ネット通販などで出品したらすぐに売れるもの、リサイクルショップで高値で売れやすいものなどを中心に侵入者は窃盗を企てます。パッと見て価値のなさそうなものも、業界人から見れば金目のものは多々あります。 電気工具 工場や倉庫で使う電気工具は中古品であっても引き取り手は多く、すぐに売却できるほか証拠が残りません。楽天通販のような通販モールで簡単に売りさばくことができますし、リサイクルショップも電気工具程度では出所までは調査しません。 車両 工場・倉庫で頻繁に使用されるハイエースのようなバンも窃盗の対象となります。古い型でもある程度の値がつきますし、売れないようであれば解体してパーツとして売却することもできます。また、昨今は東南アジアや南米に向けて中古車両を輸出する外国人組織犯罪も増えています。プロの窃盗犯であれば、キーロックをしても簡単にエンジンをかけることができますので、屋外に夜通し放置するのはあまりにもリスクが高いです。 郊外や閑静な地域の工場倉庫は特に侵入されやすい 人里離れた郊外や、夜間は人の気配がなくなる閑静な場所に工場倉庫を持っているオーナーは一層の注意が必要です。夜間に侵入する窃盗犯は、周辺住民や外套の有無に気を払います。外套のないエリアであれば、道路に設置されている防犯カメラの映像では犯人の特定は困難となりますし、隣県に逃走するのも容易となります。 また、郊外の工場倉庫のオーナーは、往々にして「自分のところは大丈夫」、「ここまで来る窃盗犯はいないよ」と危機管理意識が低い傾向もあります。窃盗犯はそこにつけこんで犯行に及ぶことをよく理解しなければなりません。 夜間に侵入する窃盗犯は組織的な犯罪集団 夜間に侵入する窃盗犯はプロの仕業であるケースが多く、隣県と併せて複数の地域で活動する組織犯となります。すでに転売ルートも確保されているため、仮に犯人を逮捕できたとしても、被害に遭った資材が戻ってくる可能性はそう高くはありません。 工場倉庫は侵入・窃盗を防ぐための防犯対策の見直しを 昨今は外国人犯罪組織も日本で窃盗を企て、10年前とはまったく異なる手口で、一度に数十、数百キロの資材や商品を盗み出します。「一夜ですべて持っていかれた」とならないためにも、窃盗犯の侵入を許さない最新の防犯カメラの設置が必要となるでしょう。 https://bouhancamera-navi.com/location/factory/
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工場倉庫で発生しがちの「商品在庫の盗難紛失」の解決方法
工場倉庫で発生しがちの「商品在庫の盗難紛失」の解決方法
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工場倉庫ではしばしば「商品在庫」の紛失や盗難が散見されます。小さなヒューマンエラーだと気にしないでいると、実は盗難による紛失だった、なんてこともあります。工場倉庫では定期的な数量チェックは欠かしてはいけませんし、商品在庫が不足する日が続くようならば、盗難も考慮した対策を打たなければなりません。 そこで、ここでは工場倉庫で発生する商品在庫の盗難紛失の課題と解決方法をご紹介します。 工場倉庫では「商品在庫」の紛失が多い 倉庫業では毎日在庫のチェックは怠りませんが、商品在庫が管理データと合わないことは頻繁にあります。商品在庫が紛失してしまうケースでは、 ・誤出荷・仕入れ数量が少ない・出荷データの入力ミス・テレコ出荷 などが考えられます。いずれも単なるヒューマンエラーで片付けがちですが、何かしらの対策を講じなければ、いつまでも商品在庫の紛失はなくなりません。 一方で工場は倉庫と異なり、厳密な数量チェックは毎日行うことはなく、現場必要量+在庫保有量をざっくりと計算して仕入れを行いますので、仮に商品在庫が紛失していても、少量であればなかなか気づくことはできなく、出荷の段階で初めて「あれ、数が足りない」と慌てることが多いです。 商品在庫の紛失はヒューマンエラーでは済まされない 工場倉庫における商品在庫の紛失のうち、人為的なヒューマンエラーが理由の場合は、必ず複数の要因が複合して在庫の紛失に繋がっています。ダブルチェックを徹底したり、チェックリストの項目を増やしても、今度は従業員のストレス過多や過重労働により別のミスを誘発してしまいます。 商品在庫の紛失が相次ぐようであれば、工場倉庫の在庫管理体制を抜本的に見直す必要があるかもしれません。 工場倉庫の商品在庫の紛失は盗難の可能性も高い 工場倉庫での商品在庫の紛失の多くは、在庫管理のミスとして片付けられがちです。しかし、本当は従業員のミスではなく、盗難被害に遭っている可能性も考えられます。仮に工場倉庫の内部、もしくは外部から窃盗犯が侵入しているのであれば、早急に適切な防犯対策を講じて、これ以上の商品在庫の盗難を防がなければなりません。 商品在庫の盗難は従業員や関係者の可能性も 従業員や取引先関係者であれば、工場倉庫に比較的自由に出入りすることができます。従業員であれば商品在庫の場所も分かっていますし、防犯カメラの設置場所や管理者が不在の時間帯も把握しています。 ただし、従業員は素人のため、適切な防犯対策を講じて、日ごろから危機管理を持つことによって、多くのケースで解決することができます。 工場倉庫の商品在庫が狙われるのは夜間 一方でプロの窃盗犯の犯行である場合は、工場倉庫が狙われるとしたら夜間に集中します。昨今は外国人犯罪集団や反社会的勢力の台頭により、従来とは異なる手口を使い、一度に大量の商品在庫を持っていく傾向にあります。プロの窃盗集団に対して「鍵を閉めた」、「シャッターを強化した」といった初歩的な防犯対策は既に通じなくなっています。 古い防犯カメラでは窃盗犯の侵入を阻止することは困難 大半の工場倉庫では既に防犯カメラの設置は済んでいますが、上述したように、5年前や10年前と現在を比較すると、窃盗犯の手口は多様化しており、従来の防犯カメラでは侵入を未然に防ぐ役割を担うことはできません。また、仮に防犯カメラの映像から犯人を特定することができても、逮捕できるかは不明ですし、盗難に遭った商品在庫が無事に戻ってくる保証もありません。そのため、防犯カメラの基本は事後対策ではなく、不審者を工場倉庫に侵入させない対策となります。 ちなみに、防犯カメラに窃盗の現場が映っていなければ、警察に被害届すら出すことはできません。「商品在庫の盗難被害に遭っています」と言うだけでは警察は動いてくれませんので、まずは証拠を掴むために、現状の防犯対策を見直すことからはじめるといいでしょう。 工場倉庫の商品在庫の紛失や盗難は1度では終わらない 上記では従業員のミスによる在庫の紛失、及び窃盗犯による在庫の盗難リスクをご紹介しました。いずれも対策を打たなければ解決しない重大なリスクとなりますので、現状の防犯対策に不安がある工場倉庫の管理者は、まずはプロの防犯設備士による現地調査を依頼してみてはいかがでしょうか。 https://bouhancamera-navi.com/location/factory/
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工場倉庫の勤怠管理の課題と解決方法
工場倉庫の勤怠管理の課題と解決方法
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工場倉庫で働く従業員の多くは変則労働制を取り入れているため、勤務状況は非常に煩雑です。そのため、本部や管理者は従業員の勤怠管理がうまくいっていない様子がうかがえます。従業員の勤怠管理を疎かにしていると、工場・倉庫業務に支障が出るほか、納期の遅延や内部不正といった重大なリスクも懸念されます。 そこで、ここでは工場・倉庫における勤怠管理の課題と、防犯機器による解決方法をご紹介します。 工場倉庫の勤怠管理の課題と問題点 工場倉庫では多くの従業員が煩雑に入れ替わるため、以前から勤怠管理に課題や問題点がありました。昨今はデジタル化を現場に浸透させる「社内DX化」も徐々に広まってきましたが、多くの工場や倉庫では、現在もアナログな方法で勤怠管理をしているのが現状です。 工場倉庫は雇用形態が多様化している 工場や倉庫では、日雇いバイト、パートタイム、派遣、正社員といった様々な雇用形態の従業員が勤務しており、一人ひとりが異なるシフトを持っているため、管理者や人事担当者が把握できていない問題がありました。当日になって「あれっ?今日人が少なくない?」、「今日は仕事があまりないのに、なんでこんなにバイトがいるの」といった人材の適材適所の配置がうまくいっていない様子が従来からの課題の1つとなっています。 管理者が勤怠管理を重要視していない また、管理者によっては現場の従業員を馬車馬のように働かせ、現代にそぐわない過重労働を強いている工場倉庫もいまだ散見されます。管理者が従業員のシフトを守らず、勤怠管理を怠り、納期ベースで従業員を働かせていると、ヒューマンエラーやパワハラが多発し、重大な問題に直面することもあります。 工場倉庫が勤怠管理を疎かにすることによる弊害 怠惰な勤怠管理や煩雑とした従業員の勤務状況は、見た目にはすぐには現れませんが、確実に組織の内部崩壊へと進んでいきます。 さぼる従業員の増加 勤務中に余剰人員が生まれたり、管理者の目の届かない時間が増えると、確実にさぼる従業員が増加します。特に工場や倉庫は社内ルールの徹底が甘いため、「工場を抜け出して退勤時間になると戻ってくる」、「暇さえあれば喫煙室で煙草を吸っている」、「作業効率が非常に悪い従業員がいる」といった問題が発生します。業務能率の低下は生産性を下げ、納期の遅延や異物混入といった会社が傾くほどの重大な問題に発展することもあります。 多くの工場倉庫は従業員の日中の勤務状況を把握しきれていない 多くの工場倉庫は、従業員の普段の勤務状況を一人ひとり把握できていません。従業員の能率や業務内容、作業工程の理解を疎かにすると、やがて内部不正の発生へと繋がります。 勤怠管理の甘さが内部不正を誘発。勤務状況はしっかりとチェックを 工場倉庫で働く管理者を含めた従業員の勤怠管理を怠ることにより、内部不正のリスクを孕むことも覚えておかなければなりません。 ・不正なリベートの受け取り 現場管理者が取引先に不正なリベートを要求する事例は、全国の倉庫業で見受けられます。 ・商品在庫の窃盗 勤務態度が悪い従業員の中には、隙を狙って換金性の高い在庫を盗む人間もいます。一度成功すると癖になり、断続的に続く可能性が高いです。 ・機密情報の漏洩 勤務中に取引先関係者と折衝をして、社内の機密情報や取引先情報を漏らしてしまうことがあります。本人は社内規定に重大な違反を犯している自覚がないため、何かしらのきっかけで漏洩が発覚しない限りは情報漏洩を止めることができません。 防犯カメラで従業員の勤務状況を把握。勤怠管理の役割も担う 工場倉庫では現場の工員が多いと、管理者も彼らの勤務状況を把握しきれません。また、その一方で管理者に強い権限を持たせてしまうと、パワハラに発展するリスクも孕んでしまいます。 昨今は防犯カメラの性能も向上し、カメラ1台で従業員の勤務状況を把握する高いスペックをもった機種も出ています。監視体制を強化することで社内不正の解決にも繋がるため、まずは防犯対策の業者に現地調査を依頼してみてはいかがでしょうか。 https://bouhancamera-navi.com/location/factory/
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工場・倉庫の異物混入は防犯カメラで対策を
工場・倉庫の異物混入は防犯カメラで対策を
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工場や倉庫で入荷から製造、及び出庫の工程において、懸念される重大なリスクが「異物混入」の問題です。場合によっては流通している製品のすべての回収が義務付けられるほか、原因が解明されるまで出庫ができない事態に陥ることもあります。そのため、工場倉庫では、異物混入を未然に防ぎ、また事件が発覚したときは、速やかに解決への道筋を見つけられるよう、日ごろから適切な防犯対策を講じる必要があります。 そこで、ここでは工場倉庫の異物混入に対するおすすめの防犯対策をご紹介します。 工場の異物混入の事例 工場における異物混入は、食品製造工場において最大のリスクとも言えます。経口食品は人の健康や生命に直接影響を与えるため、髪の毛一本でも異物混入が発覚してしまうと、食品メーカーにとっては致命的な打撃を受けます。工場の異物混入では毛髪が最多となり、次点以降で衛生害虫、金属破片、煙草の欠片、つけ爪などが並びます。 食品製造工場の異物混入事件の難しさは、「異物混入が発覚した商品は売上が激減する」ことと、「異物混入の発覚後の対応が悪いと、消費者の購買意欲はほぼゼロにな、信用回復が難しい」ことが挙げられます。 また、人為的な異物混入事件としては、直近では「アクリフーズ農薬混入事件」が挙げられ、同社は翌年には他社に吸収合併され社名を変更することになります。 倉庫の異物混入の事例 倉庫における異物混入も決して少なくありません。「段ボールの底に虫の死骸があった」、「商品の箱を開けたら、カッターの刃があって指が切れた」といった異物混入事件が過去にあります。特に段ボールのような板紙を使用した梱包資材は虫がつきやすく、倉庫に積み込まれたときには既に付着している可能性もありますし、その都度全品検査をすることは現実的ではありません。 また、倉庫で働く従業員の中には、私服で勤務していたり、私語をしながら作業に当たることも多いため、「ボールペンを段ボールの中に入れっぱなしにしてしまった」、「梱包するときにつけ爪が剥がれ落ちてしまった」といった初歩的なヒューマンエラーも発生しやすくなります。 工場・倉庫の異物混入を完璧に防ぐことは困難 取り分け日本の大手食品メーカーは、異物混入に対してはセンシティブに考え、日ごろから高額な設備投資を工場や従業員に対して実施しています。しかし、それでも人が現場に立ち入る以上、異物混入を根絶することは困難です。 中小の工場や倉庫では、大手と同等の設備を揃えるのは不可能ですし、たとえ詳細なレギュレーションがあっても、1日単位の日雇いバイトや、期間限定の派遣社員が現場の多くを占めるため、社内ルールはなかなか行き届きませんし、人の目ですべてを管理しきれるものでもありません。 どこで異物混入したのかを調べるのは非常に難しい 工場や倉庫で異物混入が発覚すると、まずはどこの工程で異物が混入されたかを調査することになります。異物混入が疑われる、所謂“プロダクトゾーン”は工場面積の2割程度しかないと言われていますが、それでも防犯カメラにでも映っていない限り、明確に原因を掴むことは至難です。 侵入犯による異物混入の可能性もある また、工場倉庫の異物混入は、必ずしも従業員が原因というわけではありません。工場や倉庫を出入りする関係者の可能性もありますし、まったく関係ない不審人物の侵入により異物混入される可能性も考慮しなければなりません。 防犯カメラの役割の十分な理解が必要 異物混入の原因を突き止める際には、まずは防犯カメラの録画映像をチェックします。しかし、防犯カメラの機能や性能を十分に理解していないと、下記のようなトラブルが発生します。 ・レコーダーの容量不足により、確認した日時の録画映像が既に上書きされている・防犯カメラの解像度が低いため、作業工程の映像が鮮明でない・夜間に不審者が侵入してきたが、白黒のため顔が特定できない いずれも古い防犯カメラを使い続けていることにより発生する弊害となります。防犯カメラの機能は日進月歩で、現在は夜間でもフルカラー映像を録画できますし、侵入者に光や音声を使って退散させる機能が備わったカメラもあります。 工場倉庫の異物混入は会社の存続の危機 異物混入は、たった1度の事件発覚で会社存続の危機に陥るほどリスクが高く、工場倉庫は日ごろから万全の危機管理対策が必要となります。従業員の行動や製造ラインを管理者が目で確認するだけではなく、1日複数回と防犯カメラの映像をチェックして、異物混入の有無を確かめる、といった監視体制の強化が求められるでしょう。 https://bouhancamera-navi.com/location/factory/
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アンバサダー佐藤隆太

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