ホテル/旅館で防犯カメラを導入。設置場所による効果を解説。無料相談先も
防犯カメラの新設・増設・買い替えを検討するホテルや旅館管理者の中には、「設置場所により効果の有無は違うのだろうか」、「設置場所により機種は買えるべき?」という疑問を持つ人も多いでしょう。限られた予算で防犯対策と危機管理対策を実施しなければならないため、多くのホテルが費用対効果や優先すべき対策を見直しているようです。
そこで、ここでは防犯カメラの場所別の効果や機種の選定法について詳しく紹介します。
ホテル/旅館で防犯カメラを導入する理由と背景
日本で長らく続いた安全神話により、日本の防犯カメラ設置率は他国と比較しても高くはありません。また、ホテルや旅館はプライバシーの関係から設置率が低く、しばしば宿泊施設内部で発生する問題・トラブルに対応できていない様子がうかがえます。
しかし、昨今は防犯カメラの機能性も飛躍し、これまで想定していなかった使用用途も可能となり、着実に導入する宿泊施設が増えています。特に新型コロナ以降は円安を受けてインバウンドが急増。それに伴うトラブルへの対応は急務となります。
ホテル・旅館に防犯カメラを導入。設置場所による効果を紹介
ホテルや旅館に設置する防犯カメラの使用用途として、真っ先にイメージするのは「宿泊客の盗難被害の犯人捜し」ではないでしょうか。確かにそれも重要な役割ですが、近年の防犯カメラは、設置場所や適切な機種の選定により、盗難事件だけに留まらず、以下の問題や課題を解決することができます。
ホテル/旅館の「レセプションロビー」に防犯カメラを設置する効果:宿泊客と従業員のやり取りを録画・録音
ホテルロビーに防犯カメラを設置することで、宿泊客と従業員の会話のやり取りを録画・録音することができます。既にロビーにカメラを設置済の宿泊施設も多いですが、「防犯カメラは映像だけでなく、音声も録音できているか」、「レセプションなどトラブルが発生しやすい場所に設置されているか」、「従業員と宿泊客の顔を鮮明に識別できるか」などを見直してみてください。
近年は宿泊客からのクレームに対し、適切な対応が求められるようになりました。すぐに謝罪せずに問題の発生原因を理解し、ときには宿泊客の要望を払いのけ、従業員の保護に回らなければなりません。クレームで言い合いが発生しているときは、感情的になって押し問答となることがよくあります。その際に防犯カメラで録音した音声から冷静に分析することで解決できる問題も多いはずです。
ホテル/旅館の「廊下」に防犯カメラを設置する効果:不審人物の発見と宿泊客の保護
ホテルや旅館の廊下に防犯カメラを設置する効果としては「不審人物の発見」が挙げられます。不審な行動が見られる人物や部外者の侵入をチェックすることで、宿泊客を犯罪から守ることができます。日本のホテルや旅館にも廊下における防犯カメラ設置率は高いですが、「画質が粗くて人物の顔がはっきりしない」、「夜間は映りが悪く使い物にならない」といった問題を抱えている宿泊施設の管理者は、取り返しのつかない事件や事故が発生する前に、高画質かつ夜間撮影対応の防犯カメラに買い替えるのが得策です。
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ホテル/旅館の「駐車場」に防犯カメラを設置する効果:車上荒らしの発見と犯罪を未然に防ぐ
ホテルや旅館の駐車場にはガードマンや有人警備が配備されていない施設が少ないのが現状です。特に自然エリアに建つ宿泊施設では、夜間は人の気配がないため、窃盗犯にとっては盗みやすい環境が整っています。宿泊客の車が車上荒らしに遭ってしまうと、場合によっては管理義務違反で損害賠償請求される可能性もあります。
ホテル/旅館の「キッズクラブ」に防犯カメラを設置する効果:子供の事故補償トラブルの解決
昨今のホテルや旅館には子供が遊べる「キッズクラブ」を完備しているところも多くなってきました。しかし、転倒事故等、子供が怪我を負ってしまった場合、面倒を見ていた従業員の管理責任や、キッズクラブの安全性が問われる問題に発展することもあります。
キッズクラブに防犯カメラを設置することで、子供の事故発生の原因究明が容易となり、宿泊施設側の対応も明確に決めることができるでしょう。
BCP対策でもホテル・旅館の防犯カメラ導入は効果が高い
近年再び取り沙汰されている「BCP対策」も全国の宿泊施設は考慮する必要があります。一般消費者を受け入れる宿泊施設は、地震・火災・洪水といった大災害時に、①最短で事業の再開をする、②従業員や施設利用客の安否を確認する、といったBCP対策のレギュレーションの策定が必要です。いずれも防犯カメラをホテル・旅館内に設置しておくことで、利用客の安否確認や従業員の行動統制が可能となり、BCP対策に大きく貢献してくれます。
ホテル/旅館の防犯カメラ設置場所は専門家の立ち合いが重要
ホテルや旅館で防犯カメラを設置する際、ありがちなのが「取引先の電気工事業者に依頼する」、「町中の電気屋に依頼する」等です。しかし、防犯カメラの設置は電気系統だけでなく、ネット回線工事も必要となり、高い技術と豊富な実績が施工業者に求められます。
価格で決めるのは危険。防犯カメラを適材適所に配置するポイント
ホテルや旅館の防犯カメラ設置は、台数が多くなりがちです。そのため、少しでも安く導入しようと、性能をしっかりと理解しないで最安値のカメラを選んでしまう宿泊施設もあるでしょう。しかし、防犯カメラの技術は日進月歩で、メーカーや機種によって使用法や搭載機能は大きく異なります。
廊下や駐車場に設置するカメラは夜間対応及び高画質を条件に、レセプションロビーに設置するカメラは会話を拾えるマイクを搭載した機種を選ぶなど、適材適所で機種の選定が必要です。これらは素人では判断できないため、防犯対策の専門家である「防犯設備士」の有資格者が綿密な現地調査を行ったのち、宿泊施設側に提案することになります。
ホテル/旅館は防犯カメラの業者選びが重要。導入後に後悔することも
ホテルや旅館は上述したように、予算の範囲内で必要台数の設置と最善の機種選定が求められます。しかし、業者によってはホテルが必要とする機能を有する機種を取り扱っていなかったり、「現地調査は契約後に行います」、「現地調査や実機テストは実費請求します」といったところも少なくありません。
このように、都度実費が掛かる業者と保守契約を結んでしまうと、導入後に不具合が生じた際も人件費や機材運搬費、移動費が発生し、「時間もお金も掛かる」運用を強いられることもあります。
ホテル/旅館の防犯カメラ導入は「防犯カメラナビ」にお問い合わせください
当社「防犯カメラナビ」は、これまでホテルや旅館といった宿泊施設に多数の防犯設備の導入実績があります。防犯カメラナビでは、提携している全国の販売店、及び設置工事会社に提供する防犯カメラを一括購入(ボランタリーチェーン)しているため、物流コストを抑えるだけでなく、メーカーと交渉して価格も他社より安く仕入れることに成功しています。
防犯カメラの現地調査&実機デモを「無料実施」
防犯カメラナビでは、防犯設備士の有資格者による現地調査を無料で実施しております。契約前に環境調査をして適切な機種と台数を提案することで、お客様から信頼を獲得し、二人三脚で設置させていただきます。
また、現地調査時は実機デモ体験も行っています。防犯カメラの導入でよくあるトラブルが、「導入してから分かったけど、画質が粗い」、「機能が複雑で担当者が使いこなせない」といったものです。実機デモ体験では、このような導入後のギャップをなくすために、担当者の方々と一緒に防犯カメラの映像チェックや、実際に操作してもらうことができます。
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