0120-210-306熱海のホテルで9才女児が行方不明の末無事保護。防犯カメラが早期解決の鍵｜静岡
2024年5月8日、静岡県熱海市のホテルから9才女児が行方不明になりました。その後防犯カメラの映像を手掛かりに同日夕方に女児を無事保護。
ホテルのレセプションフロアは不特定多数の人間が出入りするため、仮に不審者が侵入しても犯行前に気づくことは困難です。全国のホテル関係者は、万に一つの事件を防ぐため、今一度防犯カメラ含むセキュリティの見直しが求められます。
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この記事で分かること
- 静岡県熱海市のホテルで発生した女児行方不明の概要と解決まで
- 日本では行方不明者数が近年増加傾向。拉致・連れ去り事件を危惧
- 全国のホテルにやってほしい防犯対策の見直し
- 全国のホテルにおすすめの防犯カメラ
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静岡県熱海市のホテルで9才女児が行方不明後、自宅付近で保護。捜索の鍵は防犯カメラ
2024年5月8日、静岡県熱海市に所在を置くホテルにて、9才女児が行方不明となりました。女児と家族は熱海市下多賀のホテルに県外から宿泊し、チェックアウト時に行方が分からなくなりました。
地元警察、及び熱海市と連携して捜索を開始。同日午後5時頃、女児の自宅付近にて無事保護されました。
防犯カメラの映像が解決の鍵
ホテルで行方が分からなくなった女児は、網代駅の防犯カメラの映像に映っていたのを発見。一人で電車に乗り帰路についていたものと思われます。
ホテルの防犯カメラの有無は不明。レセプションでは万全のセキュリティ対策が必要
今回のトラブルでは、網代駅の防犯カメラに女児が映っていたことで足取りを掴むことができました。しかし、当ニュースではホテルの防犯カメラの確認の有無は報道されていません。仮に拉致・連れ去りといった事件の場合、犯人は車での移動となるため、駅や町中の防犯カメラに映らない可能性が高いです。
上述の女児の行方が分からなくなったのはホテルのチェックアウトの時間帯となります。ある程度の人込みが予想され、連れ去り犯が犯行に及ぶ機会とも捉えることができます。全国のホテル管理者は、今一度自社のホテルセキュリティを見直してみてはいかがでしょうか。
日本国内の「拉致・連れ去り事件」は増加傾向にある
警察庁生活安全局人身安全・少年課の統計資料によると、現在日本国内における行方不明者数は8万4910人。年代で確認すると、10代及び20代で全体の40％を占めていることが分かり、1歳～19歳で約1万5000人が現在も行方が分かっていない状況にあります。
また、9才以下の行方不明者数は、平成26年度から2023年の統計を見ると、パンデミック期間を除くと増加傾向にあることも分かっています。
出典：警察庁生活安全局人身安全・少年課「令和４年における行方不明者の状況」（2023年6月）
全国のホテル向け防犯カメラの選び方：拉致・連れ去り対策
拉致・連れ去りといった重大な事件を未然に防ぐためには、レセプションのセキュリティ強化が重要です。既に防犯カメラを設置済のホテルは、以下の点を見直してみてください。
1．防犯カメラの設置台数は適切か
ホテルのレセプションに設置するカメラは、通常一台で広範囲を見渡せるドームカメラが主流です。しかし、チェックイン＆アウト時など人が多くなる時間帯の場合、人で死角が増えて既存の設置台数では十分な視野を賄えていない可能性があります。
2．防犯機能は搭載されているか
単に映像を録画するだけでなく、「セキュリティ強化中です」、「監視強化につき映像を録画しています」など、自動音声を流すことも場合により大切です。ホテルは24時間出入りが自由なので、夜間の人が少ない時間帯は、自動音声を取り入れることで不審者に緊張感を与えることができます。
「でも宿泊者に監視感を与えてしまうのでは？」とも考えられますが、実際は近年の犯罪の多発化、凶悪化を受けて、国民の意識も大分変っています。防犯カメラがあることで「ホテル側に守られている」と感じる人の方が圧倒的に多いでしょう。
ホテル向け人気の防犯カメラ。自動音声＆遠隔監視も可能
ホテルのレセプションに設置する防犯カメラは、「高画質」、「機能性」、「雰囲気」のバランスを重視するのが良いでしょう。不審者を録画しても、顔が鮮明に映らなかったり、夜間のためぼやけてしまっていては意味がありません。高画質カメラの中でも光学ズームレンズを採用している機種は、ズームしても画像劣化が最小限に済むのでおすすめです。
機能性に関しては、上述したような自動音声のほか、Wi-Fi環境を用いることでパソコンやスマホから遠隔監視が可能な機種もあります。不審者の監視、人の導線、スタッフのモニタリングなどセキュリティ以外にもマーケティング活用できるため、昨今はネットワークカメラが主流となりつつあります。
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