全国で室外機の窃盗事件相次ぐ。効果的な防犯カメラ設置を
数年前から銅線の窃盗事件が全国で相次いでいますが、2024年以降は銅価格高騰の背景から、さらに被害が拡大し、エアコン等空調設備の室外機の盗難が増加しています。
室外機を多数設置している業界業種は、今一度自社の防犯対策の見直しが肝要です。当社「防犯カメラナビ」では、昨今の室外機の窃盗事件の増加を受けて、無料現地調査を実施しています。防犯対策の見直しを検討している企業担当者は、まずは当社にご相談ください。
この記事で分かること
- 室外機の盗難が全国で多発している理由
- 室外機の盗難リスクが高い業界・業種は防犯対策の見直しが必要
- 室外機の盗難対策に必要な防犯機器は「防犯カメラ」がおすすめ
- 「防犯カメラナビ」では現地調査&実機デモを無料で実施中
全国で拡大する室外機盗難事件の背景:金属価格の高騰
室外機の盗難が全国で相次いでいますが、その背景には銅価格の高騰があります。銅価格は2020年以降世界的に高騰しており、2024年には過去最高値を更新しています。2020年の新型コロナ以降需給のバランスが崩れ、また太陽光発電や電気自動車など再生エネルギーの普及により銅線の需要が急増し、今後も厳しい状況が続くと見込まれています。また、価格高騰は銅だけでなく金属全般となり、アルミやスチールなど非鉄金属は軒並み価格を上げています。
室外機には銅、アルミニウム、スチールがたくさん使われているため、銅線だけを盗み出すより、室外機を丸ごと盗んだ方が換金性が高くなります。
事例:茨城県のデイサービス施設にて室外機の窃盗事件発生|2024年6月
茨城県のデイサービス施設にて2024年6月、室外機の窃盗事件が発生しました。デイサービス施設は同年8月にオープン予定となっていましたが、エアコンに接続する室外機が盗まれてしまい、スタッフも困惑を隠せません。
室外機は中古でそのまま売ることもできますし、解体して金属部品の買い取り業者やスクラップ工場に持ち込むこともできます。また、同施設はまだオープン前のため、防犯カメラなど不審者の侵入対策も講じていなかった可能性も示唆されます。
室外機が狙われやすい理由は「屋外設置」のため
室外機は基本的に屋外に設置するため、戸建てのように地面に据え置くタイプの場合、防犯対策を講じていないと無条件で持ち去られてしまうリスクがあります。また、防犯カメラによる対策を講じている施設であっても、室外機は建物の隅や裏に目立たないように設置していることが多いため、防犯カメラには映らないことがほとんどです。
室外機の盗難リスクが高い業界・業種を解説
上記では実際に発生したデイサービス施設の事例を紹介しましたが、今後は組織的なグループ犯による犯行も危惧されるため、大量に室外機を設置している業界・業種は、今一度自社の防犯対策の見直しが求められます。
防犯対策の見直しが“いますぐ”求められる室外機の盗難リスクが高い業界業種
データセンター:大量のサーバーを冷却するために、多数の空調設備が必要です。
工場:特に製造工程で多くの熱を発生する工場では、冷却のために多数の室外機が使用されます。
商業施設:ショッピングモールや大型店舗などでは、各テナントの空調を管理するために多数の室外機が設置されます。
オフィスビル:大規模なオフィスビルでは、各フロアやセクションごとに空調を管理するために多くの室外機が設置されます。
病院・福祉施設:病院や福祉施設では、多くの部屋や設備で温度管理を必要とするため、室外機が多く設置されます。
ホテル:各客室の空調管理のために、多数の室外機が設置されることが一般的です。
室外機が多数に及ぶ場合、企業によっては屋上や専用の冷却施設(スペース)を設けて、まとめて一か所に設置することも普通ですが、プロの組織犯の手に掛かると、一夜ですべての室外機が盗まれる可能性もあります。
室外機の盗難対策は「防犯カメラ」が有効。機種選定の条件を解説
室外機の盗難対策には、不審者の早期検知と自社の敷地への侵入者に対する早期警戒及び威嚇撃退が求められます。近年は高度なセキュリティシステムを構築することもできますが、中小企業にとっては初期導入費用と毎月のランニングコストが重くのしかかり、なかなか現実的とは言えません。
一方で「防犯カメラ」は、予算を最小限に抑えつつ、高い防犯効果を発揮できるセキュリティツールとなります。近年の防犯カメラは最新AIや自動検知、音声撃退といった多機能に飛んでおり、零細中小企業でも比較的気軽に導入できるのが大きな特徴です。
室外機の盗難対策に必要な防犯カメラの機能
室外機の盗難対策に防犯カメラを採用する場合、搭載機能については吟味が必要です。単に映像録画しか有しない機種を選んでしまうと、犯人の脅威にならず「防犯カメラを設置したのに盗まれた」と本来の防犯効果を得られないこともあります。
室外機の盗難対策には、「最新AIによる不審者の早期検知」や「光や音声による威嚇撃退」機能を有するカメラが推奨されます。室外機の窃盗は夜間に行われるため、夜間でも鮮明に映る高画質カメラを選ぶことも大切でしょう。犯人を検知したのち、「不審者を発見しました。これより警察に通報します」と自動音声で侵入者の威嚇ができます。
■雷神│攻撃型次世代しゃべるカメラ
防犯カメラナビが提供する「雷神」は最新AI技術を搭載した不審者の早期発見&侵入者の音声撃退機能が特徴の防犯カメラです。SIM運用のためネット環境がないエリアでの活用も可能です。
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防犯カメラナビでは専門家が無料で現地調査を実施します
当社「防犯カメラナビ」では、防犯カメラの設置を検討されているお客様に対し、防犯対策の専門家(防犯設備士の有資格者)が直接御社に訪問し、現地のセキュリティ調査を実施します。
既に防犯カメラを設置済の企業においても、昔と今では犯人の侵入経路や犯行手段は異なりますし、機種変更や活用目的によって設置場所や向き、高さも適切に変えなければなりません。当社専門家はあらゆる業界・業種の防犯カメラ設置に携わってきたため、これまで蓄積したノウハウを基に、お客様の予算と目的に応じて最適な提案が可能です。
また、当日は実機デモもお持ちするので、導入後を想定した実際のカメラの映像もご確認いただけます。「イメージした映像よりも画質が粗い」、「機能が複雑で担当者が使いこなせない」といった導入後のトラブルも回避できます。
初期導入費用もご相談が可能。各種支払いプランを用意
防犯カメラの設置にあたっては、本体のほかレコーダーなど周辺機器、工事費用が発生しますので、具体的な金額は専門家の現地調査後に実施します。ただし、当社「防犯カメラナビ」では、一括購入・リース契約・レンタルの3種のプランを用意。お客様の運用方法によって適切なプランをご提案します。
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