倉庫の防犯カメラの従業員管理＆業務効率向上の活用法紹介

倉庫に防犯カメラを設置するメリットは多様にあります。不審者の侵入を抑止したり内部不正を見抜くセキュリティ対策や、業務効率向上を目的とする従業員のモニタリング。昨今は品質管理（トレーサビリティ）のために防犯カメラを設置する倉庫会社も見受けられます。

そこで、ここでは従業員管理と業務効率向上を目的とした防犯カメラの活用事例を具体的に紹介。当社「防犯カメラナビ」では、防犯カメラを検討している倉庫に向けて、現地調査＆実機デモを無料で実施しています。まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事で分かること

防犯カメラを倉庫に設置してできること
防犯カメラを倉庫に導入して従業員管理や業務効率化を図った具体的事例
倉庫に導入する防犯カメラは遠隔操作型カメラがおすすめの理由
倉庫に導入する防犯カメラは音声機能搭載で安全性向上を図る
防犯カメラを安く導入するポイント
防犯カメラナビでは現地調査＆実機デモを無料で実施中

防犯カメラを倉庫に設置するメリットと目的

防犯カメラと言えば映像を録画するだけと考えている人も多いかもしれませんが、昨今の防犯カメラはそれ以外にも活用の幅が広がっています。以下では倉庫における防犯カメラの活用法を簡単に紹介します。

外部の侵入だけでなく内部不正も見抜く「セキュリティ対策」

防犯カメラは24時間倉庫内外を監視できるため、不審者の侵入や業務時間内における従業員の不正行為を映像で捉えることができます。最新の高画質カメラはズームをすれば顔だけでなく、手元の行為も鮮明に録画できるので、非常に高い証拠能力を有しているのが特徴です。

また、映像録画だけでなく、音や光、音声で不審者を撃退できる機能を搭載した機種もあるので、防犯目的で監視カメラを導入する際は、性能や価格だけでなく、搭載機能も吟味するようにしてください。

業務効率向上を目的とした「従業員モニタリング」

倉庫では多数の従業員が日夜勤務していて、また派遣やアルバイトも多いため、従業員間でスキル・能力のばらつきが大きく見られます。そのような職場で業務効率を向上するためには、従業員を管理するマネージャのスキル向上だけでなく、現場全体の業務の流れと従業員の動線の把握が重要です。

防犯カメラでは倉庫全体を見渡すことができるほか、設置場所を変えることで特定グループの動きだけを把握することもできます。映像はリアルタイム・録画に関わらず本社の会議室でも見ることができるので、管理職・役員の人たちも実際の映像を確認しながら業務効率向上を模索・指示することができます。

倉庫の防犯カメラ「品質管理（トレーサビリティ）」とは

物流倉庫や食品工場で主に使われている用語に「トレーサビリティ」があります。商品の生産から消費者にわたるまでの流れを可視化して品質管理を高めるためですが、倉庫に対しては「内部トレーサビリティ」として、従業員のピッキングから検品、梱包、仕分け、積み込みまでを防犯カメラで録画し、業務が正しく・素早く行われているかを確認します。

上記で紹介した「従業員モニタリング」も兼ねているため、品質や安全性向上と併せて業務効率にも思案を巡らせることができます。

倉庫に防犯カメラを導入。従業員管理の具体的な事例

従業員管理を目的に倉庫に防犯カメラを設置する際の事例と重要なポイントを紹介します。一般的に倉庫業に従事する従業員は、運搬、ピッキング、検品、梱包、仕分け、積み込みが大まかな流れとなりますが、防犯カメラを実際に設置する際は、以下の場所に設置するのが適当でしょう。

入口と出口
荷受けと発送エリア
高価値商品が保管されているエリア
従業員の作業エリア
フォークリフトが動く範囲や高所など事故発生エリア

上記防犯カメラを設置することで、従業員の内部不正を抑止できるだけでなく、業務管理と安全管理も同時にマネージメントできます。

業務効率を目的に倉庫に防犯カメラを設置。遠隔管理機能対応カメラを選ぶ

上記のように従業員のモニタリングや業務効率向上を目的に防犯カメラを倉庫に設置する場合、重要となるのが防犯カメラの機種選びです。「日本製メーカーがいい」、「価格が安ければ性能は問わない」といった情報不足のまま防犯カメラを導入すると、想定していた効果が得られず目的に沿った活用が実現できないこともあります。

防犯カメラには「ネットワークカメラ」と「アナログカメラ」の2種があります。現在の主流はネットワークカメラで「IPカメラ」とも呼ばれています。アナログカメラとの大きな違いは、ネットワークカメラはインターネット接続が必要となり、一部を無線化できるほか、防犯カメラの映像をデジタルデバイスに転送することができます。

全国に複数の拠点（倉庫）を持っている企業は取り分けネットワークカメラの特徴を活かすことができます。全国の倉庫の映像を本社の会議室のモニターに同時に映すことができるので、従業員の作業の流れの欠点を洗い出し、業務効率に役立てることができるでしょう。

また、管理者が外出しているときでもスマホでカメラの映像を視聴できるので、いつでも従業員の作業を監視できます。アナログカメラでは有線接続されたモニターでしか映像を映すことができないので、多目的な使い方では限界があります。

物流倉庫は必見！「音声」による安全対策対応の防犯カメラ

物流倉庫ではフォークリフトやクレーン、オーダーピッカー、スタッカーといった重機・機械を使いこなして荷物の搬入やピッキングを行います。長時間作業を強いられる環境では運転手と作業員双方の注意力が散漫となり、事故が発生しやすくなります。軽傷で済めばいいのですが、大きな事故に繋がった場合は倉庫の運営会社が法的責任を問われることもあります。

最新の防犯カメラには「音声」機能が搭載されている機種があり、最新AIが危険を察知して音声で警告するものもあります。また、高所の作業では「安全ベルトの装着を確認してください」など音声で注意喚起ができ、従業員の安全性向上に買ってくれます。

防犯カメラシステムを「安く」倉庫に設置・導入する方法

防犯カメラは本体だけでなくレコーダーやモニター、設置工事費が掛かり、新規で倉庫に導入すると、場合によっては100万円を超えることもざらにあります。そこで、以下では倉庫に防犯カメラを安く導入する方法を紹介します。

高画質の360度カメラを併用する

防犯カメラはバレット型とドーム型がありますが、見た目が違うだけでなく、視野角も異なります。ドーム型には360度を映せる全方位カメラがあり、広範囲をカバーできるため、適所に配置することで設置台数を最小限に抑えることができます。360度カメラは画質が低い傾向にありますが、最新機種は性能も高く、高画質化しています。ただし、必ず導入前に販売店に依頼してデモテストをしてもらいましょう。

防犯カメラは地元の販売店より全国対応の販売会社が安い

防犯カメラは地元密着型の電気業者でも販売しているケースがありますが、全国対応の防犯カメラ専門の販売会社の方が価格とサービスで優位となります。その理由は幾つかありますが、全国区の販売会社はメーカーから直接仕入れており、さらに仕入れ数量も地元業者の何倍もあるため、安く仕入れ、価格も下げることができます。一方で地元業者は販売会社から購入する二次店が多く、工事費用は安いものの、本体や周辺機器の見積もりは高い傾向にあります。

倉庫に監視カメラを設置するなら「防犯カメラナビ」までご相談ください

倉庫に防犯カメラ/監視カメラの導入を検討している企業は、防犯カメラナビまでご相談ください。防犯カメラナビは全国の設置工事業者と提携しており、当社で一括してメーカーから大口受注しているため、大幅なコストダウンが可能です。施工にあたっては地元の提携業者が行うため、不測の事態が発生してもすぐに駆け付けてくれます（他社の場合は日数と出張費がかかる）。