MENU
フリーダイヤル0120-210-306
受付時間:9:00~18:00(平日)全国対応
防犯カメラナビTOP コラム 屋外防犯カメラを設置。有線と無線の使い分けと選び方

屋外防犯カメラを設置。有線と無線の使い分けと選び方

屋外防犯カメラの設置を検討している場合は、まずは有線と無線の使い分けを考えなければなりません。どこまで有線で引っぱり、どこから無線接続をするかによって、映像の安定度が変わってきます。

そこで、ここでは防犯カメラの有線・無線の種類や使い分けの方法、また有線と無線の価格への影響などをまとめて解説します。

防犯カメラを設置するときの有線・無線の種類とは

防犯カメラを設置するときの有線・無線の種類とは

一昔前までは、防犯カメラを設置するとなると、必ず有線で接続することになりました。防犯カメラ本体と電源、本体とレコーダー、そしてモニターへの映像出力まで有線となります。

しかし、2000年以降はインターネットの発達により、無線接続が可能な機種が普及し、現在の防犯カメラの大部分はネットワークカメラに置き換わりつつあります。

ワイヤレスカメラとネットワークカメラの違い

「ワイヤレスカメラとネットワークカメラはなにが違うの?」というご質問も見受けられますが、ワイヤレスカメラもネットワークカメラの一部となります。ワイヤレスカメラといっても、LANケーブルも電源ケーブルもすべてワイヤレスなのか、電源ケーブルだけ有線なのかなど、人によって意味するところは多少相違があるので注意が必要です。

屋外防犯カメラの「有線」設置で価格が高くなる理由

屋外防犯カメラの「有線」設置で価格が高くなる理由

屋外防犯カメラを設置する上で、有線と無線ではどちらが初期費用がより多くかかってしまうのでしょうか。
まず、最初の設置にかかる費用は、配線工事の工程が多い「有線」の方がかかります。見積もり価格上でも顕著に表れるはずです。

ただし、近年最新のネットワークカメラを導入するのであれば、何から何まですべてを有線で繋ぐケースは多くありません。配線(有線)は工事費用がかさみますし、ケーブルを通すために穴を空けたり、地中に潜らせてセメントで固めたりする必要もあるため、場合によってはかなり高額な費用が要求されます。

有線の屋外防犯カメラの「日本製」の良し悪し

有線の屋外防犯カメラの「日本製」の良し悪し

有線の屋外防犯カメラを選ぶ際、「どうせなら日本製を導入したい」、「保守メンテナンスなどサポートを重視したいから、日本製のメーカーがいい」という企業担当者も多くいます。しかし、防犯カメラ先進国と呼ばれる国は中国・アメリカ・台湾・英国であり、近年の日本製の防犯カメラメーカーは出遅れているのが現状です。

また、日本製メーカーの特徴は5年後、10年後もマイナーチェンジを繰り返しているため、不具合が起きたときに部品の調達が比較的容易であることです。しかし、上記防犯カメラ先進国からすると、5年後、10年後のカメラはすでに時代遅れとなっていて、最新の犯罪に対応できないと考えられています。

また、保守メンテナンスに関してはメーカーではなく販売業者のサービスとなるので、日本製の有無はほとんど関係ありません。

価格は日本製というだけで2~3割ほど高騰してしまいますし、メーカーが日本というだけであって、実際はODMやOEMで生産しているのも普通です。ご覧のように日本製も良し悪しがあるため、メーカーよりも自社の設置環境に適した機能を搭載している機種を選ぶことが何よりも大切となります。

屋外防犯カメラの設置はどこまで有線にするのがおすすめか

屋外防犯カメラの設置はどこまで有線にするのがおすすめか

屋外防犯カメラを設置する際は、実際にどこまでを有線で、どこまでを無線にするのがおすすめなのでしょうか。

まず、導入する防犯カメラがネットワークカメラであれば、LANケーブル1本でインターネットと電源を供給することができるので、従来のアナログカメラよりも大幅に工事の工程を削減することができます。

しかし、防犯カメラを設置する場所や周辺環境によって、有線が難しいこともありますし、その逆に無線接続ができないケースもあります。想定していた事態と実際が異なることもよくありますので、まずは販売店の担当者に実地調査を依頼するのがおすすめです。

有線LAN接続がおすすめの場合

有線でLAN接続するメリットは「ネット回線が安定する」ことです。Wi-Fi機能を搭載している防犯カメラであっても、できれば有線でルーターと本体を繋ぐのが良しとされています。スマホに例えてみると分かるのですが、Wi-Fiだとネット回線の混雑具合や周辺環境、時間帯などによって接続が途中で切れてしまったり、電波の送受信が不安定になることがよくあります。

また、上記でも説明したように、昨今の防犯カメラはケーブル配線1本でインターネットと電源供給が可能となります。仮にインターネットをWi-Fi接続しても、電源ケーブルは有線で配線工事が必要なので、結局工事の工程は変わりません。それであれば、あえてWi-Fiを使う必要もないと考えることもできます。

無線LAN接続がおすすめの場合と業界・業種

一方で、屋外の建設現場だと配線を敷くことができない状況も多くあります。その場合はできるだけケーブルの無線化を考えるため、Wi-FiやSIMカード対応の防犯カメラを推奨するケースも普通にあります。

ちなみにWi-FiとSIMカードの違いは通信システムにあり、SIMカードはご存知の通り3Gや4G(LTE)といったスマホの電波システムを利用します。Wi-FiとSIMであれば、SIMカードの方が電波自体は安定していますが、通信キャリアの用意するパケット通信プランに加入しなければならないので、月額通信費用が発生します。

有線不要の完全ワイヤレス防犯カメラもある

有線不要の完全ワイヤレス防犯カメラもある

上記では無線・ワイヤレスカメラといっても、基本はネット接続が無線で、電源は有線であることがほとんどであることを説明しました。防犯カメラの中にはペットや乳幼児を部屋で監視するバッテリー駆動の見守りカメラもありますが、企業が設置するには不向きです。

一方で企業向きでありながら、有線が不要の完全ワイヤレスの防犯カメラも一部に存在します。
最新の「ソーラーカメラ」は、Wi-FiもしくはSIMカード対応はもちろん、ソーラーパネルで太陽光を電気として本体に供給し、バッテリーに余剰分を蓄電することができます。そのため、ネットが通じるエリアであれば、原則どこでも設置することができます。

ソーラーカメラの需要が高い業界・業種としては、自然公園や高速道路工事、パイプライン、建設・工場現場、夏祭りや野外ライブのような期間限定イベントが挙げられます。

https://bouhancamera-navi.com/solar-camera-outside/

有線(LAN接続)の防犯カメラ設置の注意点

有線(LAN接続)の防犯カメラ設置の注意点

有線(LAN接続)の防犯カメラを導入する企業は、下記で紹介する2つの点について考慮しながら、購入する販売店を吟味してください。

防犯カメラは買い切りの商品ではなく、設置している間は常に不具合の問題が浮上します。そのため、自社のセキュリティをサポートしてくれる販売店を見積もりの安さだけで選ぶのはリスクがあることを覚えておいてください。

屋外に設置する場合は販売業者をよく選ぶ

屋外に防犯カメラを設置する場合は、より販売店の選定が必要です。防犯カメラを設置する位置・高さ・場所・向きはもちろん、犯罪者が防犯カメラを驚異に感じる犯行ルートを調査し、さらに侵入者を威嚇する機能が搭載している機種を選ぶ必要があります。

また、有線接続する場合はどのように本体とルーターを繋ぐのかを検討しなければなりませんし、販売店によって工事費用も異なります。

販売店が自社で工事ができるのであれば、比較的値段交渉ができますので、工事部門を

不具合の発生を想定して保守プランが充実している業者を選ぶ

有線の場合、ケーブルが断線したり、落雷により雷サージが発生し、ケーブルもろとも電子機器がすべて壊れてしまう誘導雷が懸念されます。そのため、不具合や故障が発生した際に、販売店の専門家がすぐさま駆けつけてくれて、修復にあたってくれる保守プランへの加入が推奨されます。また、故障したときに無料で交換してくれるか否かも大切です。

保守プランに含まれる中身や契約料金は販売店によって大きく差がありますし、場合によってはカスタマイズもできるので、まずは複数の販売店に相談して見積もりをとってみるのが良さそうです。

まとめ:防犯カメラは最低限の有線で設置・運用するのがおすすめ

まとめ:防犯カメラは最低限の有線で設置・運用するのがおすすめ

今回は防犯カメラの有線と無線の概要や設置・運用する上でどこまで有線にすべきかをご紹介しました。防犯カメラの設置環境は企業によってまったく異なるので、販売店に相談するときは「防犯設備士」の資格を持った担当者に調査に来てもらうようにしましょう。

無料で現地調査・相談・御見積はこちら

「防犯カメラナビ」以外の営業電話やメールが届くことはありません。お気軽にご相談ください。

お気軽にお電話ください

フリーダイヤル0120-210-306
受付時間:9:00~18:00(平日)全国対応
アクセルジャパン
アンバサダー
佐藤隆太
佐藤隆太