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防犯カメラの選び方と設置方法・注意点を徹底紹介

企業向けの業務用防犯カメラは近年急速に販売台数が伸びていて、それに伴い数多くの機種が市場に出回っています。新しく防犯カメラを買い替える企業の担当者は、ネットを中心に情報を得ているようですが、いまいち選び方が分からない様子がうかがえます。

そこで、ここでは全国の企業に向けて、防犯カメラの選び方と設置方法・注意点を詳しくご紹介します。

「屋外」と「室内」では防犯カメラの選び方は大きく変わる

「屋外」と「室内」では防犯カメラの選び方は大きく変わる

防犯カメラは大きく分けて「屋外向け」と「室内向け」が存在します。室内向けは防水や防塵の心配がなく、また夜間撮影も傍に照明をつけることが容易のため、屋外向けと比べると比較的安価に購入できるのが特徴です。

一方で屋外向けの防犯カメラは、ボディの耐久性だけではなく、夜間撮影技術(赤外線など)やレンズの品質も非常に重要となります。「車のヘッドライトのせいでナンバープレートが見えない」、「雨の日だったので、光が乱反射して映像が白飛びしてしまっている」、「赤外線検知モードがうまく機能せず、みすみす侵入を許してしまった」といった問題もかねてから懸念されており、世界中の防犯機器メーカーが日々日進月歩で技術開発を行っています。

そのため、室内向けの防犯カメラであれば数年前の旧型でもいいかもしれませんが、屋外向けの防犯カメラは、なるべく最新機種を選択するのが企業における最大のリスクヘッジへと繋がります。

防犯カメラの撮影機能の選び方。「画素数」が重要

防犯カメラの撮影機能の選び方。「画素数」が重要

防犯カメラの撮影機能で重要視したいのが「画素数」です。一般的に画素数が高ければ、それだけ高画質となり、ズームをしても鮮明に映像化することができます。ただし、昨今は500万画素や1000万画素といった高画素のカメラも登場していますが、パソコンやモニターで見る分であれば、200万画素あればフルハイビジョンで見ることができます。

また、画素数と同様に撮影機能において重要な存在となるのが「イメージセンサー」です。近年はこのイメージセンサーの技術が発達し、最新技術のCCDを取り入れることにより、夜間でも白黒ではなくフルカラー撮影が可能となっています。数年前までは非常に高価でしたが、昨今は価格も落ち着いてきたので、一般企業も導入することができるようになりました。

防犯カメラの「レンズ」の選び方。「画角」と「光学ズーム」

防犯カメラの「レンズ」の選び方。「画角」と「光学ズーム」

防犯カメラの機種の選び方で慎重になってほしいのが「レンズ」です。カメラの機種によってレンズの画角は異なります。広角レンズになれば広い画角で撮影することができますが、近くの物体も遠くにいるように感じてしまったり、左右の端が歪曲してしまうこともあります。

また、レンズには「光学ズームとデジタルズーム」の2種類のズーム方法がありますが、おすすめは光学ズームです。デジタルズームは切り取った映像を拡大するだけなので、どうしても粗さが目立ってしまいます。一方で光学ズームはレンズの焦点距離を変えるだけなので、ズームにしても画像の劣化は最小限となります。ただし、画角は狭くなるのと、価格が割高となります。

防犯カメラの「見た目(外観)」の選び方

防犯カメラの「見た目(外観)」の選び方

防犯カメラは不審者だけではなく一般人の視野にも入るため、見た目も慎重に決めなければなりません。日本でよく見かける防犯カメラは、「ボックス型」と「ドーム型」となりますが、それぞれ一長一短があるので、販売店の担当者の意見も仰ぎながら、しっかりと社内で検討するようにしたいところです。

1.犯罪抑止効果が高い屋外向け「ボックス型」防犯カメラ

まず、屋外で最もよく見かける防犯カメラは「ボックス型」となります。誰が見ても防犯カメラの格好をしているため、存在するだけで不審者に対しての威嚇となり、犯罪抑止効果が高いタイプと言えます。

一方で一般の人々に対して威圧感を与えてしまうこともあり、ボックス型の防犯カメラが目に映ると、「監視されている」違和感を感じる人も少なくありません。そのため、基本は屋外や室内の目立たない角に設置することが多いです。

2.監視の抑圧が少ない室内向け「ドーム型」防犯カメラ

ボックス型に対して監視の抑圧が少ないのが「ドーム型」の防犯カメラとなります。パット見ただけではレンズも見えないので、一般の人々も気にすることはありません。

また、侵入を企てる犯人からしても、よほど防犯カメラに精通していない限り、カメラがどこまでの画角を映しているのか、レンズは今どこを向いているのかが判断がつかないため、内部への侵入を難しくさせることができます。

ドーム型の防犯カメラは上記のような特徴を持っていることから、屋外よりも室内向けであり、また不特定多数の人が入り混じる施設でよく採用されています。

「夜間」に特化した防犯カメラの選び方

「夜間」に特化した防犯カメラの選び方
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防犯カメラの選び方として覚えておきたいポイントが「夜間撮影技術」です。会社の敷地に侵入する犯罪者は、夜が深まる深夜の時間に犯行を企てます。そのため、どんなに高画質なレンズを用いても、夜間撮影技術が劣っていると、犯人の顔が映らなかったり、赤外線検知がうまく機能しなく、犯人の侵入を無条件で許してしまった、ということにもなりかねません。

夜間検知と赤外線性能が高い防犯カメラを選ぶ

防犯カメラの選び方のポイントとして挙げられる「夜間撮影」ですが、夜間における「検知能力」が高い機種を選ぶのが正解です。夜間時の検知は赤外線を用いて行い、人の目には見えない光線を照射し、それに引っかかると自動で録画やセキュリティモードが作動をします。

しかし、安い防犯カメラだと動物や他の物体の誤検知も少なくなく、また、気温と人の対応の差が小さい夏場では検知をしないこともあります。最新の防犯カメラであればそのような問題も解決されていますが、カタログスペックでは理解できない仕様となるので、実際は販売店に質問をするのがいいでしょう。

また、最新のイメージセンサーや赤外線技術を導入している防犯カメラであれば、夜間であってもモノクロではなくカラー映像で録画することができます。カラー映像であれば犯人や車の特徴をより決定的に押さえることができるので、犯人逮捕につなげることができます。

「録画方法」から考える防犯カメラの選び方

「録画方法」から考える防犯カメラの選び方

防犯カメラは多様な選び方がありますが、「録画方法」も重要な指標の1つとなります。従来のアナログカメラではレコーダーと有線で繋ぐため、配線工事が必要なだけではなく、大型のレコーダーを設置するスペースも考える必要がありました。

現在でもレコーダーは常套手段ではありますが、それ以外にも「SDカード」や「クラウド」といった選択肢があるので、企業担当者はそれぞれのメリットとデメリットを吟味して選んでください。

SDカード・レコーダー・クラウドの選び方

SDカード内蔵の防犯カメラであれば、録画した映像をSDカードに保存することができるので、レコーダーが不要となります。また、普段はクラウドに保存していても、ネットが不安定なときは、一時的にSDカードに自動保存される機種もあります。ただし、SDカードはレコーダーと同様に物理メモリとなるので、データの破損に注意が必要です。

また、クラウドはネット上に映像を保存することができるメリットがありますが、上述したようにネットが不安定のときは転送がうまくいかないときがあるので、まずは防犯カメラを設置する周辺環境を確認してみてください。

まとめ:防犯カメラの最適な選び方は専門家に提案してもらうこと

今回は様々な角度から防犯カメラの最適な選び方をご紹介しました。しかし、初心者は自力で自社に最適な防犯カメラの機種を選ぶのは非常に困難ですし、決して安い買い物ではないので、導入後に運用上の問題に気付いて後悔することもあるかもしれません。

そのため、まずは防犯カメラの販売店に相談し、担当者に自社の設置環境を実際に見てもらうのがいいでしょう。

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佐藤隆太
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