邸宅(一戸建て)における防犯カメラの増設・買い替え事例
近年は邸宅における既存の防犯カメラの増設・買い替えの問い合わせが増えています。そこで、ここでは一戸建ての防犯カメラの設置調査の概要、及び買い替えのポイントを紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回お問い合わせをいただいた邸宅では、既存に設置している防犯カメラがあるものの、画質の劣化やレンズの曇りのほか、録画時間が短い、録画以外の機能がない、といった理由から、この度買い替えをしたいとの要望をいただきました。
また、家主が自分で調べた中で、インターネットを介したネットワークカメラが魅力的に映ったようで、こちらの設置を希望されました。
邸宅の防犯カメラの買い替えや増設依頼が近年増えている理由
防犯意識の高い邸宅では、既に防犯カメラを設置しているところも珍しくありません。しかし、その多くは2000年前後に設置された旧型のカメラとなるので、同軸ケーブルで接続するアナログ無線となりますし、現在主流の防犯カメラと比較すると画質や機能などあらゆる面で劣ります。
その一方で近年は邸宅を標的にした空き巣や侵入者が増加傾向にあります。見るからにお金持ちが住んでいそうな邸宅には多額の現金や有価証券が保管されていることが想像できるので、空き巣にとっては企業の事務所を狙うより、手薄な一軒家に忍び込む方が逮捕リスクが少ないと考えます。
邸宅(一戸建て)に防犯カメラの増設・買い替えをするポイント
邸宅(一戸建て)の防犯カメラを増設・買い替えする場合、まずは「同軸カメラとネットワークカメラ」を選択することになります。
同軸カメラは有線で接続するためアナログカメラとも呼ばれています。一方でインターネットを使って映像を転送できるのがネットワークカメラの特徴となります。企業が設置する防犯カメラの主流でもあり非常に便利ですが、ネット環境が必要となる点に注意です。また、買い替えする際は既存の配線がまだ使えるかどうかを確認するとともに、入れ替えるカメラとの互換性も調べる必要があります。
今回の邸宅に導入した防犯カメラは赤外線とAI検知に優れた機種で、画面内に手動で検知エリアを設定できるのが特徴です。門扉にラインを引けば、敷地に足を踏み入れた瞬間に検知機能が作動しますし、玄関のドアノブに設定すれば、ドアノブに手が触れた瞬間に検知します。
また、近年は赤外線技術とレンズの画質を司るイメージセンサー技術が飛躍し、従来は白黒映像だった夜間撮影もカラー撮影ができるようになりました。これによりいままで分かりにくかった不審者の人相や肌色、服、車体カラーなども判別がつくようになりました。
邸宅(一戸建て)に防犯カメラの増設・買い替えした後の感想
今回は邸宅に防犯カメラの新規買い替えと増設をさせていただきました。家主の依頼者も最新のカメラの画質や高い精度の検知機能に大変満足している様子でした。また、今回は依頼主のご要望でネットワークカメラを導入したため、カメラの映像はモニターだけではなく、指定のパソコン、タブレット、スマホといったデジタルデバイスで確認できるよう設定させていただきました。
「家を不在にすることが多いから、出先でも映像を確認できるのは嬉しい」と評価いただきました。もちろん検知機能が作動すると、警告通知が指定のデバイスに即通知されますので、110番して現行犯逮捕できる可能性がぐっと高まります。
防犯カメラナビからひと言
邸宅の一軒家に防犯カメラを設置するときは、配線・取付工事にも注視しなければなりません。ネットワークカメラであればカメラとモニター間はワイヤレスでも可能ですが、防犯カメラ自体の電源はどこかで取らなければなりません。
また、取り付けに関しても予算に応じて設置できる台数が限られるので、より防犯効果の高い場所を優先順位付けするのがおすすめです。カメラを門扉や塀周辺に設置するときは、防犯カメラのレンズを道路に向けることもあります。住宅街であれば毎日カメラに映る近所の人にとっては監視されていると不快に思う人もいるでしょう。
そのため、カメラの設置場所や向きに気を配るとともに、「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼ったり、近隣住民に丁寧に説明するといった対応が求められることもあります。
弊社防犯カメラナビでは防犯設備士の資格を持った専門家が事前調査を行い、最適な防犯カメラの設置提案をいたします。トライアルも無料でできるので、実際導入するカメラの映像や機能に触れていただくことも可能です。
月々の想定コスト
月額10,000円
防犯カメラは一度販売店に依頼して導入した後は、5年10年と使い続けることができます。だからこそ最初に設置する際は安価なものではなく、運用目的に沿って最適な機種を選定しなければなりません。
弊社防犯カメラナビは現地調査とロケテストを無料でやらせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。