一戸建て向け侵入者対策のネットワークシステム導入事例
近年はセキュリティ意識の低い一戸建てを狙った窃盗事件が全国で多発しています。ここではどの家庭でも導入できるインターネットを使ったネットワークカメラの導入事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回は一戸建ての個人宅から防犯カメラ導入のご連絡をいただきました。ご依頼いただいたお客様は警備会社の提供する外周警備サービスと防犯カメラの設置のいずれかを検討していましたが、外周警備だけでは本当に不審者の侵入を防ぐことができるか不安だったため、この度弊社へ協力を仰ぐ形でご相談いただきました。
昨今は今回のような個人宅のお客様からお問い合わせいただくケースが非常に多くなっています。一昔前と比べると、一般企業のセキュリティ意識が向上し、どの会社も防犯対策の強化に注力しています。そのため、逮捕リスクの高い会社事務所への侵入ではなく、比較的セキュリティが手薄な一戸建てを狙う窃盗犯が増加傾向にあります。
警備会社の外周警備システムと防犯カメラの利点と欠点
警備会社の外周警備システムは、不審者の侵入が認められるとガードマンが25分以内に駆け付けるサービスです。一般的には5分から15分程度で来てくれますが、その時の交通状況や天候によって遅延する場合もあり、非常に心強いサービスではあるものの、既に侵入者が犯行を終えて立ち去ってしまうのが普通です。
一方で防犯カメラは設置に関して専門的な知識を有し、配線工事が必要となるデメリットはありますが、不審者の侵入そのものを抑止できる期待が高いため、高価なコレクションや現金、有価証券を自宅に保管している一戸建てにおすすめできます。
一戸建て向け侵入者対策のネットワークシステムを導入するポイント
今回は東京都内で比較的高所得者層が暮らす地域に建つ一戸建てにネットワークカメラを設置しました。近年はペットカメラや見守りカメラなどネット通信を使った室内向け小型カメラが普及しており、既にリビングや寝室に設置しているご家庭もあるかもしれません。
しかし、侵入者対策として導入する屋外防犯カメラは、画質、イメージセンサー、フレームレートなどがすべて高性能となります。ネットワークカメラはWiFiやLTE環境が必要となるものの、パソコンやスマホに映像を転送すればモニターの設置が不要となり、録画した映像データをクラウドに保存すればレコーダーの設置も必要ありません。
スマホで映像を一元管理。侵入者の威嚇も可能
今回ご相談いただいた一戸建てのお客様は日中不在にしている時間が長いため、自宅の映像をスマホで管理したいとの要望がありました。防犯カメラは自宅玄関のほか、1階の窓と建物を囲む芝生が見渡せる場所に設置し、人を検知するとスマホに即座に通知が送られるよう設定しました。
また、スマホで映像を確認したいときは、複数台のカメラの映像を1つの画面に分割して映し出すこともでき、スマホのスピーカーを通じて侵入者に対し「いま警察に通報したぞ」と音声で威嚇することができます。カメラの映像は複数人で共有できるので、家族一丸となってセキュリティ管理できるのもネットワークカメラの大きな魅力です。
一戸建て向け侵入者対策のネットワークシステムを導入した後の感想
今回ご相談いただいたお客様の居住地域では、近年個人宅を狙った空き巣被害が多発しており、防犯対策の強化が強く推奨されていました。弊社では個人の一戸建て・邸宅にも多数のセキュリティ導入実績があり、防犯対策の専門家による現地調査をしっかりした上で最適な提案をさせていただきます。
防犯カメラ設置後は自宅の不在時も安心できるようになったとお客様からお褒めの言葉をいただきました。現地調査の段階でロケテストも実施し、その際にも「見守りカメラと比べて映像が格段に綺麗だしかくつきもない」、「録画映像の管理も楽」と評価いただきました。
防犯カメラナビからひと言
高所得者の一戸建ては外観だけで予想できますし、一戸建ては特殊な立地環境を除き、窃盗犯からすると下見も容易にできます。「自分の家は大丈夫」、「外周警備を契約しているから安心してる」と考えている人は、今一度自宅の防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。
弊社「防犯カメラナビ」は30以上の防犯機器メーカーと提携しているため、特定のメーカーを贔屓することなく、公平な立場でお客様にとっての最適な提案をさせていただきます。
月々の想定コスト
月額10,000円
防犯カメラは、個人事業主であれば屋号でもリース契約ができるため、初期費用ゼロで導入できます。
防犯カメラの設置は配線工事含めて金額の規模が分かりづらいため、まずはお問い合わせください。弊社在籍の防犯の専門家がヒアリングをした上で、概算の料金を出させていただきます。