スマホを利用した事務所内赤外線カメラ導入事例
小規模事業者の経営者の中には自分でセキュリティ管理している人も少なくありません。しかし、自宅に大きなモニターを置くわけにもいきませんし、出張が多いためいつも監視カメラの映像を確認できるわけではありません。
そこで、今回は小規模事業者の経営者向けに、出先でも事務所の映像を確認できるスマホを用いた赤外線カメラの導入及び活用事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回は小規模事業者の経営者から、自社の事務所への防犯カメラの導入依頼をいただきました。事務所には数名の従業員が在籍しており、社長室にある金庫にて現金を保管している状況です。社長自身も営業を担っているため、事務所に顔を出すのは週に1度程度。事務所のカギ閉め等、基本的なセキュリティは従業員に一任しているほか、セキュリティ対策として防犯カメラを設置しているとのことです。
ただし、現在設置している防犯カメラはアナログカメラかつ旧型のため、カメラの映像は社長室に設置したモニターでしか見ることができなく、仮に不審者が事務所に侵入してもリアルタイムで気づくことができないという課題があります。
そこで、今回弊社が提案したのが「ネットワークカメラの設置とスマホによるリアルタイムの監視」です。ネットワークカメラは高性能の赤外線機能を搭載しているため、昼夜問わず事務所を監視できます。
零細企業の経営者に最適のネットワークカメラのメリットとデメリット
インターネットが普及する以前は同軸ケーブルで接続するアナログカメラが主流でしたが、現在はWiFiやLTEを介したネットワークカメラが広く普及しています。ネットワークカメラはネット環境が必要なデメリットはあるものの、以下の特徴を備えています。
- 一部配線を無線化できる
- 映像をデジタルデバイスに転送できる
- 映像をネット上(クラウド)で管理できる
- 映像の劣化を最小限に抑えることができる
- アナログカメラより高性能の機能を搭載した機種が多い
従来の防犯カメラは、犯人を逮捕するための証拠映像の確保が主な役割でしたが、ネットワークカメラの普及により、「不審者を侵入させない」、「事務所に侵入した人間を撃退する」など、犯行を未然に防ぐことが可能となりました。
スマホを利用した事務所内赤外線カメラを導入するポイント
今回はネットワークカメラの導入に伴いWiFi環境の構築が必要でしたが、すでに事務所内にネット環境があったため、配線工事は最小限に抑えることができました。防犯カメラは事務所に2台、社長室に1台設置。集音マイクを設置することで現場の声を拾うことができますが、マイク&スピーカー内蔵型カメラ本体を選ぶことで、見積り金額を大幅に下げることに成功しました。
また、今回社長が強く要望した「自宅や出先から事務所の映像を確認」することも同機種で可能です。具体的には指定のパソコン、タブレット、スマホに映像を転送することができ、ログイン情報を入力してリアルタイムにカメラの映像を確認できます。
防犯カメラは侵入者の撃退と内部不正の解決に寄与
今回はマイク&スピーカーがカメラに内蔵しているため、スマホを通じて社長の声を現場に発信することができます。例えば従業員が許可なく社長室に入ろうとしたときに注意したり、夜間に不審者が侵入したときに「通報するぞ」と威嚇することで犯行を思いとどまらせることが期待できます。
スマホを利用した事務所内赤外線カメラを導入した後の感想
防犯カメラの設置は工事を含めて1日で完了したほか、カメラの操作方法や活用方法等運用後のサポートもしっかりとさせていただきました。導入後は「従業員のモニタリングにも使える」、「社長室には現金を保管しているので、これで安心できる」といった評価を頂きました。設置前の無料ロケテストでは社長にも防犯カメラを操作していただき、パソコンやスマホの映像にもご満足いただきました。
万が一不審者が事務所に侵入すると、防犯カメラが瞬時に侵入者を検知し、社長のパソコンとスマホに警報を通知するよう設定したため、常にカメラの映像に張り付いている必要はありません。
防犯カメラナビからひと言
防犯カメラナビでは30社以上のセキュリティ機器メーカーと提携しているため、お客様の予算に応じて最適な機種の提案が可能です。
また、防犯カメラは運用後にインターネットや映像関連の不具合が生じることがあります。弊社では売ってお終いではなく、末永くお使いいただけるよう保守サポートも万全です。
月々の想定コスト
月額13,000円
防犯カメラナビにお問い合わせをいただいた後は、セキュリティの専門家が訪問し、設置環境の調査、及びロケテストを無料でやらせていただきます。ご不明点はすべてご納得いただいた上でのご契約となるので、まずはお気軽にお問い合わせください。