フリーランスの一軒家向け不在時・夜間における赤外線カメラの導入事例
フリーランスの多くは自宅を職場にしていますが、防犯対策を疎かにしている一軒家も多く見受けられます。昨今は個人事業主宅を狙う窃盗犯も増えてきたので、今一度セキュリティ管理を徹底することをおすすめします。
そこで、今回はフリーランスの一軒家向けに、家人の不在時や夜間における盗難対策赤外線カメラの導入事例を詳しく紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回はフリーランスとして物販事業を営む一軒家の家主からお問い合わせをいただきました。神奈川県にあるお客様のご自宅周辺では先日空き巣被害が報告され、金品を盗まれた事件がありました。お客様は自宅を職場にしているため、書斎には顧客データの詰まった書類やデータがあるほか、別室には数千点の商品在庫を置いているため、これらが盗まれてしまうと事業が傾くだけでなく損害賠償のリスクもあることから、防犯対策の強化のご依頼を弊社にいただきました。
コロナ以降の個人宅を狙う窃盗犯とフリーランスの増加
新型コロナの渦中はリモートワーク等で日中でも在宅する人が多かったため、一時的に侵入窃盗の件数が減りました。しかし、アフターコロナと呼ばれる2023年以降は再び増加基調にあり、セキュリティの厳しい企業よりも、防犯カメラのない個人宅を標的とする窃盗犯が増えてきました。
また、コロナ以降は会社に依存せず副業で稼ぐノマドやフリーランスが増加し、今後もニューノーマルのビジネススタイルとしてフリーランス人口は増えていくことが予想されています。そのため、現在副業やフリーランスで着実に売り上げを伸ばしている方は、大切な顧客データや商品を守るためにも、自宅の防犯対策を見直してみることをおすすめします。
フリーランスの防犯対策向け赤外線カメラを導入するポイント
今回は住宅街に建つ一軒家に防犯カメラを設置しました。窃盗犯の侵入経路となる門扉と玄関口、裏口のセキュリティに重点を置きましたが、門扉に設置する際は公道を映すため、近隣住民から不安の声が上がる可能性を考慮しなければなりません。そのため、防犯カメラの向きや角度は何度もロケテストで確認しながら決め、「防犯カメラ作動中」のステッカーをカメラ傍に設置する対応をしました。
光源のない場所でも撮影可能の赤外線カメラを設置
お客様の自宅は玄関ドアには自動点灯する玄関灯があるものの、門扉までは光が届かないため、光源がなくとも撮影可能な最新の赤外線カメラを設置しました。当カメラは人を検知すると自動でLEDライトが照射し、さらに門扉の内側(敷地内)に侵入すると「防犯カメラ作動開始しました」、「不審者発見」といった音声により、侵入者を威嚇できるよう設定しました。
また、不在時に窃盗犯をリアルタイムで撃退するため、ネットワークカメラを採用しました。これによりカメラが人を検知すると、即座に指定のデジタルデバイスに通知が届きます。防犯カメラにはスピーカーが内蔵されているため、「いま警察に通報したぞ」とスマホを通じて相手への威嚇が可能です。
昨今の防犯カメラは音や光の威嚇機能は標準装備ですが、音声撃退機能を備えた機種はまだ少ないため、こちらを要望される方は是非ご相談ください。
フリーランスの防犯対策向け赤外線カメラを導入した後の感想
今回のお客様は日中に自宅を不在にすることも多いため、空き巣の心配をしていましたが、スマホやパソコンで出先から防犯カメラの映像を確認できると分かり、安心していただきました。また、ロケテストでは複数機種で試験運用し、実際の映像や機能性をお客様に確かめていただいたほか、「契約前に防犯対策や機器の疑問を全部質問できたのがよかった」、「直接来てくれて現地調査をしてくれたので信頼できた」と高い評価をいただきました。
防犯カメラナビからひと言
自宅を職場にするフリーランスの中には、防犯対策を疎かにしている人もまだまだ多くいる様子です。しかし、一度でも窃盗犯に侵入を許してしまうと、パソコンや商品在庫等の盗難など高額な被害に遭うだけでなく、顧客情報を漏洩してしまうと最悪賠償請求されることもあります。
フリーランスのお客様には今回のようなネットワークカメラを活用してスマホやパソコンで映像を管理するのがおすすめです。デジタル系フリーランサーであればスマホとパソコンは手放さないですし、モニターを設置する費用も節約できます。
月々の想定コスト
月額9,000円
一軒家は邸宅のような広い敷地面積を有していない限り、設置する防犯カメラは1~3台で収まりますし、配線工事も最低限で済ませることができます。
また、個人事業主であれば屋号でリース契約が可能です。リース契約は月々の支払いに切り替えることができるメリットがあるので、初期費用を捻出できないお客様に最適なプランとなります。