自営業者向けセキュリティ向上のための高画質カメラ導入事例

自営業者は自宅を改装して事務所や店舗にしているケースが多いですが、セキュリティ意識を高く持たないと窃盗犯の標的にされる可能性があります。

そこで、ここでは自営業者におすすめの防犯対策のうち、高画質カメラの導入事例を紹介します。

防犯カメラの導入を検討したきっかけ

今回はネット通販を営む自営業者の方から防犯対策強化のご相談をいただきました。今回ご依頼いただいたお客様は自宅を事務所兼作業場にしており、商品の発送も自宅から行っています。アルバイト数名を雇い、平日は一日中在宅しているものの、土日は別宅に滞在しているため、空き巣に入られる可能性を危惧されており、今回弊社に防犯カメラ設置のご依頼をいただきました。

また、お話を進めていくうちに、懸念材料は空き巣だけではなく、アルバイトによる内部不正の可能性もお話いただきました。個人事業主として事業を開始したばかりのため、防犯カメラを含むセキュリティ機器はこれまで導入したことがなく、それはアルバイトも知っています。お客様が取り扱う商品は時計やデジタル機器等、小型で高価なものばかりとなるため、盗まれてしまうと多大な損害を被ることになります。

ホームセキュリティの特徴を理解した上で防犯対策を決める

弊社にご相談いただく前は、警備会社のホームセキュリティにも関心を持たれたとのことでした。ホームセキュリティは防犯カメラを中心にセキュリティ機器を設置してくれるだけでなく、不審者を発見すると25分以内にガードマンが自宅に来て犯人を取り押さえてくれる期待があります。しかし、窃盗犯は一軒家に侵入して金品を盗み逃走するまで5分から10分以内となり、実際にホームセキュリティのガードマンが犯人を現行犯で逮捕できるのは1%未満とも言われています。

また、ホームセキュリティは月額の契約料金が発生するため、事業を続けている限り永遠と料金がかかってしまうのも欠点の一つです。一方で販売店を通じて購入・設置すれば自分の資産となります。リース契約だと月額支払いになりますが、償却期間を終えたあとは格安で再リースしたり買い取りも可能です。

自営業者向け高画質カメラを導入するポイント

今回自営業者の自宅に防犯カメラを設置するにあたってのポイントは「高画質カメラ」の導入となります。当初お客様は電気屋で中古の防犯カメラを購入・設置を試みましたが、画質が40万画素と少なく、また夜間撮影モードも白飛び、黒つぶれしてしまい、防犯対策として使い続けるのは現実的ではありませんでした。

そこで、弊社担当者から200万画素の高画質カメラを提案させていただき、ご契約前に現地調査とロケテストを実施し、防犯カメラの映像と夜間撮影機能をしっかりと確認してもらいました。

また、高画質カメラの導入に併せて200万画素以上のハイビジョン映像で監視できるモニター、及びレコーダーも導入しました。録画レコーダーはH.265を採用。圧縮率が高く映像劣化が少ないのが特徴で、長期保存できるため、自分で防犯対策を運用する自営業者におすすめできます。

防犯カメラにはアナログカメラとネットワークカメラがあり、今回は後者を選択しました。ネットワークカメラはWiFiやLTEなどネット環境が必要ですが、スマホやパソコンに防犯カメラの映像を転送できるので、別宅や外出先からも現地の映像を確認できるようになります。

自営業者向け高画質カメラを導入した後の感想

防犯カメラを設置する上での注意点に、「カタログスペックで選んではいけない」ことが挙げられます。「高画質カメラ」、「夜間撮影モード搭載」と謳っていても、具体的な映像は実際に見なければ分かりません。特に夜間撮影の核となる赤外線は年々技術向上が著しく、最新の赤外線カメラは誤検知もなく白黒でもはっきりと人を映せるほか、カラー撮影が可能な機種もわずかながら流通をはじめています。

今回のお客様からも「ロケテストで機能を知れたのがよかった」、「設置工事もそれほど費用が掛からなかった」といったお声をいただきました。

防犯カメラナビからひと言

自営業者は一般の自宅に導入するセキュリティよりも強固な対策が必要となります。プロの窃盗犯は企業や自営業者の名簿を持っており、下見をした上で侵入しやすい一軒家を標的にします。昨今はどの企業もセキュリティ対策に費用をかけるようになったため、窃盗犯の多くが一軒家を狙うようになりました。自営業者は是非自宅の防犯事情を見直し、不安が残るようであれば、弊社「防犯カメラナビ」にご相談ください。