豪邸における不法侵入・空き巣のセキュリティ対策導入事例
豪邸では不法侵入・空き巣に対する防犯対策が必要不可欠です。「私が住む住宅エリアは治安が良いから大丈夫」と考えるのは昨今の日本の情勢から考えると非常に危険と言えます。
一度の犯罪者の不法侵入、空き巣を許すことによって、大きな損失を被ることもありますし、仮に自宅内で鉢合わせしてしまうと、生命に関わる危険もあります。
そこで、今回は豪邸(高級住宅)の家主からセキュリティ対策のご依頼をいただきましたので、具体的な導入事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回防犯カメラの導入のご相談をいただいたのは、東京都心の一等地に構える豪邸の家主です。広々とした庭と十分な広さを持つガレージ、3階ロフト付きの大きな一軒家となります。
豪邸の建つ高級住宅エリア周辺では、少し前より居住者ではない不審な人物が複数人度々目撃されており、住民の間で不安が募っていました。
ご依頼者は会社経営の社長ですが、自宅で作業することも多いため、書斎には大切な顧客情報が詰まった電子機器や書類、現金・有価証券を保管した金庫があります。
また、リビングにはコレクションしている時計やシューズなど、一目見て金銭的価値があることが容易に理解できる財産も多数あるため、一度でも空き巣に入られてしまったら損失は甚大であることから、今回弊社に防犯カメラ設置の問い合わせをしたのが経緯となります。
ホームセキュリティだけに頼るのは危険な理由
邸宅・豪邸といった一軒家では、警備会社が提供するホームセキュリティを契約しているところも多くあります。しかし、個人宅のホームセキュリティは一般的に「室内に対するセキュリティ」となります。ホームセキュリティが作動するということは、その時点で既に侵入を許してしまっているため、ガードマンが駆け付けたときは犯行を終えて逃げていることがほとんどです。
しかし、多くの警備会社は建物の外回りとなる外周警備を実施しません。現在の警備業法では通報があった場合、ガードマンは25分以内に駆け付けなければなりません。屋外にセキュリティシステムを設置すると、家族や知人友人を検知する誤作動が多発し、その度にガードマンは駆け付けなければならないため、外周警備の受注に消極的なのです。
そのため、室内対策に関してはホームセキュリティでも構いませんが、屋外は自分で対策を練ることを強くおすすめします。
豪邸にセキュリティ対策を導入するポイント
今回は豪邸における不法侵入・空き巣のセキュリティ対策として、建物の外回り(庭・ガレージ周り・裏道・門扉)に重点を置いて、最新の防犯カメラを導入しました。ご依頼者の豪邸はプライバシー保護のため高い塀で覆われていますが、空き巣にとっては周囲の目を気にする必要なく忍びこむことができるため。返ってターゲットにされやすいデメリットがあります。
そこで、門扉や人の気配がない道路に沿った塀周りにも防犯カメラを設置し、夜間カラー撮影が可能な最新の赤外線、及びAI検知技術を搭載した機種を提案させていただきました。
また、ネットで映像を飛ばすネットワークカメラを採用することにより、不審者を検知したら手持ちのスマホにアラームが鳴る設定をしました。
豪邸にセキュリティ対策を導入した後の感想
防犯カメラを設置するにあたっては、弊社に在籍しているセキュリティ対策の専門家が現地調査をしたのち、最適な設置方法や機種を提案させていただきます。今回のご依頼者も無料の現地調査に喜んでいただいた他、実際に実機に触れて操作をしたり、カメラの映像を確認できた点もお褒めいただけました。
防犯カメラの操作も簡単ですし、常時録画はもちろん、自宅を不在にするときだけ作動させたり、夜間の就寝中だけ時間指定で録画することも可能です。防犯カメラが侵入者を検知したら、自動でLEDライトが犯人を照らして撃退します。設定によっては音声で「不審者発見。直ちに警察に通報します」と威嚇することもできます。
防犯カメラナビからひと言
近年は日本でも防犯意識が徐々に高くなり、多くの企業が自社の防犯対策の強化を図っています。そのため、防犯意識が低く、それでいて大金を目の届く場所に保管している富裕層の豪邸・邸宅を狙う空き巣も増えてきました。
高級住宅街で暮らす家主は、一度自宅の防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。最新の犯罪に対応できる防犯対策を講じていない場合は、専門家にリスク調査を依頼するのもいいかもしれません。
月々の想定コスト
月額12,000円
一軒家の防犯カメラ設置で予算を抑えたい場合は、工事を簡素化するのが近道です。複雑な配線工事やポール柱を作ると、それだけ工事費が増えてしまいます。
防犯カメラの販売店を探す際は、豪邸・一軒家の設置経験が豊富な業者に依頼するのがおすすめです。