一般邸宅向け不法侵入対策の自動追尾カメラ導入事例
一般邸宅に防犯カメラを設置するときは、費用を節約して最低限の台数で死角なく不審者を映像に捉え、撃退したいところです。しかし、下手にカメラの台数を減らしてしまうと死角が増えてしまい、窃盗犯が容易に侵入してしまいます。
そこで、今回は一戸建てに自動追尾カメラを導入した事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回は一戸建ての家主の方から防犯カメラの設置のご依頼をいただきました。お客様の自宅は芝生の庭とガレージがついている高級住宅で、邸宅と呼ぶに相応しい外観が特徴です。ガレージには高級車を格納しているほか、自宅には現金を含む金品を多数保管しているため、窃盗犯の標的にされやすいことを懸念し、この度弊社「防犯カメラナビ」にお問い合わせいただきました。
一般邸宅の防犯対策は「犯行の抑止」が重要
一般邸宅の中には警備会社が提供している外周警備を利用しているところも少なくありません。しかし、防犯機器が空き巣を検知してからガードマンが来るまで平均して5分から15分ほどかかると言われています。一方で年々空き巣が窃盗にかける時間は短くなり、5分もあれば金品を盗み逃走を図ることができるため、ガードマンが来たときにはすでに犯人は逃げ去っていることが通常です。
また、場合によっては家人が在宅時に侵入され、空き巣犯が強盗に変貌してしまうケースも全国で散見されます。外周警備は心強いサービスに変わりありませんが、侵入者をその場で逮捕できるかは疑問が残ります。そのため、個人宅が防犯対策をする際は、「犯行の抑止」に焦点を当ててセキュリティ機器を選ぶのが重要となります。
一般邸宅に不法侵入対策の自動追尾カメラを導入するポイント
今回はお客様のご要望に沿い予算を抑えるため、防犯カメラの台数を最低限にする提案をしました。防犯カメラは門扉、玄関ドア、2階ベランダ、ガレージのシャッター傍に設置し、ネットワークカメラを採用したため、モニターを導入する必要なくパソコンやスマホで映像を確認できるよう設定したのもポイントです。録画レコーダーはH.265のため圧縮性能が高く、映像劣化を防ぎつつ長期間の録画に対応しています。
防犯カメラは一部で自動追尾カメラを導入しているのも大きなポイントです。人や車両をAIで検知すると、自動でカメラが作動。侵入者を追尾し常にレンズで捉えることができるため、犯人は「いま誰かに見られているのかも」、「家人の誰かが自宅にいるかもしれない」と考え犯行を諦める可能性が高いです。
音声防犯カメラも併用し防犯効果を最大限に高める
自動追尾カメラと併せて、音声で不審者を威嚇できる機種も導入することで、防犯効果を最大化することができます。
音声防犯カメラは不審者を検知すると、「侵入者を発見しました。これより警察に通報します」と任意の声で相手を威嚇できます。これにより当邸宅における侵入は逮捕リスクが高いことを犯人に伝え、犯行を断念させる期待ができます。
一般邸宅に不法侵入対策の自動追尾カメラを導入した後の感想
今回は自動追尾カメラを中心に防犯対策を構築しました。犯人を検知後は指定のデバイスに通知が届くため、リアルタイムで侵入に気づくことができ、警察に即通報することで犯行を未然に防ぐことができます。
また、音声カメラはスピーカーが内蔵しているため、スマホを介して自分の声を発信することができます。「今見てるぞ。警察に通報したからな」などと侵入者を威嚇し足止めもできます。
防犯カメラを設置するにあたっては、防犯対策の専門家である“防犯設備士”が直接お客様を担当し、現地調査から防犯機器の選定まで責任を持って提案させていただきます。
「現地調査とロケテストの両方が無料とは思わなかった」とお褒めの言葉をいただきましたように、昨今は実費と手間がかかるロケテストは契約後という業者も多いようです。弊社では契約前にロケテストを実施し、お客様にも映像の画質や機能を実際に確かめてもらうことで、より具体的に運用のイメージをしていただくことができます。
防犯カメラナビからひと言
個人が自宅に防犯対策を導入する際は、予算を抑えるためにネット通販や量販店で防犯機器を購入し、自分で設置してしまいがちです。しかし、侵入者対策の防犯機器設置は専門的な知識が必要となりますし、犯罪心理を深く理解している人が設置にあたらなければ、侵入者の脅威にならず、犯行を許してしまう可能性が高くあります。
上記で紹介した最新の自動追尾カメラや音声機能搭載の機種も、近年は大分価格が落ち着いてきたので、個人宅であっても導入におすすめできます。防犯カメラはメンテナンスを怠らなければ長く使い続けることができるので、可能な限り現代の犯罪に対応した最新機種を選ぶことが推奨されます。
月々の想定コスト
月額8,000円
防犯カメラの導入方法は一括購入・リース契約・レンタルのいずれかを選択できます。お客様の予算や運用方法をヒアリングの後、弊社担当者が最適な提案をさせていただきます。
リース契約ができれば初期費用を大幅に節約することもできるので、まずは弊社「防犯カメラナビ」にご相談ください。