「四谷大塚」事件を境に全国の塾に求められる教室と構内の可視化:相談窓口は防犯カメラナビ
2023年に注目された中学受験塾「四谷大塚」元講師の不祥事事件により、全国の塾では防犯カメラによる授業(教室)や塾構内の可視化が求められています。
しかし、運営事業者の中には、「どこまで対策すればいいか分からない」、「どのような防犯カメラを設置すべき?」といった疑問を持つ人も多くいます。防犯カメラの設置にあたっては高い専門知識が求められるため、素人が自己判断で下してしまうと、防犯効果・犯罪抑止力がなく、二度三度と同じ事件が発生してしまうことにもなりかねません。
塾の防犯カメラ設置は「防犯カメラナビ」までご相談ください。
この記事で分かること
- 2023年発生の四谷大塚塾の元講師不祥事事件の概要
- 大手塾・予備校が実施している防犯対策
- 塾・予備校が防犯カメラを設置する2つのメリット
- 防犯カメラの設置は実績豊富な「防犯カメラナビ」にご相談ください
中学受験塾大手「四谷大塚塾」の元講師による不祥事事件とは
2023年に発生した中学受験塾大手の「四谷大塚」塾の元講師による不祥事事件。元講師の被告は、塾校舎内でスマホによる女子生徒の盗撮、及び教え子(当時9才)に対しわいせつな言動をさせ盗撮。さらにSNSに生徒のプライバシーを公開した罪に問われ、保護観察付きの執行猶予5年の刑が言い渡されました。
当該事件以降、全国の塾・予備校が対策に乗り出し、「講師及びスタッフの適正化」及び「防犯カメラ設置による教室・校舎内の可視化」が求められるようになりました。
講師&スタッフの適正化には限界がある
上記のうち「講師及びスタッフの適正化」は主に面接で判断することになりますが、この時点で面接者の性的思考の理解は困難です。また、入社後には誓約書の署名等もありますが、犯罪者は自身の犯行がバレることを想定していないため、誓約書への署名と犯罪抑止効果はなかなか結び付かない可能性があります。
そのため、塾・予備校がすべき対策は、後者の「防犯カメラ設置による塾全体の可視化」となるでしょう。
大手塾・予備校は既に防犯カメラの設置による対策に移行済
塾・予備校名 | 対策の内容 |
四谷大塚 | 保護者が自宅から教室の様子を防犯カメラを通じて閲覧可能 |
早稲田アカデミー | 教室に防犯カメラを導入する計画 |
サピックス小学部 | 大半の教室に既に防犯カメラを設置済。受付のモニターにて監視 |
栄光ゼミナール | 採用試験で適性検査を実施。入社後に誓約書に署名。教室の壁をガラス化 |
日能研 | 教室に防犯カメラを設置。従業員にコンプライアンス研修を実施 |
東京個別指導学院 | 講師と生徒が二人きりにならないように徹底指導とルール化 |
リソー教育 | 個室のドアを撤廃してオープンに |
ena | ハラスメント相談窓口の設置 |
希学園 | 教室に防犯カメラを設置。講師陣で監視可能 |
浜学園 | 教室に防犯カメラを設置。事務所内で監視可能 |
上記の通り、大手塾・予備校の多くは既に防犯カメラ設置による対策を講じていることが分かります。上記の塾に共通するのは、「校舎内の可視化」に重点を置いていることです。
塾校舎内のどこに防犯カメラを設置すべきか
塾校舎内で防犯カメラを設置すべき場所は主に以下が挙げられます。
- 教室
授業後に講師が生徒に居残りさせたり、相談を受けたりする際は2人きりになりやすいため、防犯カメラによる監視の強化が必要となります。今回の四谷大塚塾事件も教室で犯行が発生しました。 - 個別指導室
多くの塾では窓無しの狭い個室となっているため、密室で何が行われているかが外部から分かりません。防犯カメラを設置することで事件を未然に防ぐことができます。
防犯カメラ設置による塾・予備校の可視化の2つのメリット
塾や予備校の教室や校舎内に防犯カメラを設置することで得られるメリットは大きく分けて2点挙げられます。いずれも塾が他社と差別化を図れるだけでなく、生徒や保護者から信頼を獲得できるポイントとなります。
1.犯罪抑止効果
防犯カメラを設置し、講師とスタッフに周知させることで、犯罪を未然に防ぐことができます。犯罪志向のある人間は面接時に防犯カメラを見つけた時点で諦めるでしょうし、常に監視されている緊張感は塾講師には必要と言えるでしょう。
四谷大塚塾事件のように、動画の拡散や生徒の個人情報漏洩等、盗撮だけに留まらず、事件が大きくなっていくのが最近の傾向です。一度でも事件が発生すると、その校舎の生徒は去ることが予想されますし、小規模の塾であれば倒産する可能性も十分あります。そのため、全国の塾に求められるのは、「犯罪者の確保ではなく、犯罪を未然に防ぐ対策」となります。
2.生徒と保護者から信頼を勝ち取る
このような事件が発生すると、保護者は子供を安心して塾へ送り出すことが難しくなります。子供と担当者のやり取りや授業の様子、教室の雰囲気等の可視化を求めてくるのは想像に難しくありません。防犯カメラを通じて塾の可視化を行っていれば、生徒だけでなく保護者も安心できます。
塾の防犯カメラ設置と「個人情報保護」問題は専門家に相談すべき
一方で防犯カメラ設置の際は「個人情報の保護」及び「個人情報の漏洩防止」を徹底しなければなりません。防犯カメラの映像が外部に漏れたり、SNSに拡散されるリスクへの対応は必須です。防犯カメラの映像を閲覧できる塾関係者が外部メモリーに映像を保存して外部に持ち出すことも考えられます。
情報漏洩の対策としては、「防犯カメラ映像の閲覧者を限定する」、「管理者以外は特定の場所・モニターのみ閲覧が可能」、「IDとパスワードの設置と漏洩防止」などが挙げられます。いずれも防犯対策の専門家が仲介することで、万全の対策を構築することが可能です。
塾・予備校の犯罪抑止対策は「防犯カメラナビ」へご相談ください
当社「防犯カメラナビ」は、塾・予備校への防犯カメラを中心としたセキュリティ導入実績を多数有しています。塾や予備校の教室、個別指導室への防犯カメラ導入に際しては、現場の会話を拾える「音声録画機能」を有する機種の選定が求められますが、品質基準を満たした防犯カメラはそれほど多くありません。防犯カメラナビは、国内外30以上の防犯機器メーカーの製品を取り扱っているため、全国すべての塾に対して、予算と目的に応じて最適な機種の提案が可能となります。
現地調査及び実機デモを「無料実施中」。今すぐお問い合わせください
当社「防犯カメラナビ」では、お問い合わせいただくと弊社本部スタッフによりヒアリングをさせていただきます。その後、ご希望のお客様に対し、弊社専門家が塾に訪問して現地調査を無料実施します。また、実機デモにより実際の映像と機能を把握していただくことで、導入後に「思っていたより画像が粗い」、「会話をうまく拾えない」、「機能が複雑で使いこなせない」といったギャップの心配がなくなります。現地調査は防犯対策のエキスパートである「防犯設備士」の有資格者が担当するため、塾が抱えるあらゆる課題解決のお手伝いをさせていただきます。
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