邸宅で発生する嫌がらせやイタズラを防止!高い効果が期待できる防犯対策
邸宅に住んでいると、しばしば近隣住民から嫌がらせやイタズラ行為を受けることがあります。場合によっては犯人を見つけて注意をしても嫌がらせはとまらず、警察沙汰に発展することもあります。
そこで、ここでは、邸宅の家人が悩む嫌がらせやイタズラの防止に高い効果が期待できる、最新の防犯対策をご紹介します。
嫌がらせやイタズラの被害に遭う邸宅の特徴
一般の戸建てよりも一回り大きい邸宅には、往々にして高所得者が暮らしています。近隣住民の中でひと際目立つ邸宅はイタズラの標的にもされやすく、嫉妬やねたみに近い感情で嫌がらせをする人がいます。
往々にして嫌がらせやイタズラをする人間は、何かしらの理由で自分を正当化して犯行に及ぶため、こちらが注意をしない限り犯行は続きますし、場合によっては警告をしてもやめる気配がない犯人もいます。
ご近所づきあいが深い住宅街
住宅街ではご近所づき合いが重視されますが、邸宅に暮らす人の中には1日中仕事で外出している人もいれば、個人主義でご近所づき合いにまったく関与しない人もいます。ご近所づきあいを疎かにすると、隣人から「怪しい人」のレッテルを貼られてしまい、常軌を逸した人の中には悪質な嫌がらせやイタズラに及ぶこともあります。
学校や公園が近くにある邸宅
中高生のたまり場となる学校や公園、資材置き場が邸宅の近くにある場合も、嫌がらせやイタズラが横行します。不良が面白半分で邸宅にイタズラを仕掛けるため質が悪く、放置すると徐々に悪質化していくのも特徴です。
邸宅で発生する嫌がらせやイタズラとは
邸宅で実際に被害に遭うイタズラとは、どういったものが考えられるのでしょうか。嫌がらせの中身は様々で、被害を受けた邸宅ごとに悩みは異なりますが、ここでは即解決を図らないと事件にも繋がりかねない重大なリスクをご紹介します。
敷地内にゴミや液体を投げ捨てられる
敷地内に家庭ごみや粗大ごみを投げ捨てられる嫌がらせは非常に深刻です。刑法における不法侵入に該当する可能性もありますし、犯行が続くようであれば、犯人は癖になってやめる気配を見せない可能性が高いです。また、粗大ごみや産業廃棄物が捨てられた際は、邸宅の家人が費用を負担して処分しなければなりません。住居侵入罪、不法投棄の両方が絡む悪質な犯罪となるので、単なるイタズラで終わらせるのではなく、防犯対策を強化して解決を図る必要があります。
邸宅の塀に液体をかけられる
邸宅を囲む塀を的にして、石や液体をかける嫌がらせも見受けられます。液体は水やペンキ、油、卵などが例として挙げられ、いずれもしっかりと清掃しなければ染みや臭いがついてしまいます。また、この手の嫌がらせで懸念されるのが、悪質化したときに発生する「不審火」です。予期せぬ火災にも繋がりかねませんので、事態が大きくなる前に未然に防ぐ手立てを考えたいところです。
軽度の嫌がらせやイタズラでは警察は取り合ってくれない
上記のような嫌がらせやイタズラは、仮に警察に相談しても、「当事者同士で話し合ってください」とまともに取り合ってくれない可能性があります。そのため、まずは防犯対策を講じて未然に防ぐ方法を検討するといいでしょう。それでも嫌がらせが止まらないようならば、画像や動画となる証拠を集めて本格的に警察に訴えることを視野に入れます。
邸宅の嫌がらせやイタズラは自力では解決しにくい
防犯カメラを設置していない邸宅の家人であれば、犯人を突き止めて直談判をする人もいるでしょう。しかし、嫌がらせやイタズラをした犯人は自分の行為を正当化するか、あるいは犯行を認めることはありません。そのため、第三者を挟まない当事者同士での解決は困難を極めます。
邸宅の嫌がらせやイタズラを防ぐための防犯とは
邸宅における嫌がらせやイタズラの問題の解決を考えた場合、まず実施すべき対策が防犯カメラの設置となります。最新の防犯カメラは単なる映像録画だけではなく、犯行を未然に防ぐ機能が備わっている機種もあります。また、大抵の犯人は夜間に嫌がらせやイタズラに及ぶので、夜間撮影でも解像度が高く、フルカラー撮影ができる機種がおすすめです。
ただし、邸宅のような一般住居が道路を映す門前に防犯カメラを付けると、近隣住民の中には不快に感じる人もいます。そのため、まずは専門家に立ち会ってもらい、設置場所や機種の選定を依頼するのがおすすめです。