果樹園でシャインマスカットの盗難被害相次ぐ（山梨）防犯カメラで監視強化を

日本の果樹園においてシャインマスカットの上位生産高を誇る山梨県にて、近年盗難事件が相次いで発生しています。ここでは事件の概要、及び防犯カメラによる監視強化法を具体的に紹介します。

防犯対策の強化を検討している果樹園・農園管理人は、是非当社「防犯カメラナビ」までご相談ください。

この記事で分かること

・山梨県と近隣県で相次いで発生しているシャインマスカット盗難被害の概要
・防犯カメラを設置していても盗難被害を抑止できない理由
・シャインマスカットを栽培する農家・果樹園におすすめの防犯カメラ
・監視強化は防犯カメラナビにご相談ください。現地調査＆実機デモサービスを無料実施中

シャインマスカット150房の窃盗事件。県内で盗難被害相次ぐ｜山梨県

ⒸTBS NEWS DIG — 出典：「悲しくて切ない」収穫前のシャインマスカット１５０房盗難　被害にあったのは障害者などと一緒に農作業する「農福連携」のブドウ畑/TBS NEWS DIG

2023年8月、山梨県南アルプス市のブドウ畑にて高級品種のシャインマスカット150房が盗まれる窃盗事件が発生しました。被害額はおよそ22万5000円。当農園は障がい者の社会参画をコンセプトとした農福連携で、管理人の女性が発見しました。

2023年9月にはシャインマスカット400房の盗難被害も｜山梨県南アルプス市

2023年9月には同じく山梨県南アルプス市の畑にて収穫前のシャインマスカットが400房盗まれているのを農家の男性が気づき警察に通報しました。防犯カメラは設置済のため、早期の犯人逮捕が期待されています。

山梨県及び長野県でシャインマスカットの盗難被害が拡大

シャインマスカットは日本の山梨県及び長野県で国内生産高の75%を占めています。両県にはシャインマスカットを栽培する農家が数多くあるものの、2023年以降は窃盗事件が相次いで発生し、農家は対策が急務となっております。

盗んだシャインマスカットは転売されるだけでなく、中国や韓国に不正輸出され、自国名産物として栽培されてしまい、現在アジア全体で社会問題化している現状があります。

また、犯罪意識の低い外国人が畑を荒らしついでにシャインマスカットを盗んでいく事件も過去に発生しています。

防犯カメラを設置していてもシャインマスカットの窃盗事件が止まない理由

果樹園によってはすでにシャインマスカットの畑周辺に防犯カメラを設置している農家もありますが、それでも窃盗を止められないケースがあります。畑に不法侵入する人間は夜間に出没するため、防犯カメラに気づかないことが大きな理由の1つです。

また、農家が設置している防犯カメラに不審者の撃退機能が搭載しておらず、映像を無言で録画するだけのシンプルなカメラであることも理由に挙げられます。一昔前のアナログカメラ（同軸カメラ）にありがちとなるので、思い当たる節がある農家は、今一度設置している防犯カメラの機種や機能を見直してみると良いでしょう。

音・光・音声で侵入者を撃退する防犯カメラがおすすめ

農家における不審人物の侵入者対策として最も効果的な防犯カメラ設置法の1つが「音や光、音声で侵入者を威嚇」する機能を有した機種の配置です。シャインマスカット等の農作物を窃盗する侵入者は複数人の犯行であるケースが大半で、防犯カメラにより光の照射や自動音声により「侵入者発見。これより警察に通報します」と威嚇できれば、取り乱した集団は犯行に及ぶことなく退散することが期待されます。

従来の映像の録画撮影機能しか有していない防犯カメラは、犯人逮捕に繋がる重要なツールであるものの、仮に犯人を捕まえても摘み取られた農作物が戻ってくることはありません。そのため、犯罪を未然に防ぐ対策が何よりも重要となります。

シャインマスカットを守る。農家・果樹園向け監視強化は「防犯カメラナビ」にご相談ください

今回はシャインマスカットの盗難被害状況と、農家や果樹園向けの防犯カメラによる監視強化法を紹介しました。上記で紹介した音・光・音声で侵入者を威嚇する機種は当社「防犯カメラナビ」にて取り扱いしています。同機種は上記機能のほか、夜間カラー撮影モードや高性能の検知機能を有し、人・車両・動物の識別が可能で、誤検知がほとんどありません。