中古車販売店「ビッグモーター」で車両5台の窃盗事件。概要と防犯カメラによる早期解決
山梨県内の中古車販売店「ビッグモーター」にて車両5台の窃盗事件が発生しました。近年は全国の中古車販売店で窃盗事件が相次いで報告されており、店舗オーナーは今一度防犯対策の見直しが迫られています。
ここでは当事件の概要、及び防犯カメラによる早期事件の解決方法を紹介します。
この記事で分かること
- 中古車販売店の車両窃盗事件の概要
- 中古車販売店が窃盗犯にターゲットにされる背景
- 中古車販売店のセキュリティ対策は「防犯カメラナビ」にご相談ください
中古車販売店「ビッグモーター」で展示車両5台の窃盗事件発生/山梨県
2024年4月5日未明、山梨県内に所在を置く中古車販売店「ビッグモーター」に窃盗集団が入り、合わせて5台の展示車両が盗まれました。
窃盗犯は3人組の男で、いずれも防犯カメラの映像から逃走する様子を捉えることに成功しています。
5台のうち2台は店舗周辺に乗り捨てられており、また1台は住宅の敷地にて見つかりました。残り2台の行方は不明とのこと。
関東甲信越では近年車両の窃盗事件が相次いで報告されているため、一連の事件との関係も含めて捜査が続いています。
全国の中古車販売店が現在狙われている背景

近年、全国の中古車販売店で上記同様に窃盗団に狙われるケースが相次いでいます。その背景としては以下が挙げられます。
1.容易に高級車を乗っ取れる技術が横行
近年の高級車はコンピューター制御によりエンジンやドアロックをすることができますが、現在日本国内には手のひらサイズの特殊な装置を用いて、わずか数秒でセキュリティを解除する「CANインベーダー」が深刻な被害をもたらしています。
2.円安を背景とした海外不正輸出
2020年より日本は歴史的円安に見舞われていますが、その一方で、日本車は海外では非常に高い人気を誇り、中古であっても高額で取引されています。そのため、日本国内で転売するより、パーツとして海外に不正輸出する方が稼ぐことができ、また買い手にも困らないのが犯罪多発の現状にあります。
3.窃盗犯の組織化
また、窃盗犯も従来の単独犯から集団化している傾向も懸念されます。半グレなど反社会的勢力や外国人犯罪集団の入国などもあり、これまで見られなかった手口による犯行が確認されています。窃盗集団であれば、一夜にして展示車両をすべて盗み出すこともでき、中古車販売店が被る被害は甚大です。
屋外展示型の中古車販売店は防犯対策の見直しが急務

中古車販売店の中には、閉店後も野ざらしの状態で敷地屋外に車を放置しているところがいまだ多くあります。車両には防犯ブザーを設置しているものの、店舗の敷地への侵入を未然に防ぐセキュリティ対策は疎かにしているところも少なくありません。上述したように、近年の窃盗犯は警察すら驚く手口を持っているため、敷地に安易に侵入されてしまった時点で、車両盗難のリスクは非常に高くなります。
中古車販売店の店舗オーナーは、「自分の店は大丈夫だろう」と思わず、まずは自店舗のセキュリティ状況を見直し、最新の犯罪にも対応できているかを確認すると良いでしょう。
中古車販売店の防犯対策は「防犯カメラナビ」にご相談下さい

冒頭で紹介した窃盗事件のように、仮に盗難車両が見つかっても、車が傷つけられて売り物にならなくなったり、高額な修理費用が掛かり買い手がついても元が取れなくなる、といった状況も考えられます。
そのため、中古車販売店では「不審者を店舗の敷地に侵入させない」、「無人の際は音声付き防犯カメラで侵入者を撃退する」といった防犯対策が効果的です。
当社「防犯カメラナビ」は、これまで全国の中古車販売店にて防犯カメラ、及びセキュリティ機器の導入実績があります。お問い合わせいただければ、弊社在籍の“防犯設備士”の有資格者が担当させていただき、適切な機種の提案が可能です。まずはお気軽にご相談下さい。

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