コインランドリー向け盗難防止IPカメラ導入事例
コインランドリーでは下着泥や財布・時計といった窃盗・盗難事件が全国的に相次いでいます。
コインランドリーは近隣住民が利用するため、一度でも盗難被害に遭うと、そこの店舗は二度と利用しませんし、警察沙汰になるとコインランドリーの信頼が損なわれ、客足が遠のきます。
そこで、ここではコインランドリー経営者向けに、盗難防止のIPカメラ導入事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回は千葉県千葉市にあるコインランドリーの経営者から、防犯カメラ導入のご相談をいただきました。当該コインランドリーでは、以前下着の盗難事件が発生し警察が介入したことがあり、一時的にリピート客が激減した経緯がありました。
そして、最近になって再度貴重品の紛失騒ぎがあり、運営者側の安全配慮義務違反が問われることを懸念し、この度防犯カメラの導入を決めたとの背景を教えていただきました。
コインランドリーではしばしば下着や貴重品の盗難事件が発生します。被害者は洗濯機を回している間、少しの時間だけ外出することがよくありますが、窃盗犯はその時を見計らって犯行に及びます。洗濯しているズボンに時計や財布等貴重品を取り出し忘れていることもよくありますし、窃盗犯は数十秒の隙を狙って窃盗するため、被害者の中には「もしかしたら他の場所で落としたのかも」、「自宅に忘れてきたかも」と被害の意識がない人も少なくありません。
コインランドリーの盗難対策は防犯カメラが非常に効果的
一方でコインランドリーは見通しの利くワンフロアで、フロア面積も小さいため、防犯カメラで犯行の一部始終を確実に捉えることができます。発生する窃盗事件の大半は防犯カメラの設置によって解決できるものと考えていいでしょう。
また、窃盗以外にも利用者同士の喧嘩や器物破損といった行為も懸念されますが、いずれも防犯カメラの録画映像によって解決できることがほとんどです。
コインランドリー向け盗難防止IPカメラを導入するポイント
コインランドリーに防犯カメラを設置する際は、「死角」がないように設置位置に考慮しなければなりません。大抵は1台か2台の設置で足りますが、設置位置を間違えてしまうと「ロッカーが邪魔で証拠映像が撮れなかった」、「カメラの画角の範囲外だった」と予期せぬトラブルが発生して証拠を撮り逃してしまう可能性もあります。
また、窃盗犯の犯行の様子を鮮明に捉えるために、高画質や光学ズーム対応の機種を選定するのも大切です。窃盗犯の人相や盗んだ瞬間を捉える必要があるため、防犯カメラのスペックは考慮しなければなりません。
今回コインランドリーに導入した防犯カメラは「IPカメラ」となります。「ネットワークカメラ」とも呼ばれるネット環境が必要な機種となりますが、現在のセキュリティ業界では主流となりつつあります。
コインランドリーがIPカメラを導入するメリット
これまでのアナログカメラは、有線で接続されたモニターしか映像をリアルタイムに映せませんでした。IPカメラはネット接続によって、指定のパソコンやスマホ、タブレット端末で映像をいつでも見ることができます。
コインランドリーの経営者は個人事業主・一人社長が多く管理者が不在のため、社長経営者がいつでも自分のスマホやパソコンで現場の映像を確認できるのは非常にメリットがあります。
コインランドリー向け盗難防止IPカメラを導入した後の感想
今回はネット環境の構築からIPカメラの設置・配線工事まで一貫して弊社で請け負わせていただきました。防犯カメラは逆光にも強い赤外線ドームカメラを選定したため、白飛びの心配なくフロア全体を2台のカメラで網羅することができました。
お問い合わせいただいたコインランドリーの社長も「こんなに鮮明に映るんだ」と驚いていただいたほか、スマホへの通知機能も高く評価いただきました。
防犯カメラナビからひと言
コインランドリーの個人事業主や店舗管理者の中には、家電量販店やネット通販、町の電気屋で防犯カメラを購入して個人で取り付ける人もいます。しかし、上述したようにIPカメラの設置はネット回線の構築が必要ですし、セキュリティのノウハウがない個人が取り付けてしまうと、証拠能力の低い映像しか録画できないことがほとんどです。
弊社「防犯カメラナビ」では、防犯カメラを設置する前にしっかりと現地調査を行い、設置環境や予算に合わせて最適なセキュリティ機器を提案させていただきます。
月々の想定コスト
月額8,000円
多くのコインランドリーは1~2台の防犯カメラの設置で足りるため、初期導入費用・維持費と共にコストはそれほどかかりません。
配線工事も設置環境によって最小限に抑えることが可能なので、興味ある方は一度弊社までお問い合わせください。