神社・お寺の長時間録画&モニター監視型カメラの導入事例
神社やお寺ではイタズラやトラブル等が全国的に多発傾向にあります。神社やお寺は地域住民が日々訪れる神聖な場所のため、治安強化を図るのは宮司や住職の責務となるはずです。
そこで、今回は神社やお寺の防犯対策として導入が適している、「長時間録画&モニター監視型カメラ」の導入事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回ご相談いただいた神社及びお寺では、現状防犯対策を講じていないため、賽銭泥棒や不審火、駐車場に停めてある車両へのイタズラ、社殿への不法侵入跡などが見つかった過去があり、今後大きな惨事になることを懸念して弊社にご相談いただきました。
しかし、ご相談いただいた神社・お寺はともに管理者が常時駐在しているわけではないため、「モニターを介して遠隔監視ができる」、「長時間録画に対応している」防犯カメラを希望されていました。
また、神社やお寺は私有地となり、そこに安置されている財産は私有財産と見なされるものが大半のため、国や自治体が実施している補助金・助成金制度をなかなか利用できない欠点も考慮しなければなりません。
神社やお寺の収入は賽銭やお布施、御祈祷料などが主となりますが、経営が厳しいところも実際数多くあります。そのため、防犯対策を敷地の隅々まで強化すると、本体導入費用や工事費用が大きくかかってしまいます。
神社・お寺に長時間録画&モニター監視型カメラを導入するポイント
今回神社・お寺に提案させていただいた防犯カメラは、「モニター及びデジタルデバイスで現場の映像を確認できる」、「長時間録画に対応している=映像の圧縮率が高く、画質を劣化させない」、「夜間の赤外線検知機能の性能が高い」などを基準に機種を選定しました。
当初、宮司様から「古い機種でも構わないから安く導入したい」というご意見をいただきましたが、古い機種の場合、夜間の画質が鮮明でなかったり、録画撮影機能は問題なくとも、不審者や侵入者を威嚇して犯行を止める機能が搭載されていないため、本当の意味での防犯効果が著しく低下することを説明させていただき、ご納得いただきました。
ただし、費用面の問題はセンシティブでもあるため、こちらはリース契約を交わすことによって解決を図ることができました。
モニター及びデジタルデバイスによる監視システムの構築
今回宮司様のご希望は「モニターによる自宅監視」でした。しかし、打ち合わせの中で宮司様はネットワークカメラの機能・優位性をご存知なかったようで、提案させていただいた機種を導入すれば、モニターだけではなくパソコンやスマホでも映像を確認できることをお伝えしたところ、大変驚かれていました。
今回は高画質で映像を映せるモニターとノートパソコン、スマホで気軽に閲覧できるように設定し、また夜間でもカラー撮影が可能な高性能な赤外線カメラを選定しました。これにより動物の誤検知を2%以下まで減らし、また不審者が敷地内に侵入してきたら、即座に宮司様に通知が送信されることになります。
神社・お寺に長時間録画&モニター監視型カメラを導入した後の感想
今回は長時間録画&モニター監視型カメラを導入した神社・お寺の事例を紹介しました。導入後は夜間の職員不在のときに、どのような人物が敷地に無断侵入しているかも把握が容易になったと評価いただきました。
また、録画時間も1か月前後可能なので、事件や事故が発生した際に録画映像が上書きされている心配も最小限に済みます。
防犯カメラナビからひと言
神社・お寺の宮司・住職の中にはインターネットに疎い人もいるため、ネットワークカメラの存在を知らない人も多くいます。また、今回導入した防犯カメラには、集音マイクとスピーカーも内蔵されているため、「警察に通報しています」と侵入者を音声で威嚇することができます。
近年は神社やお寺から防犯対策強化の依頼が増えています。犯罪の凶悪化や信仰心のない在住外国人が増えてきたことも一因にあり、以前の治安維持を実現するためには、より高度な防犯対策が必要となります。
当サイト「防犯カメラナビ」では、防犯設備士の有資格者による現地調査と機種提案、実機を使ったトライアルテストをすべて無料でやらせていただきます。防犯カメラの機能や設置についても分かりやすく説明させていただくので、まずはお問い合わせください。
月々の想定コスト
月額10,000円
一括払いが厳しい神社・お寺にはリース契約を提案させていただきます。リース契約は5年から7年が償却期間となり、毎月の返済となりますが、月額の支払い費用は1万円前後まで抑えることができます。本体やモニター、設置工事といった初期費用はすべてリースに組み込むことができるので、どの神社・お寺も気軽に設置することができます。