スポーツクラブ店舗向けモニター一括監視カメラの導入事例
ジムやテニスコートなどが完備されているスポーツクラブでは、効率的な人員配置やトラブル防止策として監視カメラの導入が推奨されます。敷地面積が広い店舗施設では監視カメラの設置場所に苦慮されるため、弊社では防犯設備士の資格を持った専門家が現地調査に立ち会わせていただきます。
そこで、今回はスポーツクラブの店舗向けに、高画質カメラを用いたモニターで一括監視できるカメラを導入した事例を紹介します。
防犯カメラの導入を検討したきっかけ
今回はスポーツクラブのエリアマネージャーより監視カメラのご相談をいただきました。当スポーツクラブでは屋外にテニスコートとバスケットコート、室内競技場として体育館、フィットネスジムを運営されており、兼ねてより監視カメラによる人員配置の効率化を検討しているとのことでした。
スポーツクラブとあって店舗面積が広い一方でスタッフが少ないため、利用者の出入りが管理できていないのが現状の課題でした。屋内外の各施設のスタッフの勤務状況がリアルタイムで把握できていないため、利用者からクレームを受けることもしばしばあるようです。
監視カメラとモニターによる一括監視システムの構築を提案
各エリアに設置した監視カメラの映像は、事務所に設置したモニターで一括管理が可能です。従来は携帯電話にて「〇〇さんいまどこにいるの?」と逐一確認して接客対応や配置指示を出していましたが、これでは対応が遅くなり、業務に多大な遅延が生じてしまいます。
一方でマネージャーがモニターで全エリアを管理できれば、現在どこに誰がいるのか、どこのエリアに人員が足りないのかが一目瞭然となります。
スポーツクラブ店舗にモニター一括監視カメラを導入するポイント
スポーツクラブは競技・スポーツによってエリアが分かれており、いずれの店舗も広い面積であることが普通です。防犯カメラの設置台数も増えがちで、配線工事も大がかりになることがしばしばあります。
そのため、初期導入費用は肥大化しやすく、予算を抑えたいときは専門家による図面の見直しと綿密な現地調査が必要不可欠です。
監視カメラには有線接続のアナログカメラとネット環境を必要とするネットワークカメラ(IPカメラ)がありますが、どちらを選ぶかもよく吟味が必要です。ネットワークカメラはパソコンやスマホといったデジタルデバイスに映像を転送できるのが長所となりますが、今回のスポーツクラブのような大きめの店舗の場合、WiFiが安定しない可能性があり、アナログカメラの方が利便性が高いケースもあります。
監視カメラは部外者の侵入、夜間の防犯対策にも寄与
今回はスタッフの業務管理及び人員配置の適正化による業務効率の向上が監視カメラ導入の目的となりますが、それ以外にも「利用者以外の部外者の侵入」や「夜間の不審者・事故・トラブル対策」としても有効活用できます。
赤外線ビームセンサーや集音マイクを設置することにより、広範囲に人を検知できるほか、現場の声をマイクで拾うこともできます。スピーカー内蔵カメラであれば機械音声だけではなく、管理者の声を現場に伝えることもできます。
スポーツクラブにとって会員が安心して店舗施設を利用できることはホスピタリティに直結します。部外者や不審者をいち早く把握することで、利用者に危険が及ぶ前に対処できるのも監視カメラ導入の大きなメリットと言えます。
スポーツクラブ店舗にモニター一括監視カメラを導入した後の感想
今回は屋外・室内に計15台の監視カメラを導入しました。屋内にはバレット型のカメラ、室内にはドーム型カメラを選定し、どちらも高性能の赤外線機能を搭載しています。これにより光量が少ない場所でも昼夜問わず鮮明に撮影できます。
実際に監視カメラの設置後は、運用方法に関しても弊社担当者から様々な提案をさせていただきました。お問い合わせいただいたエリアマネージャーや実際に運用される店舗マネージャーも監視カメラの設置場所や映像の画質、モニターを介した管理方法に非常に満足されている様子がうかがえました。
防犯カメラナビからひと言
セキュリティ販売店の中には、「現地調査は契約後」という業者も存在します。しかし、スポーツクラブのような大規模店舗では、防犯カメラの機種選定から配線工事の方法、取り付け場所など、事前に調査しなければ分からない点が多々あります。
弊社では防犯設備士の有資格者が責任を持って担当させていただき、事前の現地調査を欠かしません。また、ご契約前は無料トライアルをご利用いただけます。トライアルでは実際マネージャーの方にカメラを操作していただき、映像の鮮明さも確認いただけます。
月々の想定コスト
月額35,000円
監視カメラは設置台数と工事内容によって、一括購入だと初期導入費用としては高額になることがあります。
そのため、多くのお客様はリース契約を選択されます。償却期間は5~7年で、月額費用は損金処理できます。リースはリース会社との契約になりますが、弊社の方でサポートさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。