室内/屋外イベント会場で防犯カメラ&現場モニタリング活用事例
室内/屋外のイベント会場では、防犯カメラを設置することで、「不審者の監視」や「現場のモニタリング」が可能となります。展示会に出展する企業や舞台照明、イベント設営といったイベント関連会社向けに、防犯カメラの活用事例と費用対効果の高い導入方法を具体的に紹介します。
室内や屋外イベント会場・展示会の防犯リスクとは?
日本は世界の国々と比較しても各種イベントや展示会が年間を通じて非常に多く開催され、市場規模はコロナ以前で約1兆円規模となっており、全国に1500社以上の会社が存在します。イベント設営・企画・撤収・舞台照明・機材レンタルなど、数多くの業者が1つのイベントや展示会に絡む一方で、近年は様々な犯罪リスクが懸念されています。
イベントで懸念される犯罪:盗難・置き引き・万引き
不特定多数が自由に出入りできるイベントでは、盗難や置き引き、万引きといった被害が頻繁に発生します。出展ブースが受ける被害が拡大すると、イベントへの参画が躊躇われてしまいますし、来場者数の減少にも繋がります。大勢の人だかりの中から犯人を捕まえることは困難のため、犯罪を起こさせないような環境づくりがイベント会社に求められます。
イベントで懸念される犯罪:暴動・暴力・テロ行為
イベントではしばしば来場者の中で喧嘩や暴力行為が散見されます。また、イベントを標的にしたテロ行為も危惧され、ガードマンだけでは未然に防ぐことが現状は困難です。芸能・スポーツ関連のイベント会場では、来場者やサポーターが出演者と接触してしまうトラブルも過去に何度も発生しており、問題が発生する前に未然に防ぐ対応が必要です。
イベントで懸念される犯罪:不法侵入・不審者の侵入
イベントや展示会の招待状・チケットがない人間や不審人物の侵入を許してしまうことで、セキュリティ上重大な問題が発生する可能性があります。何か問題が起きてからでは、イベント会社が責任を問われることになるため、常に来場者や現場を複数人でリアルタイムでモニタリングする必要があります。
イベント会場で防犯カメラを設置するメリット
イベント会場や展示会では、犯罪抑止力を高めるために防犯カメラの設置が推奨されます。ガードマンの配置や出入口の入場者監視だけでは問題への対処が不十分と考えられます。
また、防犯カメラは事故・事件後の速やかな問題解決が目的だけでなく、「入場者の見える位置にカメラがあるだけで犯罪抑止力となる」ことが挙げられます。ことが起きてからでは遅く、犯罪を未然に防ぐ監視システムの構築がイベント会社に求められます。
プライバシーへの配慮は大切
防犯カメラの映像はプライバシーの塊となります。そのため、カメラを設置する際は「監視強化中」「防犯カメラ作動中」といった立て札をつけておいたり、場内アナウンスで防犯カメラによる防犯対策実施中の旨を来場者に伝えるといった工夫が必要です。また、防犯カメラの映像を閲覧する人間や録画映像を保管・管理する担当者を決めて、データの漏洩を防ぐレギュレーションも考えておくと良いでしょう。
イベント会場で防犯カメラによるモニタリングの活用事例
イベント会場に防犯カメラを設置する目的は不審人物の監視だけではありません。イベント会社の管理者が現場の状況をリアルタイムで監視することで、人の流れやガードマンの配置、自社スタッフの動きなどを分析し、場合によっては改善指示ができます。
監視強化だけではない。マーケティングにも有効活用できる
イベント会社が防犯カメラを会場に導入する目的として、「マーケティング」も活用事例として挙げられます。人が集まる場所・時間帯、人気のブース、全体の人の導線などデータではなく現場の映像からでしか分からないことは多々あり、それらはすべて次回のイベントに活かすことができるはずです。
ただし、犯罪抑止とマーケティングの2つの目的を両立させるためには、防犯カメラの設置場所や機種の選定に深い専門知識が必要です。販売店や設置会社を決める際は、防犯設備士の資格の有無だけでなく、これまでの実績も考慮して総合的に判断するようにしましょう。
イベント会場や展示会では室内でも屋外仕様の防犯カメラがおすすめ
室内開催のイベント会場や展示会において、安価な室内カメラで済ませるイベント会社も少なくありません。しかし、犯罪抑止やマーケティング(モニタリング)では高画質かつ機能性に富んだ機種の選定が必要となり、それらは昨今、往々にして屋外仕様の防犯カメラに目立つ仕様となります。
また、イベント会場や展示会は通常の室内とは異なり、温度や湿度の環境変化が大きいため、ラフな環境でも耐えられる屋外防犯カメラが望ましいと考えられます。
イベント会場や展示会向け防犯カメラは「ネットワークカメラ」
イベント会場や展示会の設置に推奨される防犯カメラは「ネットワークカメラ」となります。ネットワークカメラは従来のアナログカメラ(同軸カメラ)と異なり、WiFiやLTEといあったネット環境が必要なものの、一部配線の無線化や映像データの遠隔地への転送が可能なため、イベント業界に重宝されています。
また、高画質・高画素カメラや夜間撮影対応カメラ、音声通信対応カメラといった最新機能を搭載したカメラは、いずれもネットワークカメラとなります。今後はさらに一般化することが想定されるため、いまから新規導入するイベント会社は、ネットワークカメラを選択するのがおすすめです。
パソコン・スマホでどこでもイベント会場の様子を確認できる
ネットワークカメラの最大のメリットは、パソコンやスマホ、タブレットといったデジタルデバイスに映像を転送できることです。リアルタイムで映像を閲覧できるだけでなく、カメラの仕様によっては音声で現場に指示出ししたり、逆に現場の会話を拾うこともできます。PTZカメラを設置していれば、レンズを動かすこともできます。
配線不要の防犯カメラもあり
イベント会場や展示会に防犯カメラを設置する際、設置工事は最小限にしなければ、撤去作業も大変になってしまいます。ネットワークカメラであればWiFiやLTEを使って無線接続が可能なほか、屋外のイベント会場であれば、ソーラーカメラも検討できます。いずれも設置工事が難しい場所に最適です。
イベント会場の設置に強い!「防犯カメラナビ」にご相談を
東京を拠点に一都六県及び全国対応している当社「防犯カメラナビ」では、これまで多数のイベント会場への防犯カメラ、及び監視システム構築の実績があります。室内・屋外とともに防犯カメラを設置する際は、綿密な環境調査を行い、防犯設備士の有資格者がお客様の設置目的と予算に応じて最適な機種を提案します。
また、イベント会社は年間を通じて多数のイベントに参画し、その度に現場が変わります。自社で防犯カメラを所有する場合は、イベントの都度、当社提携の設置工事会社が全国どこでも設置と撤去にお伺いできます。
防犯カメラナビが実現する価格の優位性:ボランタリーチェーン
防犯カメラナビでは、全国多数の販売店・設置工事会社と業務提携しており、ボランタリーチェーンと呼ばれる物流を一本化し、当社で一括してメーカーから製品を仕入れることで、他社よりも安い仕入れ値を実現しています。また、当社ならではの独自ルートにより、大手日系メーカーが製造委託する製造メーカーと直接交渉・仕入れを行っているのも大きな特徴の1つです。お客様に大きなコストメリットを実感していただくことができるので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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