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ショッピングセンターに防犯カメラを設置。保存期間や駐車場設置の注意点

ショッピングセンターに防犯カメラの新設や買い替えを検討している担当者は、録画映像の保存期間や駐車場の設置に関して悩みを持っている様子です。

ショッピングセンターといっても規模や立地、周辺環境などは様々で、防犯カメラの設置条件なども異なります。そこで、ここではショッピングセンターにおける防犯カメラの運用の注意点を詳しく解説します。

ショッピングセンター・商業施設の防犯カメラの保存期間

ショッピングセンター・商業施設の防犯カメラの保存期間

ショッピングセンター等商業施設には必ず防犯カメラが設置されているものですが、大型モールでは警備会社に防犯カメラの映像管理を委託しているので、一般的に経営者のすることはありません。

ただし、地方の小売り店や小規模ショッピングセンター、またはテナントで入っている店舗に関しては防犯カメラを自社で設置・管理するケースもあります。

ショッピングセンターの防犯カメラの保存期間の目安は「1ヵ月」

ショッピングセンターのような商業施設における防犯カメラの保存期間の目安は「1ヵ月」程度となります。ショッピングセンターの中には10日前後しか保存していないところもあるようですが、犯罪発生後にすぐに映像を確認できるとは限りませんので、ある程度の期間を遡ることができるのが理想の管理方法となります。

防犯カメラの保存方法について

ショッピングセンターで防犯カメラを保存する場合は、主に「レコーダー」に保存することになります。警備会社にすべてを委託しているのであればあまり考える必要はありませんが、そうではない場合は録画した映像の保存方法・管理方法についてもしっかりと規則(ルール)を作っておかなければなりません。

昨今はネット接続が可能なネットワークカメラが主流のため、特徴を活かしたクラウド保存なども利用されています。しかし、クラウドの場合は月額費用が掛かるのと、保存容量によって料金が高くつくため、多数の防犯カメラを設置しなければならないショッピングセンターでは不向きとなります。

ただし、クラウドに保存すればレコーダーなど物理メモリーの設置は不要となるので、映像データを記録したHDDやSDカードの破損や紛失といったトラブルは避けることができます。

ショッピングセンターの駐車場に防犯カメラを設置。運用上の注意点とは

ショッピングセンターの駐車場に防犯カメラを設置。運用上の注意点とは

ショッピングセンターの駐車場に防犯カメラを設置する際は、屋外か屋内、平面か立体駐車場かによっても異なります。収容台数が大きければ、それだけ防犯カメラの設置台数も増やさなければなりません。

そこで、下記では防犯カメラの導入台数を最小限に抑える方法や運用上の注意点を解説します。

ナンバープレートが鮮明に確認できる高さ・向きに設置する

ショッピングセンターの駐車場における防犯カメラの目的は、「車上荒らし・悪戯・盗難・当て逃げ」が主となります。いずれも被害に遭った車両のナンバープレートを確認しなければならないので、ナンバーが鮮明に確認できるように高さや向きに配慮してください。

また、不審な入庫車両を見つける場合は、ズームができるPTZカメラの設置もおすすめできますが、担当者が遠隔操作をしてむやみにカメラを左右上下に振ってしまうと、本来の定位置から外れて、映さなければならない映像を見逃してしまう恐れがあります。

防犯カメラの最小設置台数の決め方

防犯カメラも初期費用や保守費用がかかるため、なるべく設置する台数は最小限に抑えたいところです。防犯カメラの設置台数を決める場合は、下記の手順で計算するのが一般的です。

  1. 防犯カメラでカバーしたい駐車場範囲の端から端までの水平距離を調べる
  2. 例えば水平距離が100mであり、防犯カメラ1台につき15mカバーできるのであれば、単純計算で6~7台必要となる

注意点としては、防犯カメラの機種によってレンズが異なりますので、視野角が変わります。実際に導入する防犯カメラは事前にロケテストでどのくらいの範囲を映すことができるのかは知っておくことが必要です。

ショッピングセンターの駐車場では「死角」を作らない

ショッピングセンターの駐車場は一般店舗と比較すると面積が大きいため、どうしても防犯カメラの映像に映らない「死角」ができてしまいがちです。しかし、プロの犯罪者は防犯カメラの高さや向きから死角の場所を計算することもできるので、なるべく死角を作らない設置方法を考えなければなりません。

また、どうしても死角ができそうであれば、PTZカメラやレンズの向きが分かりずらいドーム型カメラを検討するのもおすすめです。ただし、機能性に富んでいるのは四角いバレット型となるので、まずは防犯カメラの販売店の担当者に現地調査に来てもらうのがいいでしょう。

ショッピングセンター内における万引きや客トラブルを防犯カメラで解決したい場合

ショッピングセンター内における万引きや客トラブルを防犯カメラで解決したい場合

ショッピングセンター内では万引きや客同士の喧嘩、従業員と客とのトラブルに対して防犯カメラが活躍します。また、危機管理対策として、災害など非常時にも防犯カメラを原因究明に役立てることができるでしょう。

一般的にショッピングセンター内の防犯カメラは客に威圧感を与えない「ドーム型カメラ」が重宝されます。昨今は360度全方位カメラといった1台で広い範囲をカバーできる機種も増えてきましたし、ショッピングセンター内の設置カメラの映像を監視室で一括でモニターに映すこともできます。

ショッピングセンター内に設置する防犯カメラの選び方としては、ドーム型でも構いませんが、あくまでも防犯カメラの目的は「事故・事件を未然に防ぐ」ことにあります。あまりに存在感がなく目立たない場所に設置してしまうと、不審者が脅威に思わないため、犯罪を未然に防ぐことはできません。

防犯カメラはショッピングセンターの利用者を監視するのではなく、守るために設置するため、ある程度威圧感はあるべきという考え方もできます。

ショッピングセンターの防犯カメラの掲示義務はある?

防犯カメラの掲示義務はある?

ショッピングセンターで防犯カメラを設置する際は、「防犯カメラ作動中」といった看板は付けておかなければならないのでしょうか。まず、法律の観点から見ると、掲示義務は特にありません。なぜなら、ショッピングセンターのような企業や施設が防犯カメラを設置する目的は犯罪を未然に防ぐことと決まっているからです。

言い換えれば、別の運用目的であれば提示義務が発生する可能性があるかもしれません。ただし、これはあくまでも法律上は必要ないというだけであり、実際に防犯カメラに自分が映っていることに対して敏感に反応して不快感を示す人もいます。

そういったトラブルを回避するために看板を添えておくことも設置場所によっては推奨されます。

まとめ:ショッピングセンターの防犯カメラ設置は専門家の現地調査が必要不可欠

近年のショッピングセンターはレイアウトもデザイン性に富んでいて、それが原因で死角も生まれやすくなっています。面積の大小に関わらず、防犯カメラを自社で設置するのであれば、まずは防犯カメラの販売店に在籍する「防犯設備士」の有資格者に調査に来てもらい、ロケテストを含めて具体的な提案をしてもらうのが良いでしょう。

防犯カメラ販売店を選ぶ際は、できるだけ多くのメーカーの製品を扱っているところがおすすめです。予算や機能によって数多くのメーカー・機種から選ぶことができるはずです。

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